だだっ広い道を撮るなら、パース感を狙おう。
写真で「パースを取る」と、
ものすごい距離感が出てインパクトが増します。
パースとは、パースペクティブの略で、
「遠近法」のこと。
長い道やビルの谷間など、
規則性のあるモノがずっと続くような場所で
パースを取る構図にすると楽しい。
広角レンズを使って
ワイド端(一番広くなる限界)にして、
ローアングルで撮る。
すんごい遠くまで続いてるように見えない?
これは立ちながらのハイアングルでは
難しい。
広角でパースを効かすなら、
しゃがんでローアングル。
道の限界点を左右対称にするより、
左か右、どちらかに偏るとイイ感じになる。
左右対称はビルや鉄塔なんかが
向いてるかもしれない。
少し右寄りだけど、
人工物は限界点を絵の中心に取ると
幾何学模様っぽくなってカッコいい。
本格的な広角レンズじゃなくても
標準レンズのワイド端でも出来るから、
試してみてね。
取材費になります!