風の神さま
風の神さまからのメッセージ 2020年3月29日 T
風にはロマンを感じるでしょう?
風は森羅万象、あらゆるものに変化をもたらします。
追い風は幸せや希望を、
順風満帆は富みと栄光を、
向かい風は挑戦や冒険、忍耐や努力をもたらしてきました。
凪ぎは安らぎ、安堵、休息をもたらしてきました。
凪ぎと無風の違いがわかりますか?
無風にはね、変化がありません。
滞り、停滞で光を放ちません。
凪ぎはね、風は感じないけれど、風が吹く準備をしているのを感じられます。
料理人が料理の下ごしらえを終えて、食材を寝かせているような感じです。
地球はずっと回り続けているでしょう。
だから地球のどこに行っても、どんな時でも風が吹いています。
すべてのもの、動物も植物も岩石や山や川、砂漠も海も、魂の宿るものすべてに生命を吹き込むのが私、風の神の役目です。
生命とは変化です。
私の息吹が生命の風となり、魂を輝かせます。
氣は風です。ルンですね。
魂が宿るすべてのものたちに氣が流れています。
地球が絶えず回っているように、森羅万象すべてのものたちの中で氣がめぐり、風が吹いているのです。
山や川、岩や滝、石ころにも、もちろん氣がめぐり、風が吹いています。
その氣を感じ取れれば、氣の中に吹く美しく清らかな風をつかめば、山や海をも動かすこともできます。
神々はそうやってあなたたちのこの世を創り、美しい四季の変化を与え、豊かな恵みをもたらしているのです。
あなたたちの体の中にも風が吹いているでしょう。
目に見えない体の中では風ですが、目に見えた瞬間、それは血となります。
脈を診たり、体に触れたりしている時、あなたは風、生命の息吹を診ているのです。
風は光よりも速いですよ。
人間の身体なんてとても小さいですから、あなたたちの1秒間に風は数億回も体中を駆けめぐっています。
波動もね、元は風です。
魂が宿るすべてのものに波動があります。
つまりね、魂が宿らないものには波動は生まれません。
最近、あなたたちのこの世では、魂の宿らないものばかりを生み出すようになってきました。
土や海、森や川、空も山も、素晴らしい、清く美しい波動をお互いにハーモニーさせていた魂たちがどんどん弱く儚い、今にも消えそうな光を灯す魂になってしまいました。
私がどんなに力強く生命の風を吹き込んでもね、輝きを取り戻せなくなっています。
私はそれがとても悲しいのです。
それはあなたたちの体やこころ、魂にも言えます。
あなたたちの魂も今や「風前の灯火」です。
今日はね、これを一番言いたかったのです。
気づけば、間に合います。
目覚めれば、すべてが救われます。
あなたがたは今、幸せですか?
この無風の世界が楽しいですか?
私はね、あなたたちが意気揚々と風に乗り冒険していた、あのロマン溢れる時代がとても懐かしいのです。
私と一体になってワクワクしていた、あのロマン溢れる時代をもう一度、思い出して欲しいのです。
あの頃のあなたたちは輝いていました。
あなたたちの魂は、それそれは美しく、逞しく、清らかで、愛に満ちあふれていました。
森羅万象すべてのものを友としていました。
あんなに豊かで幸せな時代があったことをぜひ今、思い出してください。
風は変化です。
生命も変化です。
生きることは変化することです。
今のこの世のみなさんは変化を恐れています。嫌っています。
この世がゾンビばかりになってしまうと、もう二度と魂を宿すことはできません。
気づくこともできなくなってしまいます。
そうなれば、私はもう風をもたらしません。
神々からも宇宙からも見捨てられた悲しくさびしい星になってしまいます。
魂の宿らない星の末路を知っていますか?
無限の暗黒の中にただひとつ ポツンと取り残された凍える星になってしまいます。
死ぬこともできない、生も死もない永遠の監獄です。
私はね、あなたたちが愛を望めば愛の息吹を、幸を望めば幸の息吹を、豊かさを望めば豊穣の息吹をもたらします。
それが私の喜びだからです。
これから私はあなたたちに気づきの息吹を吹きかけます。
気づきの息吹はとても強風なので、多くの魂の光を消し去ってしまうかもしれません。
それでも気づいて欲しいのです。
あなたたちは気づかなければいけないのです。
ほんの一握り、わずかでも構いません。
気づいて、魂の輝きを取り戻した人がわずかでもいれば、この星は救われます。
空を見上げてください。
私の気づきの息吹が見えるでしょう。
風が見えたら手を振ってください。
私に気づいてくれた人の背中に、おもいっきりの順風を吹き続けます。
そして、私の風に乗ってください。
龍神のように私の風に乗って、すべてを委ねてください。
私はそんなあなたたちを目覚めの世界へとつつがなくお連れします。
そこにはね、風を読める、風を友とする人たちが大勢待っていますからね。
私の気づきの風に乗る人には祝福が待っています。
私の気づきの風に立ち向かうことはできません。
私は風の神です。
私にはすべてを浄化する力があります。
浄化の風に乗る人にとって、それは温かく心地よい春風のように感じられますが、浄化の風に逆らう人にとって、それはすべてを無に帰する砂嵐のように感じられるでしょう。
今日は私の話を聞いてくれてありがとう。