フォトトレッキングは観光地でしかやらない
登山だけは片手間にはできません。危なすぎて。
フォトウォークは、ながら作業的に撮影が可能です。
フォトポタリングも、GoPro固定すれば撮影は自動です。
しかし、フォトトレッキングだけはそうはいかない。
もちろんやろうと思えばできます。フォトウォークの山版というようなモンですから、登りながら撮るを実行していけばいいだけ。
ただその行為は山の怒りを買います。
登山は一歩間違えば平気で命を落としうるアクティビティ。「山に登る」に集中できなければ危険なんです。
僕が高尾山でしかフォトトレッキングをやらないのはそのため。
山岳カメラマンや登山家でなければ、ハードな山々に撮影機材持って挑むなんてことは不可能。そこまで行きたかったら本格的に訓練しなきゃなりません。
でも自分の考えるフォトトレッキングはカメラを使ったアクティビティのバリエーションのひとつ。目的は運動と撮影による創造性の強化。だから安全性の高い観光地登山を選ぶのです。
当然、高尾山も山ですから危険が無いワケではありません。甘く見れば事故になる可能性だってあります。それでも管理している方が多く、そこまで神経を尖らせずに登れるありがたさは言葉にならないほど。
「高尾山なんて普段着で頂上行けるからチョロいでしょ〜」とか言ってると、調子に乗ってハイクラスな山にチャレンジして取り返しのつかないことになるかもしれません。
フォトトレッキングも登山です。ただ本格的な登山が目的でないなら、撮影を楽しみたいなら、観光地化している低山にしておきましょう。
山行レベルが上がれば、また違う角度から見れるかもしれませんけどね。
取材費になります!