浄化病
1年前の記事から・・・
今日も執筆中の「龍神医学」から・・・
浄化病
五次元世界には病はありません。もちろん癌もありません。癌は三次元世界の病です。
三次元波動から五次元波動へジャンプアップするには心身魂の浄化が必須です。癌は三次元の身体とこころの浄化病の代表格です。
三次元世界はさまざまな毒が充満していました。身体に入った毒は各臓器、免疫システム、経絡経穴システム、こころと生きがいの波動を乱し汚します。腎臓が毒で冒され波動が汚れると腎不全になります。肺が毒で冒されると呼吸不全に陥ります。膵臓が毒で冒されると糖尿病になります。腸が毒で冒され波動が汚れるとアトピーや乾癬になります。心臓の毒は不整脈に、子宮の毒は不妊症や筋腫に、耳の毒は難聴になります。脳の毒は我欲と煩悩を燃え上がらせます。こころの毒は閉じこもり、自死、虐待・殺人犯になります。
東洋医学の世界では氣・血・水で生命が成り立っています。アーユルヴェーダではヴァータ・ピッタ・カパで、チベット医学ではルン・ティーパ・ペーゲンで、どれも氣血水に合致します。
三次元世界の毒に氣が冒されると、慢性疲労や孤独や悲哀、焦燥や嫉妬や憎悪、攻撃と破壊と絶望が悪化します。氣の毒は経絡経穴システムを冒します。氣が滞ったり汚れると、原因不明の難治性疾患や免疫不全、精神疾患が現れます。
毒に冒された血は身体の万病をもたらします。身体は最初、何とかして毒血を浄化しようと努めます。肝機能や糖尿の数値が悪化したり、手足のしびれや神経痛や肩こり・腰痛などが現れるのは、この血の浄化をがんばってくれている合図です。やがて身体は毒血を浄化しきれなくなり身体中に毒血があふれ出します。
千島・森下学説によれば、身体は毒血で敗血症で死んでしまうのを防ぐために臓器のどれかひとつに毒血を集めます。毒血というゴミ集積場となった臓器が癌になります。西洋医学の三大癌治療(手術・抗がん剤・放射線治療)でいくら癌を取り除いても再発や転移を繰り返してしまうのは、元々の毒血の発生を止めないからなのです。
癌は毒血の集積場です。生きるために癌となって毒血を一手に引き受けてくれた。魂のレベルから見れば、癌は生きるためのチャンスです。末期癌と診断されても、まだ数週間、数ヶ月間の余命があります。宇宙も神さまもムダなことはしません。どんな末期癌でも、癌というチャンスを与えられたという時点で、癌をクリアできるチャンスが必ずあるのが宇宙の理であり神さまの慈愛です。
癌という毒血の集積場を取り除くことも必要ですが、まずやるべきことは毒血を作るのを止めることです。どうしたらよいの? と迷っているヒマはありません。わからなければ、まず食養生と生活養生でこれまでの生き方をすべて一変させてしまいましょう。我欲と煩悩と常識がすぐに邪魔してきますが、そこで問答不要! と叫べるかどうかです。余命数週間の末期癌患者さんが古い自分をちゃぶ台返し! して治ってしまった症例報告が今では普通に見つかります。もう末期癌の治癒は奇跡ではなくなりました。キーワードは食養生と生活養生です。
三次元世界の毒は水も冒します。水は波動情報の記憶庫です。今生の誕生(受精時)から今までのすべての心身情報を記憶しています。アーユルヴェーダの脈診は、この心身情報を脈の波動から読み取ります。
今生だけではありません。水は過去生や平行次元の情報も記憶しています。身体を持たない魂の記憶も、生まれる前に今生の計画を神さまと一緒に立てた時の会話も水は記憶しています。今生の何時、どんな病が生じて、その病から何に気づき学ぶのか? その病を介して誰とどんな出会いをするのか? そんな未来の人生計画の情報も、水を通じて身体中の細胞臓器が共有しています。
水が三次元世界の毒で冒されて波動が乱れると、水が携えている過去生や平行次元の情報から封印されていた邪悪な呪いや魑魅魍魎《ちみもうりょう》が現れます。過去生や平行次元を股にかけていつも殺しに来る悪魔のような意識体が今生の誰かにインプットされたりウォークインしたりすることもあります。ひどい霊障病や幽幻病の原因になることもあります。
先の大戦の沖縄戦でガマ(洞窟)に逃げ込んだ少女が飢えと渇きに苦しみながら毒水を啜ってしまい、全身が灼熱地獄に焼かれながら死んでいった過去生が今生の霊障病の原因だった患者さんがおられました。この方は典型的な過食による水毒の患者さんでしたが、この過去生の沖縄の少女との対話で、「あれほど水に気をつけて! と言ったのに」と少女から叱られて、ようやく今生での過食の根本原因が母子関係にあることに気づかれました。
毒に冒され波動が乱れた水から漏れ出した過去生や平行次元の怨念や呪詛が今生の癌を生むこともあります。癌の原因となった怨念や呪詛をひとつひとつ過去生や平行次元から解放していくことも大切ですが、三次元波動から五次元波動へ一気にジャンプアップしてしまえば、すべての過去生と平行次元は空と無の世界に吸い込まれて完全に浄化されて消えてしまいます。
波動のジャンプアップの基本は食養生と生活養生です。過去生や平行次元由来の霊障病や幽幻病、そして癌の治療もやはり食養生と生活養生が大切なのです。
食養生と生活養生は、まず毒を摂らない、毒に近づかないことが大切です。心身に入ってしまった毒を排毒するためにも、食養生と生活養生はとても役立ちますが、最も浄化に優れているものは塩です。塩は氣血水のすべてを浄化してくれます。特に水の浄化は塩の独壇場です。
塩は体温を上げて代謝を促進してくれます。免疫力と殺菌力を高めてくれます。抗酸化力と蘇生力で老化を防いでくれます。疲労倦怠感やうつ気分は塩不足のサインです。塩と言っても精製塩は食毒です。浄化のためには、ミネラルが豊富な天然塩をしっかりと摂りましょう。塩の大家 工藤清敏さんは塩選びの目安として、ナトリウム以外のミネラルが千ミリグラムある塩、伝統的な塩田製法の天日塩、良質な焼き塩や岩塩をお薦めしておられます。日本では1キロ二千円以上の塩だそうです。
良質な塩を摂っている限り、塩の摂り過ぎは心配ありません。精製塩を摂ると病になりますが、良質な塩を摂り過ぎても、不必要な塩分はすべて尿で排泄されてしまいます。これは尿療法で毎日飲尿していると実感できます。酸化還元電位が最高値を呈する「ぬちまーす」をたっぷり使った食事を摂った翌朝の尿は、まろやかで美味しい海の味をしています。身体の喜びの波動が感じ取れるかどうか、で自分に合った塩を決めましょう。
浄化病の治療の特効薬は愛です。愛がなければ、こころも魂も浄化することはできません。五次元世界は愛の世界です。愛がなければ、五次元波動にジャンプアップすることは叶いません。
三次元世界にも三次元波動の愛はありました。しかし三次元の愛は我欲とエゴと煩悩に汚染された愛でした。三次元世界では慈愛と感謝は深い闇で覆い尽くされてきました。慈愛と感謝の裏側にはいつも我欲とエゴがつきまとっていました。三次元世界の喜びと幸せは我欲とエゴと煩悩の成就でしかありませんでした。
五次元世界の慈愛は裏表などありません。〜だから愛しています。〜してくれるから幸せです。そんな条件付きの愛は五次元波動になれません。五次元の愛は無条件です。ただ素直に好きなのです。誰が何と言っても愛しているのが五次元の愛です。
三次元世界は愛の条件で束縛することが当たり前でした。三次元の愛は低く弱い波動の愛です。だから絶えず愛を何かの形で呪縛しておかないと、愛はすぐにしぼんで消えてしまいました。
私は愛を何かの条件で束縛していないかしら?
世の中では常識だと思われていること、自分でもそれが当たり前だと信じていたことの何かが愛を束縛している条件だったと気づくと愛の浄化が始まります。ほとんどすべての浄化病の根本原因の中に、この三次元的な愛の束縛が潜んでいます。だからこそ、愛が浄化病の特効薬となるのです。
五次元世界は愛の世界ですから、必ず愛の伴侶と出会います。
浄化病の方は、三次元で発病した浄化病がまだ完治しきれない中で、五次元の愛の伴侶と出会います。愛の伴侶と共に五次元の慈愛と感謝と喜びと幸せを学んでいくに従って、浄化病はゆっくりと消えていきます。
病になったから条件付きの愛を卒業できた。
病になったから愛の伴侶にめぐり会えた。
病になったから本物の慈愛と感謝と喜びと幸せを知ることができた。
そして病に感謝できた時、浄化病は完治します。