ローカルクリエイター#8 渡邊永さん(兵庫県宝塚市)
全国各地で活躍する #ローカルクリエイターラボ のメンバーのみなさんをご紹介するローカルクリエイター名鑑。
第8回目は、兵庫県の大学生、渡邊永さんです!
・名前:渡邊永(わたなべはるか)
・所属:関西学院大学/タベモノガタリ
・住まい:宝塚市
・出身地:熊本県
・今注力して取り組んでいることはなんですか?
現在、タベモノガタリというプロジェクトチームにて果実のロスに絞り、ロス削減そして規格外という概念そのものを減らしていく活動をしています。今年度の登記を目指して事業化を進めている最中です。
・なぜその活動をしているのですか?
元々大学入学後の3年間で個人的に全国の生産者の方々のところを回らせてもらっていました。例えば、規格という制限があるだけで、本来届けられるはずの生産物が誰にも食べられることなく廃棄される現状があります。
また、その状況を改善できる仕組みがほとんど整っていない生産者の方が多く、結局廃棄という選択肢しか選べない現実があります。
食材本来のおいしさはもちろんのこと、生産者が日々どのような想いでつくっているのかも含めできるだけ多くの人に知ってもらいたいと気持ちがきっかけで今の活動に至っています。
・なぜローカルクリエイターラボに入ったのですか?
一番近い人で何をやっているかがわかる小幡さんが運営側にいらっしゃったからです。
それと、単純に初めてにサロンだったのでどういうものか知りたかったからです!
・今住んでいる地域の魅力はなんですか?
人です。少なくとも僕の周りにいる人はどちらかというと人情に熱くて、熱すぎるところもあるけれど最後まで一緒にやり遂げてくれる人がどんな界隈でもいます。
あとは、神戸の方になりますが果実が豊富であることを最近知りました!
・これから地域でやりたいことはなんですか?
現在、僕は神戸を拠点に活動していますが、基本的には大好きな熊本に何かを還元することを目的に活動しています。
その意味では熊本を拠点に「食べる」を軸にした観光・暮らしの提案をしていきたいです。
人々の生きるの根幹である衣住食の食に注力することによって、初めて訪れる場所であっても生活の根幹に対する提案を楽しみながら
普段生きるように別の地域でも暮らしを楽しんでもらうことができればと考えています。
最初は、私の大好きな生産者と大好きな地域で屋外に構えるレストラン「壁のないダイニング」のサービスの準備を進めています。
・困っていることや、人に助けてもらいたいことがあれば教えてください
「食べる」や「食」という面で皆さんがいまワクワクできること、これからこんな(サービス)のがあったら参加したいなって感じるものを意見としてもらえたら嬉しいです。
食事の空間や食事そのものをその人だけが考えるのではなく他者から提案し、そこに居心地の良さを感じれもらうためにはどうずればいいのかなというのが最近の悩みです!
テキスト/渡邊永
デザイン/目黒水海
編集/北川由依
ローカルクリエイターの活動の応援、全国各地でのイベント開催に使わせていただきます。