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群馬のレトロ自販機店にピットインしたら、帰りたくなインです
こんにちは。限界徘徊中年のモカマタリです。先日、「太田から大田」というダジャレのために群馬県太田市へ行き、そこから東京都大田区のマイスイートホームタウン蒲田までの徘徊を試みました。
群馬県は、おそらく20年以上前に草津温泉へ旅行へ行ったのが最初で最後。ほとんど土地勘もなく、特に用がなければ思い入れもなく、本当にダジャレのためだけに群馬県太田市の太田駅へ赴いた訳です。
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現地に着いたタイミングで、妻からLINEで群馬情報が入りました。どうやら太田駅の近く(と言っても5~6kmほど離れた場所ですが)にレトロ自販機が並ぶ店があるとの事。方角が帰る方向と若干ずれてしまうのですが、なかなか訪れる機会もないですし、せっかくなので行ってきました。
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外観だけでは営業しているのかちょっと判りにくい雰囲気がありましたが、中へ入ってみると絶賛無人営業中でした。店内にはスロットマシンとアストロシティの筐体、そしてレトロ自販機がズラリと並び、気分はすっかり昔のゲームセンターに迷い込んでカツアゲに怯える小学生です。
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レトロ自販機の軽食ラインナップは、うどん、ラーメン、カップヌードル、ハンバーガー、トーストサンドとなっています。こんなに整列されたら、おじさんはときめかないなんて無理なんですよ。
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全部食べたい気持ちはあるものの、全部食べたら歩くどころではなくなってしまうので、奮発してチャーシュー麺をいただく事にしました。
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自販機からラーメンが出てくるだけで、ファンタスティックな体験ではないでしょうか。そしてこのビジュアル。もう100点満点です。ラーメン専門店では味わえない雰囲気を存分に満喫して徘徊再開です。
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徘徊再開できませんでした。ハンバーガーのレトロ自販機にもお世話になることにしました。お腹が空いていたんです。そういう日もあります。こちらは3種類のバーガーから選べるようです。ピリ辛でガーリックにマヨネーズ、なんだか気になっちゃいますよね。
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箱を開けると、コンパクトなハンバーガーが出てきました。自販機サイズの箱に収まるように作られているのでしょう。自販機ながら、手作りの温かみを感じます。商品は温かいどころか熱々です。
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大田区へ帰らなければならないので、こんな序盤の地点で長居する訳にもいかず、後ろ髪を引かれる思いでピット・イン77を後にしました。先は長いです。長過ぎます。蒲田まで90km近くあります。大丈夫なのでしょうか。
日付は変わり、午前1時半頃。太田駅から50kmほど歩き、埼玉県上尾市です。先の店舗と合わせて妻から教えてもらった、レトロ自販機のあるお店に到着しました。
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店名からして、この手のお店は長距離ドライバー向けの一般道版サービスエリアっぽいですね。Google情報によると、こちらは午前4時まで営業しているとの事です。
ピット・イン77と同じく、外観からは営業中なのか判りにくい雰囲気。しかしながら、長時間徘徊で疲れた俺には、砂漠のオアシスのように見えました。果たしてどんなレトロ自販機が待ち受けているのか?さっそく入ってみましょう。
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久しぶりに心が折れる音が聞こえました。15km手前辺りから、この店を心の拠り所として歩いてきたので、これには堪えました。その後、20kmほど歩いたところで足の裏のマメにボコボコにされ、もとい、マメでボコボコになり、北浦和駅でリタイアしました。
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完歩できず悔しい結果となってしまいましたが、初めての景色続きで、ずっと新鮮な気分で歩けました。いつかリベンジしたいですね。では、徘徊を続けます。