下降婚をしない理由~小母化の続き
この話の続きなんですけど
「母になる女性の数が減ったから、結果的に少子化になる」
の理由の一つに、「自分より下のランク(年収・学歴など)の男性との結婚を女性が望まないから=女性の我儘だ」という論調は受け入れられないんだよなぁ
結婚するというのは、相手の全てを許容し、お互いが支え合う大人同士がすることでしょ
精神的に対等であり、どちらかが困っていたら、どちらかが助ける
二人だったら、苦しい状況でも力を合わせて乗り越えれる
そういう自信があったら、結婚したらいい
残念ながら、私の周りの男性はこの自覚がない人が多い
もっと言えば、「結婚したら、面倒な家事から解放されて、いいとこ取りの育児の真似事をして、妻が働いていたら、独身の頃と同じように自分の収入を使うことができるようになるかも」と、子供みたいなことを考えている人の方が多い
そういう甘いことを考えてる男性を養うなんて、まっぴらごめんだ
下降婚が嫌と言う訳じゃない
別に相手のことを本当に好きなら、私が養ってもいい
その代わり、以下を守って欲しいけどね
①家事と育児は自分と同等かそれ以上出来る
②年収については包み隠さず申告し、おこずかい制を受け入れ、妻が夫の収入を管理することを受け入れる
③妻の年収に対し、嫉妬したり、卑屈になったりしない
④妻の年収を自分の収入と勘違いしない
⑤妻の仕事を邪魔しない
⑥妻と張り合わない
元夫は高卒で、でも何故か運がいいことに、年収は私の倍稼いでいた
そして、私もただの専門学校卒なのに、就職した会社は大手企業の子会社のため、福利厚生がとても充実していた
元夫が務めている会社では、大卒のエリートが沢山いるため、それがコンプレックスだったのか、私に対しても物凄く八つ当たりが酷かった
私が評価されて少しでも自分の年収に近づこうものなら、私の仕事を妨害するようなことばかりを強要し、自分の卑屈な考えを私にぶつけることで昇華し、職場では良い人を演じていた
そして、事あるごとに「お前の考え方は大企業病で、俺にはサッパリ理解できない!お前も会社も腐ってる!」と言われ続けました
今考えたら、大手企業に就職できなかったコンプレックスの裏返しだったのかしら?
いや、それ、君の年収から言えば、なーんにも意味がないことなんだけど、「一つでも妻から劣っていることがあるのは許せない」って、ガキみたいに張り合ってたのかなぁ
①~⑥は、私の苦い経験上の苦言です
男性は家庭内の女性が自分よりも何かが上の立場になった途端、物凄く卑屈になる
家庭内で卑屈になってる男を持ち上げ、ちょっと目を離すと死んでしまうかもしれない幼子を育てながら、仕事をするって、どんだけ女に負担をかけようとしてるんだよ
そうまでして下降婚をする必要って、あるとは思えないんだよね
ホント、子供は国の宝だというなら、国家の一大プロジェクトとして、妊娠~子育ての20年間は国家公務員として雇用したらいいのに
よっぽど雀の涙な子供手当の拡充をするより、そっちの方が確実に子供を産む女性が増えると思うけどなぁ
もちろん、子供が健やかに育っているか、年に1回の査定はしてもらって、虐待があったら即座に子供を養護施設に入れるなどの断固とした措置が必要だとは思うけど
男性が卑屈にならないなら、いっくらでも下降婚しますけど
だから何度も言ってるけど、男性の結婚に対する心構えの教育が必要なんだってば
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