まずは交通費から稼ごう!<20代×ローカル起業のすゝめ>
こんにちは。株式会社ローカルフラッグの濱田です。私自身は、大学在学中の2019年に起業し、京都府北部丹後地域で「人材育成」や「移住定住促進」「クラフトビール事業」などを行っております。近年、地方創生や2拠点居住なども注目を集めており、ローカルで起業したい という大学生や同世代からTwitter(@yutasusi)等で連絡をもらうことが増えてきました。
ビジネスを立ち上げていく上では、財務やマーケティングなどは必須ではありますが、ローカルでビジネスを0から立ち上げていく上では、「地域とのつながり」も非常に重要な要素だと思っています。
「地域とのつながり」というのは、単に知り合いが多いというわけではなく、地域のあらゆるものにアクセスできるということです。地域の資源を知っているとか、その土地の歴史に詳しいとか、商店街の方々には何でも相談できる関係性だとか、行政や金融機関と連携できるとか。そういう関係性を構築できるかどうかが、ビジネスを立ち上げていく上で重要な要素だと思います。
結果的に、地域で様々なつながりを持っていることが事業アイデアを考える上でも、サービスを広めていく上でも良い効果をもたらします。
とはいえ、いきなり飛び込んでいってもすぐに関係性が作れるかとは限りません。(※その人のコミュニケーション能力や背景等も関係ありますが。)
そこで、ローカル起業の一歩目としておすすめしているのは、「まずは、地域に通う交通費を稼ぐ」というところです。
交通費を持続可能な形で稼ぐことができると、地域に定期的に通うことができます。そして、地域に通い続けることで、地域でのつながりが増えたり、地域の資源や課題について深まったり、応援してくれる人や連携できる企業などと出会えたりする機会が圧倒的に増えてきます。
このような状態までたどり着くと、本格的な起業まであと一歩です。そして、地域への理解や繋がり、応援者も増えてくるので実際に具体的なアクションプランも固まってくるはずです。
実際に、私自身もそうでした。大学2年生のとき(2017年、2018年くらい)に、丹後地域の企業でのインターンシップを行う事業を立ち上げてみました。有り難いことに丹後地域に月3,4回は帰って来れる交通費は賄えることができました。その結果、地域の様々な方とお会いする機会や、地域の資源や課題を改めて見つめることができました。その結果、2019年に株式会社ローカルフラッグを創業することができました。
これからローカルでビジネスを立ち上げる若者を応援するプログラムを今年も実施します!
京都府丹後広域振興局と今年も連携して、地域資源活用や地域課題解決につながるビジネスのアイデア出し→実践までを3ヶ月で行うプログラム。Local Venture College を実施いたします。
皆さんのアイデアやビジネスプランを地域をあげて実現に向けてサポートしていきます。
・地域資源を生かしてビジネスアイデアをつくっていきたい
・地域や地域企業と連携して事業のアイデア実現をしていきたい
という形で、丹後地域に関わりあるなしに関係なくご参加できるプログラムになっております。そして、これを機に丹後地域に関わっていただける機会にしていただければ幸いです。
詳しくは、以下のHPよりご覧ください。申込期限:8月6日(金)
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