「子どもたちが大人になった時、商店街があってよかったと思えるように」谷津遊路商店街の理事長ー風見一輝さん
谷津遊路商店街 理事長になったきっかけ
消防団に所属していて、前理事長の方から任命されて、商店街理事長を務めることになりました。この商店街には事務員さんがいて、理事が8人いて「みんなでつくっている商店街」という感覚で、他の商店街にはあまりないシステムなんですが、とてもいい環境で理事長をさせてもらっています。
ーとても雰囲気の良い商店街ですよね。
茨城からきたときから、良い商店街だなと感じていました。車がほぼ通らない、狭い遊歩道なので、歩きで人がたくさん訪れて賑わうんですよね。
夜になると明るく照らされている感じではなく、薄暗くてノスタルジックなのもいいですよね。チェーン店はほぼなくて、ここならではのお店がほとんどというのも、お客さんに喜んでもらえています。
消防団の活動
消防団の活動があって習志野を好きだなと思ったし、谷津を拠点に活動していけると思えたんです。現在は消防団副団長として活動していて、火災のときはもちろんですが、地域のイベント活動などに消防団として参加しています
さらに消火の速度を競う、操法大会の練習があり、2日に1回集まるというのがあって。それがまさに「部活」。みんなそれぞれの仕事があり、大変な中で志を一つに集まっているので、絆がとても深まるんです。茨城から越してきて友人もいない中、その活動で谷津周辺の方との濃い関わりがどんどん増えていって、本当に習志野が好きだと感じたんですよね。
ー2日に1回!本当に部活みたいですね。
この年になって毎日筋肉痛になりながら、次の日も仕事を頑張って、みたいなことってあまりないとおもいます。大変ではありますが、色んな人と出会うことができるし、青春を味わうことができる場所なんです。
「子どもたちが大人になった時に、あってよかったなと思える商店街を」
小学生の子どもたちが、商店街を見に来ることがあるんですが、そのときに僕がいつも話すことがあって。「みんなが大人になった時も、谷津商店街があってよかったな、と思える商店街をつくりたい」と話しています。例えばその子どもたちが、習志野を離れてしまっても、いつか思い出したときに地元が好きな材料であれるようにしていきたいです。今の子どもたちより、もっとあとの子どもたちにもそう思ってほしいですね。
これから、谷津の人口は減っていくというデータもありますが、訪れる人の減少でお店が廃れていってしまわないように守っていきたいです。
習志野の好きなところ
自然、街、病院、学校、電車、高速の入口…、コンパクトな習志野市のそのどれもが凝縮されていて、大人と子供も住みやすいところがやっぱり何よりの魅力だなと感じます。
【いつか習志野市のボードゲームをつくりたい!】
ーLocaMでは、みなさんから習志野市の好きな場所のお写真を集めていつかボードゲームを作ろうと思っています!
風見さんの好きな場所はどこですか?
やっぱりここの商店街ですね。この写真は、商店街の入口で取った集合写真なんです。
僕と副理事長と専務理事長で、「行こう!憩う!やつゆうろ!」という文言の書いた横断幕と一緒に。この文言は2人がいないとできなかったものなので、まさにみんなでつくっている商店街なんだということが現れていて、気に入っている写真です。
それから、「巨人軍発祥の地」の写真です!私が茨城から引越してきた頃、当時巨人ファン(今はロッテ)だったので、谷津って凄い所だ!と感動した思い出があります。
【習志野テレフォンショッキング】次のインタビュー先を推薦!
ー風見さん、次のインタビュー先に推薦する習志野市の方はどなたですか?
袖ケ浦にある三河屋豆腐店の鈴木さんという方です。豆腐がとにかくおいしいんですよ。鈴木さんはすごく情熱のある方で、大豆を遠方まで買い付けに行ったりとこだわりある豆腐作りをされているので、もっとみんなに知ってほしいお店です。
風見さん、ありがとうございました!
LocaMでは、これからも習志野に住む人が習志野をもっと好きになるきっかけを発信します!
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