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着てはいけない服

行楽シーズンになると高尾山やら観光登山が楽しめるところは激混みします。

紅葉映えするこの時期を逃してたまるかッて意気込みがハンパないというか、けっこう殺伐としてる感があったりなかったり。

みんなフォトジェニックに熱狂ですよ。

普段からカフェごはんとかスマホでパッパッと写して、あちこちにシェアしてれば映えの嗅覚が鋭くなるのは自明の理。

その延長で紅葉が盛りだくさんのロケーションを嗅ぎつければ、まぁ脇目も振らず猛進しちゃいますよね。

僕もフォトトレッキングを始めたばかりの頃は時間さえ取れれば高尾山に突っ込んでたくらいで、近所の人なんじゃないかってほどでしたし。

とくに高尾山は入門しやすいスポットなので、今季からフォトトレッキングデビューするひとも多いかもしれません。

さて、もともと登山経験があればやらないでしょうが、日常の延長で高尾山行くとコットンのインナーを着ちゃう人がいるんですよ。

絶対にヤメてください。

もうね、汗だくになってそれがハンパなく冷えますから、マジで危険なんすよ。

1号路の観光ルートでも気をつけた方がいいです。僕も初心者の頃やっちゃってホントに寒くなって危なかったくらい。車で来てたんで車内で着替えて難を逃れましたけど。

タオルとか着替えとかは持ってくる人は多いんですが、素材までは気にしてないんですよ。まぁしませんよねフツー。

でも山はフツーじゃありませんから。

モンベルとか本格的な登山ウェアじゃなくてもいいので、ポリエステルやレーヨン素材の通気性のいいインナーを選びましょう。わかりにくければスポーツ用って謳ってるヤツでOK。

「いや、スポーツ用ってスカスカで寒いじゃん」て人はメリノウール100%のインナーを買ってください。

ワークマンとかしまむらにリーズナブルなのが売ってるので、あったかいのに蒸れないという超快適な体験ができてオススメです。

でも、ここまで言っても「めんどくせー」って気持ちが強くてコットンのTシャツ着ちゃうんですよね。

ダメです。
めんどくさがらないで。

どんなに上着をモコモコにしても意味ないですから。結局暑くなってアウターを脱いで、びしょびしょのシャツで汗冷えになるのがオチ。

山の途中ですぐにあったかい場所に引き返すなんて不可能ですからね。

秋冬の山をナメちゃいけませんぜ。

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Nehira| LocationQuest運営者
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