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「責任感がない」?ー習志野市の高校生・小川瑞稀
2007年2月9日生まれ、水瓶座。八千代市立萱田小学校、同市萱田中学校卒業、現在は千葉県立津田沼高等学校2年生。性格は本人曰く「優しい」「一度決めたらやり続ける」タイプ。一方で「責任感がない」とも。高校理科部生物班で部長を務め、その繋がりで谷津干潟ユースに所属。
「一度決めたらやり続ける」性格
八千代から津田沼高校まで距離にして片道13キロ。片道で1時間くらいなんですけど、毎日自転車で通ってます。今のところ電車に頼ったことは(雨でも)一度もないので、決めたらやり通すってところはあると思っています。
習志野市の好きなところ(場所)
個人的な話になりますが、本を読むのが好きで、自転車登下校の道にある中央図書館をよく利用していて、お気に入りです。綺麗ですしね。
ー谷津干潟ではないんですね。(笑)
谷津干潟は高校の隣で馴染み深いですが、「好き」でいうとそっち(図書館)かな、と(笑)
でも、普段触れ合えない鳥や他の生物もいて、興味深い場所ではあると思ってます。この前は部活動交流会で7校が集まった時、「ズグロカモメ」っていう珍しい鳥がいたりして、「他の高校の生徒も惹きつけるような魅力があるんだなあ」と思いました。
「谷津干潟ユース」での活動を始めたきっかけは?
谷津干潟ユース(以下ユース)は、理科部生物班に入ると同時に加入するようになっているんです。なので半ば「強制参加」みたいな感じですね(笑)
ー理科部生物班へはなぜ入ったんですか?
純粋に、生物が可愛くて、触れ合いたいと思っていたことがきっかけです。幼い頃に家でミニチュアダックスフンドを飼っていたこともあったり、小動物とか、癒される動物が好きで。亀さんとかも好ですよ。今は自宅でニホンウナギを飼っています。
ーニホンウナギ!?珍しいですね!
「いつか食べるの?」とかよく言われたりします(笑)でも、意外に顔が可愛かったりするんですよ!
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理科部生物班の活動
今日は湿地の日の企画出展で、海藻を使った紙すき体験と、色々な生きものの樹脂標本の展示をしました。ユースとしては底生生物の調査を手伝ったり、学校では標本づくりを行ったりしてます。楽しいですよ。
ー今日のイベントはどうでしたか?
正直、お客さんが少なくて寂しかったです・・・。僕たちは準備を頑張ってきたけど、子どもたちにもっときてもらえたら嬉しかったな、と思ってます。
大学進学後の展望
ー大学進学後も、生物に関わる勉強や活動を続けていくんですか?
将来の職業としては、小学校教員になりたいと考えています。「習志野リーダーズ」というほかの活動で、小学生に対して企画を行なって公民館で実施するボランティアに参加したことがきっかけでした。そこで小学生が僕にだけお菓子をくれたり、すごく懐いてくれたのが嬉しくて。それって一つの才能というか、向いてるのかなと思ったことがきっかけで、教員になりたいなと思っています。
ユースの活動は「環境保全」が目的
ユースの活動の主な目的は「保全」で、今は環境を調査している段階です。この調査を活かして何かしらの活動に役立てるようにできたらなあ、と思っています。
あとは、今って授業とかでも「SDGS」だとか、「環境問題」とかのテーマをよく扱うんですが、やるだけやって実際に行動することって全然ないよなと感じていて。そんな中、ユースの活動を通して実際に環境問題に対して考えたり取り組むことができているというのは貴重な経験だなと思います。そういう機会を与えられたからには、頑張っていきたいなと思ってます!
いつか習志野市のフォトマトペをつくりたい!
ーLocaMでは企画中のボードゲーム「フォトマトペ習志野」に採用するため、インタビューをお願いした方から「習志野のお気に入りの写真」をいただいています!小川くんのお気に入りの写真はありますか?
はい!中央図書館から直線上にある大久保商店街の「ゆうろーど」です!
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ありがとうございます!
インタビューでいただいた写真は「フォトマトペ習志野」作成につかわせていただきます😊
自称「責任感がない」と言っていた小川くん。とんでもないです。自転車通学のエピソードはもちろんですが、「学校ではSDGSを勉強するけど、実際にはできていない」という問題への気づきとユースでの活動の意味とが結びついているのって素晴らしいなと感じました。高校2年生でこんな話ができるのがすごいです。これからも頑張ってください!また6月、谷津干潟で会いましょう!
(ライター・山口絢香)
LocaMでは、これからも習志野に住む人が習志野をもっと好きになるきっかけを発信します!
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