見出し画像

【批判覚悟】FIREなんてつまらない。副業や投資はするけれど。

「FIREを目指そう!FIREは素晴らしい!」という風潮をよく耳にします。

FIREとは、
 ①経済的な自立(Financial Independence)
 ②早期退職(Retire Early)
を組み合わせたライフスタイルです。

もちろん、経済的な自立は誰だって目指すべきだと思いますが、
正直なところ「早期退職」って、本当に魅力的な目標なのでしょうか?

私は、早期退職なんてつまらないと感じています。

今回はその体験談と考察を、いくつかの視点から補足して書いてみたいと思います。



1. 仕事のリアル ― 辛い時もあれば楽しい時もある

仕事と言えば、嫌な瞬間や苦しい場面が多いのは否めません。
実際、私もサラリーマンとして8年間働いてきました。

最初のころは、辞めたくて仕方がなかったほど、苦痛の連続でした。
しかし、時が経つにつれて変化が訪れました。

  • 最初の3年: 98%の時間が辛く、ほんの僅かに楽しい瞬間があっただけ

  • 5年目ごろ: 少しずつ、嫌な時間が減り、楽しい時間が見えてくる

  • 8年目現在: 嫌な時間はさらに減り、仕事を通じて成長や達成感を感じられる瞬間も増えている

仕事は確かに大変ですが、社会の一員として役割を果たしながら自分自身を磨く機会でもあります。

たとえ苦しいことがあっても、その先に見える小さな楽しみや充実感は、働く人にとってかけがえのない財産です。


2. FIREしてる人って一体何してるの?

FIREの魅力として、「働かずに自由な時間を手に入れる」というイメージが語られがちですが、実際にFIREを実現した人たちの生活はどうなのでしょうか。

私自身、大学時代の長期休暇や転職後の有給消化といった、
ニートのような空白期間を経験したことがあります。

その時は、最初の1か月は映画を観たり本を読んだりして、ひたすら自由な時間を楽しんだものの、すぐに飽きが来てしまいました。

自由な時間=ニート状態?

自由すぎる生活は、実は「やるべきこと」が見えなくなり
社会とのつながりを感じにくくなる危険もあるのです。

たまには俗世から離れるものいいですが、
俗世を楽しむことを諦めるのはもったいないです。


3. 社会にぶら下がってるだけ?FIREへの批判

正直に言えば、早期退職して「何もしない」生活を送るというのは、私にとっては魅力的な選択ではありません。

FIREした人たちが、ただ時間だけを持て余し、社会との関わりを断ってしまうのではないかと、疑問に思うことがあります。

FIREは、他の誰かの仕事や労働によって成り立ってると思うのです。
誰かのために何かをすることで人は生きていられる。

仕事が社会貢献と言ってしまえば薄っぺらいですが、
コンビニのバイトもビルのトイレの清掃も立派な仕事です。
わたしなんかよりもよっぽど社会に必要なんじゃないかと思います。

  • 私の批判的視点

    • 早期退職しても、趣味や副業で何かに取り組む人は多いが、本当に充実しているのか?

    • 社会に貢献する機会が失われるのではないか

    • ひたすら自由なだけでは、実は孤独や無目的感に苛まれるリスクもある

私は、FIREという目標よりも、
「働きながら自分を磨き、社会に貢献する」ことに価値を感じています


4. 人の役に立ちたいからこそ、仕事をする

私が今も仕事を続ける大きな理由は、何と言っても「人の役に立ちたい」という強い思いです。
仕事を通じて、誰かの問題を解決したり、支えになったりできることは、早期退職して自由な時間を得るだけでは得られない充実感があると感じます。

  • 仕事の意義:

    • 人とのつながりを感じられる

    • 自分自身の成長や達成感を実感できる

    • 社会に貢献し、結果として自分の人生が豊かになる

私にとって、忙しいながらも仕事に打ち込み、副業や投資で自己実現を図ることの方が、FIREして何もしない生活よりもずっと魅力的です

仕事には辛い面もあるけれど、その中で得られる学びや喜びは、何にも代えがたいものがあります。


まとめ

FIREというライフスタイルは、「経済的な自立」という面では魅力的かもしれませんが、私にとっては「早期退職」するという選択は、むしろ刺激に欠けると感じます。

仕事の中には、苦しさと楽しさが交じり合い、そこで得られる成長や社会とのつながりは、FIREでは味わえない貴重な体験です。

副業や投資で経済的自由を追求する一方で、私は今もなお、働くことを通じて人の役に立ち、日々の充実感を感じながら生きています。

もし、これからの人生で「何か意義あること」を見つけたいと考えるなら、単に早期退職を目指すのではなく、仕事の中にある多様な価値を大切にしてほしいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!