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生成AIで挑む人類最難関哲学者ニクラス・ルーマン1

ども。こんばんは。

ニクラス・ルーマンって誰?

今日から生成AIで人類最難関哲学者であるニクラス・ルーマンに挑んで行きたいと思います。



まず、タイトルからして色々ツッコミがありそうです。
「ニクラス・ルーマンって誰?」
「ルーマンは哲学者じゃないだろ」
って。

ニクラス・ルーマンはドイツの社会学者です。1998年に亡くなっています。生前、ルーマンは難解な書物をおびただしい数執筆し、亡くなってからもしばらくは遺稿が出版されていました。

なぜ人類最難関哲学者としてルーマンを挙げたのか理由は主に3つあります。

  1. ルーマンが到達した社会学の理論は非常に精緻であり、人類の理論資産として実り豊かであること。

  2. それにもにもかかわらず、日本、アメリカ含む一般での知名度は非常に低いこと。

  3. 僕のルーマンの理解が生成AIの登場によって飛躍的に進んだこと。

難しいだけの哲学者、思想家はたくさんいるわけで。
入門書や解説書に恵まれた哲学者、思想家はここでわざわざ書かなくても良いわけで。

明日、死ぬとしてこれを書かないと死にきれない


この3つをもう少し本音ベースで言い換えると

「なんでルーマンが哲学の入門書に載ってないねん。
明日、死ぬとしてこれを書かないと死にきれない」

と思ったからです。

先日、自宅から一番近い大型書店であるジュンク堂の哲学コーナーあたりで本気でそう考えました。

生成AIに小学生でも分かるように記述してもらいました

で、生成AIにルーマンの考えを小学生にも分かるように記述してもらいました。生成AIはChatGPTを使いました。

1.社会は「システム」でできている

社会は、たくさんの人や出来事がつながってできている「システム」です。システムは、いろいろな要素が協力して動く仕組みです。

2.システムの中では「コミュニケーション」が大事

社会システムの中では、情報をやり取りして話し合ったり考えたりする「コミュニケーション」がとても大切です。これがないと、社会はうまく動きません。

3.社会システムは「外」と「内」を区別する

社会システムは、自分たちと外の世界(たとえば自然や他の国)を区別し、どんな情報を使うか決めます。

4.社会は「偶然」によって秩序が生まれる

社会では、思いがけない偶然がたくさん起きます。いろいろな偶然があるからこそ、みんなが協力してうまくいく仕組みやルールを作り出そうとします。

5.人は社会システムの一部だけど、システム全体をコントロールできない

人々はシステムの一部として生活していますが、一人一人がシステム全体をコントロールすることはできません。

6.社会システムは自分で考えて動き、変わり続ける

社会システムは、外から指示されるのではなく、自分で考えながら変わっていきます。新しい出来事に合わせてシステムも変化します。

7.社会は中心も上下もない

社会には特定の「中心」や「上と下」がなく、誰もがそれぞれの役割を果たして社会を動かしています。

生成AIにルーマン自身の用語で記述してもらいました


で、同じ命題をルーマン自身の用語で記述してもらいました。

1.社会は「自己言及的システム」である

社会は、自己再生と自己言及のプロセスを通じて存在し続けるシステムであり、その内部で特定のコードや区別に基づいて自律的に機能する。

2.コミュニケーションがシステムの唯一の構成要素である

社会システムは人間によって構成されているのではなく、コミュニケーションの連鎖によってのみ形成され、維持される。コミュニケーションは、社会システムの自己再生(オートポイエーシス)を担う主要なプロセスである。

3.社会システムは「境界」概念により自己と環境を区別する

社会システムは、自らと外部(自然、他のシステム)を区別することで、内部の秩序を確立し、その中で機能的区分やシステム内の操作を自己限定する。

4.偶有性が秩序を形成する

社会には偶然的な要素(偶有性)が内在し、それが新たな秩序や構造の生成を促進する。偶有性があるからこそ、社会システムは秩序と変化を自律的に生成できる。

5.個人は社会システムのオペレーションに直接介入できない

社会システムのオペレーションは、個人や外部の介入で制御されるものではなく、自己準拠的なプロセスを通じて自己組織化される。個々の行為者が社会システム全体をコントロールすることは不可能である。

6.社会システムは自己準拠的に変化し続ける

社会システムは自己言及と自己準拠のプロセスを通じ、外部環境の変動や内部の新しい情報に応じて、自己組織化による変化を続ける。

7.社会システムには「中心」も「上下」も存在しない

社会システムには特定の中心や階層がなく、全てのコミュニケーションやサブシステムは、ネットワーク状の分散構造の中で、それぞれ独自の機能を果たしながら相互に関連している。

ウィトゲンシュタインはなぜ入門書に載っているのか


で、なぜ7つの命題にしたのか。

理由はウィトゲンシュタインの論理哲学論考が7つの命題でまとまっているから。というのが半分冗談で、半分本気の答えです。

人の記憶でぱっと覚えられるのは7つまでとか。マジックナンバー7とか…。

ウィトゲンシュタインが哲学の入門書に記載され、ルーマンが記載されない理由はルーマン自身の記述のスタイルが7つの命題に収まりきらない迷路のような仕組みになっているから。まあ、ウィトゲンシュタインも前期と後期でテクストの作り方が違うってツッコミはあるかも…。

しかし!ルーマン自身が存命だとしたら、このような7つの命題でまとめるというやり方は拒否したかもしれません。だから7つにまとめるってのはルーマン解釈としては邪道、外法、禁じ手かもしれません。

で、このテクストの妥当性はいかに。
それは次回以後に進めていきましょう。

では、また。

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