岡山の秘境へ、心躍る1泊2日の旅日常の枠を超えた素敵な旅の思い出が、そこに待っていました。
内海国晴御降臨！
皆さん、最近旅行に行かれましたか
その際、何を目的にその場所に行きましたか？
おそらく「有名な観光地」「美味しい食べ物」「交通機関の便利さ」などではないでしょうか？
そんな私に先日、素敵な旅への招待状が届きました。
岡山で期間限定でやっているイベント
「レキシふたたび謎物語」
ARの技術を使った謎解きイベントになっています。
デザインに惹かれ、何気なくHPから[XR City]のアプリをダウンロードしてみました。
※最初のプロローグはどこでも起動できます。
我が家のせまい部屋に内海国晴が降臨されました！
そして御声が「井上和彦」様
すぐにでもおもてなしをさせていただきたくなりましたが
お客様をお迎えする程の椅子も机もなく・・・
そのままお話しをお伺いすることにしました。
申し訳なさから私も直立しながら聴いていると
彼は小説を書きながら岡山を旅している最中に
タイムスリップして現世にきてしまったとの事。
街に散らばった記憶のかけらを集めれば過去に戻れるようで
各所で、ストーリーが展開されるというイベントのようで
この非日常の素敵な世界観に一気に引き込まれた私は
よし！この為に岡山に行こう。と決意することにしました。
※ついでに友達にも会いに行けるという・・・
更に更に、岡山には井上和彦さんが声を当てている
山鳥毛もある・・・なんて素敵なイベント・・・
こうして、気がつけばあれよあれよと、新幹線のチケットを取っておりました。
岡山の奥座敷に広がる万富駅と備中高松駅。草の香り漂う静寂な駅で、日常の喧騒を忘れてみました。
万富駅への冒険
関東から岡山駅に到着。
市内を発ち、電車の旅へ。
万富駅には岡山駅から山陽本線に乗ること30分。
緑に包まれる車窓からの景色は、心を穏やかにしてくれるます。
※景色が綺麗すぎてぼーっとしていると乗り過ごすので注意(笑）
万富駅に到着したら、そこはまるで異世界。木々の隙間から差し込む陽光が、小さな駅を優しく照らします。
駅周辺にはのどかな風景が広がり、周辺の小道を散策すると、地元の人たちが営むアンティークなカフェや手工芸品の店が見つかりました。
駅から歩いて5分程・・・さっそく、最初のスポットの「万富公民館」に。
地元の方の憩いの場所になっているようで朝早かったのですが多くの方が
平日にも関わらず館の中に入ってきました。
美味しい空気にテンションを高め、さっそく、飾られているポスターにあるQRコードにアクセスし物語が始まりめることにしました。
解きごたえのある謎
物語はWEBを読んで行くことで進みます。
小説を普段読まない自分ですが、WEBでの表示は見やすさもあってとても良かったです。
※WEB上でももちろん、井上さんのボイスが使われておりました。
物語を進めていくと記憶を取り戻す為の暗号「謎」を解くことになります。
普段、謎解きイベントに参加している私も「おぉーなるほど・・・」と思うくらい要所要所悩みました。
※ヒント機能がありましたので、惜しげもなく使用しました！！！
大自然で超ボリュームの井上さんボイス
物語を解き進めることで、「記憶の欠けら」が手に入ります。
記憶を手にいれていく事で、内海が何者なのかという事も分かってきます。
アプリを起動する事で、プロローグでは小さな部屋に赴いてくださった
内海が出現します。
※広い場所にお招きできて光栄です。
そして、この場所では過去どうゆう事があったのか教えてくれたりもするのですが、地域の事も知れるのは嬉しいですね。
特に、素敵な声で言われるとなおさらです。
お供たちも可愛い（推しは犬です）
次のスポットへ
お声を堪能した後は、別のスポットへ誘導され
そこでも同じ様に謎を解く事で「記憶の欠けら」を手にいれる事ができる仕様になっており、機械が苦手な私でも安心して物語を進める事ができました。
XRを起動するたびに素敵な声と歴史を知れるので、あっという間
1コース「万富編」クリアする事ができました。
ネタバレになるので、言えませんが・・・最後のスポット近くで紹介されるお醤油屋さんはとても素敵だったので、行かれる際は是非・・・
そして、なんといっても終始、井上さんの声を聴きながらスポットを回るのが癒しでした。
※所要時間は途中の移動も含めて開始してから大体1時間以内でした。
クリア時に表示されるキーワードはスクショしておきましょう。
いざ備中高松駅へ
HPにも記載がありましたが、今回のイベントはどちらのコースから始めても良い構成になっていて、1コースだけでも分かりやすく楽しいのですが、今回の私は、このイベントだけの為に岡山にきたといっても過言ではない為・・・もちろん、2コース目の「備中高松駅」を目指します。
万富コースを終えて、時間は12時半ば。
「万富駅」から「備中高松駅」には
岡山駅まで戻り、そこから吉備線に乗って「備中高松駅」で下車。
（万富駅からだと約1時間くらい）
吉備線は「桃太郎線」とも呼ばれていて地元の学生からも愛されている路線のようで、これに乗るだけでも旅行に来ている実感が湧きます。
桃太郎線に乗りお供を連れて移動している私はさながら桃太郎か？という疑似体験もさせてくれます（勝手に）
備中高松駅は歴史を感じさせる駅舎が迎えてくれ、まるで時が止まったかのような雰囲気が漂います。このエリアでは、地元の芸術や工芸品も楽しめます。駅周辺に広がる田園風景は、カメラに収める価値ありです。
駅から歩いて5分程・・・こちらも最初の目的地「高松城址公園資料館」に。
さっそくポスターからQRコードを読み込み物語を読み進めます。
「学び」と「浄化」
万富編と同じ様にQRコードを読み取り、WEB上に表示される謎を解き進める事で「記憶の欠けら」を集めていきます。
この場所は昔、戦国時代に備中高松城の戦いがあった場所です。
内海は、この土地で起きた事も語りかけてくれます。
過去の歴史に思いを馳せながら広大な跡地を見る事で、改めて学びが生まれました。
ゆっくりと流れる時間の中で2コース目の「備中高松編」無事クリア！
（こちらも最寄駅から始めて約1時間くらい）
旅の終わりには、駅舎からの夕景をゆっくりと楽しむ。美しい夕焼けが、この素朴で温かな場所をさらに美しく彩ります。
跡地の近くにあるお饅頭屋さんがめちゃくちゃ美味しいので行く際は是非立ち寄ってみてください！
2コース進める事で解き明かされていく物語
[万富編][備中高松編]をクリアすると「エンディング」を見る事ができます。
※各コースをクリアするとキーワードを入手できます。
そのキーワードがあればエンディングは帰ってからでもどこでも見る事ができます。
ここでもふんだんに井上さんの撮り下ろしボイスを堪能する事ができます！！
エンディングで明かされる「内海国晴」の正体・・・
その人物により厚みを与えてくださる井上さんの御声・・・
各コースのテキスト量もさる事ならがら、歴史に対して深くしれるイベントで素敵なイベントでした。
作ってくれた人ありがとう・・・
余談
井上さんの御声と歴史を堪能した後は
岡山の友達と美味しい夜ご飯を食べ、ホテルで1日の疲れを癒すのでした。
（黄ニラが最高に美味しかったです）
次の日は、本当にのんびりと岡山駅周り（イオンや岡山城）をふらふらと堪能して帰りました。
いつも旅行ではあれやこれや詰め込むのですが、こんな旅も素敵だなと思った私は心に余裕ができたのだろうか・・・
都内では多い体験型イベントですが、地域や歴史を学べるものは少ないので旅行の目的にもしやすくとてもありがたかったです。
（なんといってもイベント無料！もちろん県には落として行きましたが）
是非みなさんも岡山に足を運んでみてくださいーー！
