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死に方の極意(3)
拙著「黄泉医学」から・・・
死のステップ その3
もう皆さんは知ってしまいましたよね。
死んで肉体を魂が離れたら、そこは「想念の現実化」の世界だということを。
まずは、今生で最もお気に入りだった姿になりましょう。
どの年齢にでも若返ることができますよ。
イメージの世界は嘘も方便な世界ですから、超美人やイケメンに修正するのもOKです。
そして天国&極楽をイメージしましょう。
ご自分の宗教のとおりのイメージでも、自分で自由に極楽を創っても構いません。
先だたれた愛する伴侶や子どもとの再会をイメージすれば、とてもリアルな感動の再会のビジョンを現実化できます。
世界旅行をしたり、未来旅行をしたりすることもできます。
十分に想念の現実化を楽しんだら、次のステップへと昇っていきましょう。
死んですぐのこの段階で、今生をあまりに悔やんだり、嘆いたり、反省したりをし過ぎると、魂はそんな嘆きと反省に満ちた今生を「想念の現実化」してしまいますからご用心を!
今生をもう一度やり直したい・・・なんて想念すると、今生の始まりにタイムスリップして、そのまま今生をやり直すことになります。
輪廻転生ではなく、平行次元の無限パラドックスにはまってしまい、抜け出せなくなってしまう恐れもありますよ。つまり、今生を何度も繰り返す。
これは別次元の誰か(同じ魂がベストです)が救い出してくれない限り、永遠に今生をクルクル回り続けてしまいます。
もちろん、生まれる時に前回の人生のことは忘れてしまっていますが、それでも何度も同じ人生を繰り返していると、いくつかの記憶がかすかに残っています。
この人は初対面なのに、何となくどこかで出会ったことがある?
この場所は初めて来たのに、何となく昔から知っているような気がする?
この事件と同じことを、前にどこかで経験したことがある?
これをこのまま続けると、きっと大変なことになりそうな予感がする?
デジャブの多くは、同じ人生の繰り返し経験から来ています。
魂の何かへの執着がとても強い場合に、同じ人生を何度も繰り返してしまいます。
それは、お金や支配や権力などの我欲への執着のこともあります。
セックスと愛と快感、美食と食欲と満足感、健康と生と恐怖感などの快感と煩悩が、人生の繰り返しを求めることもあります。
その人生からどうしても学びたい智恵があるので、何度も繰り返して学び尽くそうとしていることもあります。
デジャブの多い人生は、とても重要な人生です。
特にデジャブが多い場面は、その人生のハイライトであり、そこに大きな気づきと学びが隠されています。
生きている間は、その人生が何回目なのかはわかりませんが、死んで魂となれば、何度も同じ人生を繰り返してきたことがわかります。
何度も同じところで間違えてしまったことも、いつも大切な出会いをつかみそこなってしまっていたことも、魂になればわかります。
その人生を繰り返しながら、同じ失敗を何度も体験していけば、やがていつかは大きな気づきを得ることができます。魂はそれを求めています。
もし今、あなたにデジャブが押し寄せていたら、それはすばらしい気づきを得て、今生を卒業できるチャンスが到来しています。
もし今、あなたが死の床についていて、今生に気づきも幸せもなかったと悲嘆していても大丈夫です。
「リベンジするぞ!」と決心して死を迎えれば、あなたのこの世でのお葬式が終わる頃にはすでに、あなたは今生をやり直しているでしょう。
「今生がこんなに悲惨だったのだから、来生もきっとダメだろう・・・」
「今生で幸せやよいことが何もなかったのは、過去生のせいだ!」
今生は何度でも繰り返せます。今生を悔やむことなどないのです。
死の方の極意 その3
今生を悔やむな!