見出し画像

L2で『留職生2024』を募集します。【家賃ゼロで南伊豆に"1年間"滞在】 ゲストハウスを運営/事業を試す/ローカル×編集を学ぶ。

こんにちは。
一般社団法人南伊豆編集室 代表理事のイッテツです。

静岡県伊豆半島の最南端、南伊豆町でゲストハウス『ローカル×ローカル(以下:L2)』を運営しています。今年で4年目です。

その他にも、僕はnoteで漫画「ローカル×ローカル」を連載しています。この物語は、縁もゆかりもない主人公が地方に移住し、自分の仕事をつくるまでの話です。

あとは、1対1の暮らし体験プログラム「南伊豆くらし図鑑」や、ローカルメディア「南伊豆新聞」をやっています。
詳しくは漫画を読んだり、こちらの記事を参考にしてもらえると!

今回、L2では「留職」したい方を募集します。

"留学"というと「学ぶ」がメインですが、留職は滞在先でスタッフとして関わってもらうことを指します。自分がこれまで培ってきたスキルを、地方で試せる機会にもなるかもしれません。

2022年にスタートした留職プログラムですが、このプログラム参加者のなかから、2年連続で南伊豆に移り住む人が現れました。

留職プログラムがきっかけで南伊豆へ移り住み、お店を作ろうとしている人もいます(2024春、南伊豆にセレクト書店がオープンする予定)

それでは、具体的に留職の内容、下記になります。

①家賃ゼロで南伊豆に1年間滞在してみる 
②ゲストハウスを運営してみる(メイン業務)
③宿1階の屋台を使って、お試し店舗をやってみる
④ローカル編集者になってみる。
例:Webメディア『南伊豆新聞』で南伊豆の先輩事業者にインタビューし、情報発信までやってみる(編集学校、添削あり)

※留職生は家賃がゼロの代わりに、アルバイト代は発生しません。
 対象は社会人の方(26~35歳まで)
です。
※応募締切:2024年2月12日(日)23:59まで

はじめに(まえがきのようなもの)

この留職プログラムは、以前は夏の繁忙期(7~9月)限定のプログラムでしたが、2024年は1年間にします

理由としては、自分の事業をつくるためには、1年間生活をしながら、この土地の雰囲気を知っていくのがいいと思ったからです。

お米農家さんと田植えを手伝って、日本酒をご馳走になったり
ローカル編集者として、南伊豆で暮らす人たちにインタビューを行い、関係性をつくってみたり
自分でイベントを企画してみたり
のんびりサーフィンをやってみたり
他のお店でアルバイトしてみたり
暮らし体験プログラム「南伊豆くらし図鑑」で薪割りをしてみたり
1年の滞在を通じて、自分のやりたいプロジェクトを試してみたり(タコス屋をやりました)

ここで得られた経験は、南伊豆以外の場所でも活きてくると思います。

ではざっくりですが、1年間のスケジュールです。

①4月〜6月:研修期間(地元の人たちと交流しながら、宿業務や取材や文章の書き方、発信までを学ぶ)
②7月~9月:繁忙期の宿を学生インターンと運営してみる
③10月以降:事業づくりの準備・実践期間また、ローカル編集者として南伊豆新聞を運営。3月には集大成として卒業制作をやってみる

というわけで・・・。まずは1年間地方に暮らしながら、自分がやってみたいことを試して、育てていく。そんなプログラムです。

「あ、呼ばれてるかも?」と思った方は、このまま読み進めてください。

ここからが本題です。

①家賃ゼロで、ローカルにふれる、滞在する

南伊豆町は、「熱海駅」から電車で1時間半、
終点「伊豆急下田駅」からバスで30分で到着する、伊豆半島の最南端です。

弓ヶ浜(宿から自転車で20分)

夏の時期は、海を目指す多くの観光客で賑わいます。

夏にだけアクセスできる人気の観光地「ヒリゾ浜」

宿がある下賀茂商店街は、温泉地。そこら中で、湯気がもくもく。

周辺の遊歩道。のんびりしてます

宿からはスーパー、24時間コンビニ、役場、交番、郵便局、ドラッグストアが徒歩圏内。なので、割と便利です。

では、観光っぽい話はここまで。

僕がここへ移住して6年が経ち、感じることがあって。

それは、ツテ無しでいきなりローカルに行っても、よほどのことがない限り、ただの観光客として終わることです。

短い滞在では、地元の人が本当におすすめしたいことは教えてくれないし、名前もなかなか覚えてもらえません。

ですが、この留職プログラムでは長期滞在を通して、地元の人とゆっくり関係をつくっていくことができます。

「ローカルで暮らすことって、実際どうなんだろう?」

この土地で生きる人たちとの時間を通じて、これからの暮らしを考える期間にできると思います。

また、空いた時間に個人の仕事をやったり、今の仕事がリモートでできるなら、そちらと並行しつつ、も全然ありです(むしろ推奨)。

②ゲストハウスのバックヤードを知れる、学べる

宿を運営していると、「いつか地方でゲストハウスをやりたい」という方がいらっしゃいます。

ですが、そうは言っても「地方移住はこわい」「スタッフとして就職するのはちょっと重い」など。

ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
そんな方にとって、お試しでゲストハウスの世界にふれるいい機会になればと思います。

宿のBAR営業(ゲストさんとおしゃべりすることも)

また、僕がゲストハウスを立ち上げるまでの話や、これまで学んできた知見をシェアしたいと思っています。

とはいえ、夏の繁忙期はめちゃくちゃ忙しいです。さらにローカル×ローカルでは夏の間、学生インターンを受け入れています。

留職生には、現場全体のフォロー(マネージャー業務)も担ってもらいます。夏はこっちがメイン業務になると思ってください。

宿の清掃時の風景

③「お試し店舗」にチャレンジ

宿にある「屋台」を使って、お試し店舗をやってみることができます。
例えば、1階でコーヒーを出したり、イベントを企画したり。いつか地方で仕事したい方にとって、「試しにやってみる」という経験ができます。

小さな屋台ですので、できることに限りはあります。
ですが、小さくとも、ローカルでお店を開く楽しさ、むずかしさを感じてもらえるはずです。

④ローカル編集者になってみる。編集学校付き。

今回、留職生にも、僕が運営しているWebメディア(南伊豆新聞)でインタビュー&発信にもチャレンジしてもらいます。

未経験でも大丈夫です。僕が文章の書き方、インタビューのやり方、企画の作り方などシェアします。

南伊豆で事業を行う人たちにインタビューすることで、その人との関係性を深めるだけでなく、自分の事業づくりのヒントになるはずです。

ローカル×ローカルの1日(参考程度に)

A:閑散期
9:00    スタッフMTG
〜12:00 清掃 or その都度必要なタスクを依頼 
13:00     フリー or お試し店舗運営
15:30〜 宿ゲストがいる場合はゲスト対応(他スタッフと交代制)
22:00  撤収

B:夏季繁忙期(7~9月)
7:30    スタッフMTG(学生インターンも一緒に)
〜12:00 清掃
15:30〜 ゲスト対応(学生インターンと交代制)
22:00  撤収

※こちらは、あくまで一例です (臨機応変)。

募集概要

募集人数:2名
条件  :社会人の方(26~35歳まで)
期間  :2024年4月1日〜2025年3月31日まで

内容:︎
①家賃ゼロで1年間地方で暮らしてみる。
 ※光熱費(月5,000円)はいただきます。
 車を持ってくる場合、駐車場代が別途2500円かかります。
②ゲストハウスの業務(掃除 / ゲスト対応/ 学生インターンのサポート.マネージャー業務etc)
③宿1階で、お試し店舗を出店(希望者のみ)
④ローカル編集者になってみる。
例:Webメディア『南伊豆新聞』で南伊豆の先輩事業者にインタビューし、情報発信までやってみる(編集学校、添削あり)

※閑散期はご実家に帰ったり、旅行に行ったりと、柔軟に対応可能です(事前にご相談ください)。忙しい時期(GW・年末年始・夏季7月~9月・2月中旬)は宿業務を優先してもらいます

※この留職体験につきましては、家賃がゼロの代わりに、アルバイト代は発生しません

お休み:週2日
※お盆期間はフルで入ってもらいます。

食事:別途。

一度、プログラム参加前にL2に泊まってみるのをお勧めします。

応募の流れ

こちらまでお問い合わせください
応募締切:2024年2月12日(日)23:59まで

連絡がいきます ※全員に結果をご連絡いたします。

(宿のスケジュール、希望とマッチしそうな方と) Zoomで顔合わせ。

当日会いましょう!(下田駅まで車で迎えに行きます)交通費自己負担。

住居

宿から徒歩1分のコミニュティスペース2階に住んでもらいます。2023年にリノベーションしたのできれいです。

留学生のお部屋(デスクの柱は、閉園した幼稚園からいただいたもの)

留職生2024。合っている人は、こんな人です。

・ローカルに興味がある
・ゲストハウス運営に興味がある
・リモートで仕事ができる
・発信/文章を書くことに興味がある
・都市部と地方、いい塩梅を探している
・地方で何か事業をやってみたい
・移住先を探している
・直感で「ここだ!」と思った方
etc

合っていない人

・貯金が全くない人(アルバイトは南伊豆でできますが、全くお金がない状態で来るのはしんどいと思います)
・共同生活がむずかしい人(人との関わりは避けられません)
・直感で「違うな」と感じた方(直感だいじ!)
・湿気に耐えられる方(6月~8月は湿気がすごいです)

「都市も大事にしつつ、ローカルで暮らしてみたい」

「ここを足掛かりに、何かをやってみたい」という方、お待ちしてます。

ご応募はこちらから(応募締切:2024年2月12日(日)23:59まで)

2023の留職生 せりなさん、ポジくんが体験談を書いてくれました。
ご参考までに。※プログラムは同じではありません。


いいなと思ったら応援しよう!