徒然なるままに:否
生々流転/易経一日一言1228 から・・・
否 終われば傾く、なんぞ長かるべけんや。(天地否)
人災によって来る無道の乱世、暗黒の時代である「否」も、ずっと長く続くわけではない。生々流転してひとときも止まらないのが自然の摂理である。良い時もあれば、悪い時もあるように、時は絶えず循環している。
それゆえに、人情の通じない絶望的な状態であっても、状況を打開しようという力が必ず生じ、否の時代は必ず泰平の時代に向かって回復していくのである。
2022年のこの世の人々は、日本は、世界は・・・正しく「否」でしたね。
自然医学は天地自然の理で診ます。
生老病死も然り。
天地自然の理に逆らって、
もっともっと・・・
まだまだ・・・
と抗する限り四苦八苦します。
ならば天地自然の理に飲み込まれ流されるまま・・・では四苦八苦のままです。
やがて訪れる死を活かせず輪廻転生の渦に沈むだけです。
なぜ身体を持って、こころを持って、意識を持って生まれてきたのか?
心身頭があるからこそ、天地自然の理を中庸の目で眺め、感じ取ることができます。
天地自然の理を味わい、楽しみ、感謝することができるのです。
宇宙には不要な事象は何ひとつありません。
私の宇宙にはあなたが必要だった。
あなたの宇宙にも私が必要だった。
だからこうして出会った。ただそれだけです。
私の宇宙の「2022年」にも、あなたの宇宙の「2022年」にも、あの遺伝子毒や戦争が必要だった。ただそれだけです。
冬至が過ぎて、確かに天地自然に一陽来復の兆しが見受けられます。
私の宇宙の「2023年」では、否の影は次第に薄らいでいきます。
あなたの宇宙の「2023年」の否は・・・あなた次第・・・
だってそれが「生」ですから。
お日さまの陽光も、ほら もうすっかり生まれ変わって陽となっていますよ。
だから、大丈夫。
私の宇宙、私の2023年は大丈夫です。
だって、私は私の2023年を生きているのだから。
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