【南伊豆でゲストハウスに関わる/地方で試してみる5ヶ月間】ローカル×ローカル留職生2025年を募集します
こんにちは。
一般社団法人南伊豆編集室 代表理事のイッテツです。
静岡県伊豆半島の最南端、南伊豆町でゲストハウス『ローカル×ローカル』を運営しています。
その他にも、僕は漫画家としても活動しています。noteで連載している漫画「ローカル×ローカル」は、縁もゆかりもない主人公が地方に移住し、自分の仕事をつくるまでの話です。
また、1対1の暮らし体験プログラム「南伊豆くらし図鑑」や、ローカルメディア「南伊豆新聞」を運営しています。
詳しくは漫画を読んだり、こちらの記事を参考にしてもらえると!
今回、ゲストハウス「ローカル×ローカル」(以下:L2)では「留職」したい方を募集します。
ローカル×ローカルを一緒に作ってくれる人、ご応募お待ちしております。
"留学"というと「学ぶ」がメインですが、"留職"は滞在先でスタッフとして関わってもらうことを指します。自分がこれまで培ってきたスキルを地方で試せる機会にもなるかもしれません。
※留職生プログラムは、アルバイト代は発生しません。
対象は社会人の方(26~36歳まで)です。
★はじめに 必ず読んでください★
このプログラムには、僕が地方で暮らす上で「こんなふうに地元の人を繋いでもらいたかった」「こういう環境で事業を試してみたかった」が反映されています。
留職生は、僕が地域の人と築いてきた7年間の関係性の上で自分を試すことができます。このチャレンジができる土台は、お金では代え難い価値(関係資本)だと僕は考えています。
その価値をわかってもらえる人が、このプログラムに向いている人です。
繰り返しますが、このプログラムではアルバイト代などは発生しません。
お金を稼ぎたかったら、他のところが絶対おすすめです。もちろん、お金以上の価値(人との出会い/経験)を提供できる自信はありますが、それがいいと思うかの感覚も人それぞれですし、これが自分にとって学びになると感じられる人に来てほしいです。
「都市も大事にしつつ、ローカルで暮らしてみたい」
「ここを足掛かりに、何かをやってみたい」
という方、このまま続きを読んでください。
これまでの留職生の動き
2022年にスタートした留職プログラムがきっかけで、これまでに3人、南伊豆に移り住む人が現れました。
留職プログラムがきっかけで南伊豆へ移り住み、本屋を始めた人や・・・
サーフィンをやりながら、出張でタコスを提供している人や
サインペインター(看板屋)として活動しながら、南伊豆町の地域おこし協力隊になる人も現れました。
ただし、これは移住促進のプログラムではありません。
留職プログラムの卒業生には他にも、岐阜でゲストハウスを始めようとしていたり、東京で飲食店を始めようとする人がいたり。みんなそれぞれで頑張っています。
では、卒業生たちは留職プログラムを通じて、どんな風に南伊豆で過ごし、何を得ていったのでしょうか?
最後まで読むことで見えてくるかもしれません。
①5ヶ月間、ローカルにふれる、お試しで滞在する
南伊豆町は、「熱海駅」から電車で1時間半、
終点「伊豆急下田駅」からバスで30分で到着する、伊豆半島の最南端です。
夏の時期は、海を目指す多くの観光客で賑わいます。
宿がある下賀茂商店街は、温泉地。そこら中で、湯気がもくもく。
宿からはスーパー、24時間コンビニ、役場、交番、郵便局、ドラッグストアが徒歩圏内。なので、割と便利です。
では、観光っぽい話はここまで。
僕がここへ移住して7年が経ち、常日頃感じることがあって。
それは、ツテ無しでいきなりローカルに行っても、よほどのことがない限り、ただの観光客として終わることです。
短い滞在では、地元の人が本当におすすめしたいことは教えてくれないし、名前もなかなか覚えてもらえません。
ですが、この留職プログラムでは、長期滞在を通して、地元の人とゆっくり関係をつくっていくことができます。
そうなる補助線として、留職生には僕が運営している暮らし体験プログラム「南伊豆くらし図鑑」に必ず2回参加してもらいます。
観光とは異なる形で、地元の人と交流を深め、知り合いを広げていくことができます。詳しくは動画やジモコロの記事を参照してください。
「ローカルで暮らすことって、実際どうなんだろう?」
この土地で生きる人たちとの時間を通じて、これからの暮らしを考える期間になるはずです。
②ゲストハウスのバックヤードを知れる、学べる
宿を運営していると「いつか地方でゲストハウスをやりたい」という人がいます。
ですが、ハードルが高いと感じる人もいると思います。そんな方にとって、お試しでゲストハウスの世界にふれるいい機会になればと思います。
希望があれば、留職期間中に僕がゲストハウスを立ち上げるまでの話や、これまで学んできた知見をシェアするつもりです。
なお、夏の繁忙期はめちゃくちゃ忙しいです。
さらにローカル×ローカルでは7月半ばから9月半までの間、学生インターンを受け入れています。
留職生には、現場全体のフォロー(インターン生のサポートや、シフトの調整など)も担ってもらいます。夏はこっちがメイン業務になると思ってください。ここからもいろんなことが学べるはずです。
他には、宿泊イベントのサポート(宿泊者のフォロー)も行ってもらいます。特典として、イベント時はゲストによる講義も(お手伝いはしてもらいますが)聴くことができます。
こういった人たちとの出会いも、L2の魅力です。
③「お試し店舗」にチャレンジ
宿にある「屋台」を使って、スタッフとしてお試し店舗ができます。
例えば、1階でコーヒーを出したり、イベントを企画したり。いつか地方で仕事したい方にとって、「試しにやってみる」という経験ができます。
もちろん、小さな屋台ですので、できることに限りはあります。
ですが、小さくともローカルでお店を開く楽しさ、むずかしさを感じてもらえるはずです。L21階の使用料(場所代、手数料)はいりません。
※光熱費が跳ね上がる場合は別途相談。
月に1回、あなたの事業づくりの相談(1on1)にも乗ります。
ローカル×ローカルの1日
A:閑散期(5,6,10月)
9:00 スタッフMTG
〜12:00 清掃 or その都度必要なタスクを依頼
13:00~15:00 フリー or お試し店舗運営(希望があれば)
15:00〜 宿ゲストがいる場合はゲスト対応orフリー(他スタッフと交代制)
22:00 撤収
B:夏季繁忙期(7~9月)
7:30〜 スタッフMTG(朝のスケジュールの共有、ラジオ体操)
またはゲスト対応
8:30〜 一緒に朝食
10:00〜12:00 清掃
12:00〜15:00 フリー
15:30〜 ゲスト対応(学生インターンと交代制)
22:00 撤収
※こちらは、あくまで一例ですし、最初は研修などインプットが多いです(臨機応変)。
住居
宿から徒歩1分圏内に用意するスタッフ向けの宿泊場所に住んでもらいます。
※物件やスタッフの状況によって、滞在中にお部屋の移動をお願いする場合があります。
宿泊先① コミニュティスペース2階
宿泊先② 飲食店の2階
募集概要
留職生2025。合っている人は、こんな人です。
合っていない人
留職生の応募の流れ
留職生のご応募はこちらから(応募締切:2025年3月8日(土)23:59まで)
説明会と東京出張のご案内(随時更新)
今年はローカル×ローカルがどんな宿なのか、店主がどんなことを考えているのかを話す機会を作ります。
おまけ(留職生のエッセイ)
2023と2024年の留職生(せりなさん、ポジくん、ちなさん)が体験談を書いてくれました。ご参考までに。
※プログラム内容は全く同じではありません。