L2で『留職生2024』を募集します。【家賃ゼロで南伊豆に"1年間"滞在】 ゲストハウスを運営/事業を試す/ローカル×編集を学ぶ。
こんにちは。
一般社団法人南伊豆編集室 代表理事のイッテツです。
静岡県伊豆半島の最南端、南伊豆町でゲストハウス『ローカル×ローカル(以下:L2)』を運営しています。今年で4年目です。
その他にも、僕はnoteで漫画「ローカル×ローカル」を連載しています。この物語は、縁もゆかりもない主人公が地方に移住し、自分の仕事をつくるまでの話です。
あとは、1対1の暮らし体験プログラム「南伊豆くらし図鑑」や、ローカルメディア「南伊豆新聞」をやっています。
詳しくは漫画を読んだり、こちらの記事を参考にしてもらえると!
今回、L2では「留職」したい方を募集します。
"留学"というと「学ぶ」がメインですが、留職は滞在先でスタッフとして関わってもらうことを指します。自分がこれまで培ってきたスキルを、地方で試せる機会にもなるかもしれません。
2022年にスタートした留職プログラムですが、このプログラム参加者のなかから、2年連続で南伊豆に移り住む人が現れました。
それでは、具体的に留職の内容、下記になります。
※留職生は家賃がゼロの代わりに、アルバイト代は発生しません。
対象は社会人の方(26~35歳まで)です。
※応募締切:2024年2月12日(日)23:59まで
はじめに(まえがきのようなもの)
この留職プログラムは、以前は夏の繁忙期(7~9月)限定のプログラムでしたが、2024年は1年間にします。
理由としては、自分の事業をつくるためには、1年間生活をしながら、この土地の雰囲気を知っていくのがいいと思ったからです。
ここで得られた経験は、南伊豆以外の場所でも活きてくると思います。
ではざっくりですが、1年間のスケジュールです。
というわけで・・・。まずは1年間地方に暮らしながら、自分がやってみたいことを試して、育てていく。そんなプログラムです。
「あ、呼ばれてるかも?」と思った方は、このまま読み進めてください。
ここからが本題です。
①家賃ゼロで、ローカルにふれる、滞在する
南伊豆町は、「熱海駅」から電車で1時間半、
終点「伊豆急下田駅」からバスで30分で到着する、伊豆半島の最南端です。
夏の時期は、海を目指す多くの観光客で賑わいます。
宿がある下賀茂商店街は、温泉地。そこら中で、湯気がもくもく。
宿からはスーパー、24時間コンビニ、役場、交番、郵便局、ドラッグストアが徒歩圏内。なので、割と便利です。
では、観光っぽい話はここまで。
僕がここへ移住して6年が経ち、感じることがあって。
それは、ツテ無しでいきなりローカルに行っても、よほどのことがない限り、ただの観光客として終わることです。
短い滞在では、地元の人が本当におすすめしたいことは教えてくれないし、名前もなかなか覚えてもらえません。
ですが、この留職プログラムでは長期滞在を通して、地元の人とゆっくり関係をつくっていくことができます。
「ローカルで暮らすことって、実際どうなんだろう?」
この土地で生きる人たちとの時間を通じて、これからの暮らしを考える期間にできると思います。
また、空いた時間に個人の仕事をやったり、今の仕事がリモートでできるなら、そちらと並行しつつ、も全然ありです(むしろ推奨)。
②ゲストハウスのバックヤードを知れる、学べる
宿を運営していると、「いつか地方でゲストハウスをやりたい」という方がいらっしゃいます。
ですが、そうは言っても「地方移住はこわい」「スタッフとして就職するのはちょっと重い」など。
ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
そんな方にとって、お試しでゲストハウスの世界にふれるいい機会になればと思います。
また、僕がゲストハウスを立ち上げるまでの話や、これまで学んできた知見をシェアしたいと思っています。
とはいえ、夏の繁忙期はめちゃくちゃ忙しいです。さらにローカル×ローカルでは夏の間、学生インターンを受け入れています。
留職生には、現場全体のフォロー(マネージャー業務)も担ってもらいます。夏はこっちがメイン業務になると思ってください。
③「お試し店舗」にチャレンジ
宿にある「屋台」を使って、お試し店舗をやってみることができます。
例えば、1階でコーヒーを出したり、イベントを企画したり。いつか地方で仕事したい方にとって、「試しにやってみる」という経験ができます。
小さな屋台ですので、できることに限りはあります。
ですが、小さくとも、ローカルでお店を開く楽しさ、むずかしさを感じてもらえるはずです。
④ローカル編集者になってみる。編集学校付き。
今回、留職生にも、僕が運営しているWebメディア(南伊豆新聞)でインタビュー&発信にもチャレンジしてもらいます。
南伊豆で事業を行う人たちにインタビューすることで、その人との関係性を深めるだけでなく、自分の事業づくりのヒントになるはずです。
ローカル×ローカルの1日(参考程度に)
募集概要
応募の流れ
住居
宿から徒歩1分のコミニュティスペース2階に住んでもらいます。2023年にリノベーションしたのできれいです。
留職生2024。合っている人は、こんな人です。
合っていない人
「都市も大事にしつつ、ローカルで暮らしてみたい」
「ここを足掛かりに、何かをやってみたい」という方、お待ちしてます。
ご応募はこちらから(応募締切:2024年2月12日(日)23:59まで)
2023の留職生 せりなさん、ポジくんが体験談を書いてくれました。
ご参考までに。※プログラムは同じではありません。