【インターン体験記】どうして大阪在住のわたしが茨城でのインターンに!?
みなさん、はじめまして、こんにちは。
(株)Coelacanthでインターンをしていました大城奈都(おおしろなつ)といいます。
はじめましてで、体験記という終わりの文章を書くのも少し変な感じがしますが、Coelacanth(シーラカンス)って何してるんだろう?インターンって?茨城ってどんなところ?などなど、少しでも気になることがあれば読んでいただけると幸いです!
① 自己紹介・インターンのきっかけ
名前:大城奈都
出身:沖縄県
居住:大阪府
趣味:映画鑑賞
と基本情報を並べてみました。大学では文学部の美学研究室に属していて、今は必死に卒論に追われている状態です。ちなみに卒論はドイツの映画監督であり理論家、小説家であるアレクサンダー・クルーゲの映画実践について書いています。大学院進学が決まり一区切りということで、ここで卒業させていただくことになりました。
Q1. Coelacanthとの出会いは?
A1. noteでインターン関連の記事を探していたときに記事を見つけたのがきっかけです!確かキーワードは、「インターン 本屋」だった気がします…(その後、実は東京の個人本屋さんにインターンにも行ったのですが、それはまた別の話…)
▶︎これがその記事
https://note.com/localbooster/n/n774f169ae85c
Q2. なんでインターンをしようと思った?
A2. noteを読んだのがちょうど大学3年の5月ごろで、周りが就活のためのインターンに応募しはじめる時期でした。その時は就活か院進かもまだ決めていない時期だったので、就活に直結しなくても自分が面白そう、楽しそう、少しでも興味がある、やってみたいという気持ちを優先しました。
なので、ほなみさんとの最初の面談も好きなことの話とインターンが面白そうだったとの話(雑談?)をして「いい子そうだから(笑)」との理由で採用していただきました。
② インターンで何をした?
検索は「インターン 本屋」でしましたが、大阪に住んでいることもあり遠隔でできることとして、「SNSの運用」をしていました。Coelacanthが手掛けている事業は複数あるのですが、その中でもLOCALBOOSTERという茨城への移住を手助けするためにその地域の素敵な人と繋げる事業のSNS発信がインターン業務の主にありました。
週に1回SNSで投稿を作成し、2週に1回代表のほなみさんとミーティングをして…というサイクルを繰り返していました。1回のイベントを投稿するにも、他のインターンの方が行ってくれたインタビューを数回に分けて紹介したり、作業の工程の紹介をしたり、と投稿の目的と自分が伝えたいことを言語化し、LOCALBOOSTERの事業をより多くの方に伝えることを目標に活動をしていました。
③ なんでわたしが茨城に!?
大阪にいるとやっぱり茨城との距離があることが難点になることも…たとえば、SNSの投稿時に意識していたことのひとつに、「自分が魅力を感じることを一言書く」ということがあります。これまでnoteに掲載されている情報や、ほなみさんからの情報などから投稿を作成しても、生の体験をしていないため、どうしたら伝わるんだろう…と悩むこともありました。
そんなところで、昨年の9月に人生初!茨城に!2日間の研修として行きました!
初日はCoelacanthの顧問をしてくださっている飯野さんに会いに、会社に関わっているメンバーと結城まで行きました。飯野さんは結城で新しく宿泊施設を作ろうと計画している最中で、結城の街歩きのアテンドをしていただきました。
株式会社武勇さん見学、坐禅体験、蔵サウナ見学など非常に濃い街歩きの時間でした。昨年開業予定とおっしゃっていた宿泊施設HOTEL (TEN)、今年の9月末にオープンしているそうです。結城は空気が澄んでいて美味しかった…!サウナに入って、武勇さんのお酒を飲んで、朝は散歩して…と、きっといい時間を過ごせるんだろうな〜と思っています。
2日目はわたしが投稿を担当していたLOCALBOOSTERのパートナーの中野いくこさん、岡本さんのもとへ実際に提供している体験を自分たちでしてみよう!ということで引き続き1日目のメンバーとお2人のもとへ。
いくこさんは、造形作家さん。体験では糸紡ぎをします。綿の種を取り、綿を成形し、手巻きで糸を紡ぎます。意外と糸紡ぎって難しいんです…
岡本さんは、八郷に惹かれ、その地にツリーハウスをひとりで建てた方。山整備&山さんぽ体験を提供させていただいています。岡本さん手作りのピザ窯で焼いたピザをみんなで食べて、岡本さんのツリーハウス周辺を山さんぽ。
体験記事を読み込んだり、インタビュー音声を聞き込んだりしていたので、「本人に会えた…!」の気持ちが強かったです。お2人に直接会うと、これまで得ていた情報以上のものを自分で見聞きできたので、生の経験は大切だと実感しました。大洗に帰ってからは、最後にみんなで花火を見て解散しました。思い返しても濃すぎる2日間でした。
④ おわりに
「面白そう」で始めたインターンですが、いざやってみると、SNSの運営はPDCAサイクル、特に投稿の目的・ターゲット設定→投稿→インプレッションの確認→次回の投稿案の作成をまわしていくという、非常に計画性が求められるもので、苦戦した部分もありました。
また、いかに当日スムーズに話を進めるかもミーティングを立てるうえで重要で、アジェンダの報告や必要な資料の準備、確認などもやり始めはかなり大変で、ほなみさんに教わりながら試行錯誤していました。ですが、PDCAサイクルをまわすことやミーティングの準備は、仕事だけではなく、大学での研究、プレゼンにもつながることですし、今のうちに慣れておいてよかった、(まだまだですが)自分の成長を感じることができた、と思っています。
Coelacanth自体は、わたしが関わったLOCALBOOSTERから空き家事業、不動産、ブックカフェといったさまざまな事業を行っているまちづくり会社です。インターンでも、自分がこれをしたいと思えば、積極的にやらせてもらえると思いますし、ざっくりとした興味関心でもそれに合わせた関わり方の提案をしてもらえると思います。
わたし自身は、これからしばらく大学で研究するという方向に進むことになりましたが、先に述べたような茨城での体験でたくさんの方の生き方を知ることや仕事の進め方など得たものはたくさんあります。
それらは、わたしの人生に直接ではなくとも役立つものだろうし、豊かにしてくれたもののひとつだと思います。
研究自体は日本に資料が少なかったり、研究者がいなかったりで前途多難ですが、クルーゲを表すキーワードのひとつである「ユートピア」的思想を明らかにすること、他のドイツの映画監督より日本ではまだまだ観ることができないクルーゲの魅力を伝えることがしばらくの目標です。
映画のあり方は今と変わるかもしれないですが、それが将来的に映画に関わる書く仕事につながればいいなと思っています。ひとまず卒論を無事書き終わることができるように頑張りたいと思います…!長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。