地元のお祭り職場体験学習
町内会、という言葉を一度は聞いたことがあるのではないだろうか。
説明すると以下の通りで、
この町内会への加入率の減少が全国的に問題となっている。
この問題の原因として、
・単身世帯の増加
・町内会内の高齢化
・町内会の参加に対するメリットの少なさ
等々が挙げられている。
またそもそも町内会制度ができた当初、会員の中でも”自営業”の割合が大きくあった中で、近年は自営業の割合も低下し、サラリーマンの割合が増加していく時代の流れにおいて、
仕事をしていく上で重要であった町内会→仕事の片手間に仕方なく参加しなければいけない町内会
へと役割が時代と共に大きく変化してきた。
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町内会へ参加する意義はおそらく、「地域貢献への実感」や「居住地での認知拡大」であると考えられる。
居住地に対する貢献度を地域住民に示すことのできる場
住民に自身の生業をアピールできる場
それが町内会。
そうした意味合いで行くと、昨今の高齢化する町内会、そしてこれまでは参加する事で享受できたものがなくなった町内会に、
若者(次世代)が参加するのかと言われると、難しいのが現状であろう。
そうしたいわゆる、日本の「詰んでいる町内会」の現状を変えるには、
市民が大人になる前の段階で町内会に対する意識を変える必要がある。
社会人になるまでの段階、中高大生を対象に、住民自治を職場体験のように知れる機会を作っていく必要があると考える。
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これまで町内会が決めてきた枠組みの中で、地域参加をしてきた若者。
その枠組みを考える所から若者の参加を促す必要があるのではないだろうか。
例えば地元のお祭りで考えると、これまでは町内会を中心に、
「どんなテーマで、どんな規模感で、どんな内容で」やるかを決め、
それに必要な人材を集めるといった手段が常套手段であろう。
そうではなく、そうした初期の段階から積極的に若者の声を反映していくことで、
参加するお祭り→一緒に盛り上げるお祭り
へと変わっていくのではないだろうか。
お祭りはあくまで一例に過ぎない。
ただ、まずはお祭りから始めるのかかなり得策だと感じる。
皆が慣れ親しんだ地域行事に、まずは楽しく参加してみる。
その後、更に広い視野でまちづくりに携われる土壌を作っていく。
そうした、若い世代の日常に再度町内会の日常を落とし込むことで、
詰んでいた町内会の在り方が変化していくと私は考える。
この時代の流れでは、30年後、50年後には町内会の継続はかなり難しいであろう。
今この段階で、時代にあった町内会の在り方をこれからを生きる若者を巻き込んだまちづくりをしていくことが必要。
そうしたまちづくりが実現できるよう、学校・行政と連携した施策、
まずは「お祭り職場体験学習」の導入をこのnoteで提唱したい。
そんなまちづくり・町内会について語ってみた回でした!
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