家族って何?

ずっと不思議だった
うちが特殊な家庭であるのは、物心ついた頃からなんとなーくわかっていて(何故なら、父はほとんど家に居なかったから)、母は父方の祖母になんでか知らないけどいびられまくってた
母方の祖母もとても口が悪い人で、私に向かって「あんたが女でよかった。あの男の子供ってだけでも嫌だけど、あんたが男だったら、私が捻り殺してるところだったわ」と突然怒鳴りつけられたり
8歳年上の兄は精神的に脆い人で、神童と言われていて、でも私からみたら何の才能もないのに何故かもてはやされていた
少々楽器ができる程度で天狗になり、堅実な道を歩まず、誰の忠告も聞き入れず、母の脛を齧ってばかり
父はろくでもなくて、定職に就かず、母のヒモ

母にバカな男たちが借金を申し込み、母は結局断ることなく馬鹿みたいに払い続けてあげていた
「お金を出すから、あいつらは結局ダメになるんだ、もうやめろ」
と母に言ったら、
「私が出さないと、あの人たちは落ちていくだけ」
と泣いて、結局母が死ぬまであいつらの借金を払い続けてあげていた
自分の末期癌の治療費を出せなくなっても、小銭をせびりにくる男たちを拒絶できずにいた

家族ってなんなんだろう?
母はなんのためにあの人たちだけを甘やかし、何故私の夢はことごとく潰したんだろう?

なんで私は、いつも家族に愛されないんだろう

家族なんて持つんじゃなかった

モラ夫はこういう私の飢餓感につけこみ、家族という形を与えるふりをして、私が欲しいものは一切与えず、搾取してばかりいた
子供たちは与えられることが当たり前と考えており、私の忠告には耳を貸さない
それどころか自分勝手に過ごし、この先の見通しを立てず、この生活がこの先も何年も続くことと信じ込んでる
私が稼いだお金と、家事を1人でしているために稼働時間を搾取してるだけ
将来、私を養えるほどの収入を得られるほどの職種に就くとは思えないので、本当にお金も時間も無駄

家族なんていらない
結婚なんてしなけりゃよかった

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