早期発見した病気(ステージ0乳がん)のことVol.20(手術前、手術後)

入院前日のPCR検査を終え、手術の前日に入院をしました。手術前と手術当日、手術後2日間のことを振り返りたいと思います。

1.入院1日目

前日のPCR検査が陰性でしたので、当初予定通り入院できました。夫と子供が病院までお見送りしてもらい、9時半頃に病院に到着。入院時の諸手続きをしました。

乳腺科と形成外科で医師から翌日の手術の説明等を受け、入院病棟がある高層階に移動し、看護師から手術の説明等を受けました。書類は荷物の忘れ物等はありませんでしたが、入院中はマニキュア&ペディキュアはNGだったようで、ペディキュアを落とすことになりました。

この日は何度か看護師さんから説明を受けたりしましたが、それ以外は特にすることもなかったので、日中は仕事をし、夕方には家族とLINEのビデオ通話をしたりして過ごしました。
そしてこの日の昼食から病院食がスタートとします。手術前日ということで9時以降は絶食となりました。予想していた通り量が少なく味も薄く、物足りなさから持ってきたお菓子を食べて凌ぎました。

2.手術当日

手術当日は朝食代わりにアルジネードウォーターという経口補水飲料が2本出されました。午前中の手術でしたので、その後手術着に着替え、看護師に連れられて9時前頃手術室のあるフロアへ移動しました。

オペ室はドラマでしか見たことがない風景でしたが、ここもMRI室同様に有線の音楽が流れていました。緊張しましたが、担当の医師と挨拶して少しホッとしました。その後麻酔の注射が打たれ(これがとても痛かったです)、程なくして意識がなくなり、意識が戻ったのは手術が終わり病室のベッドまで運んでもらった時でした。時間は14時少し前でした。

意識は戻ってもまだぼーっとしていましたが、夫に手術が終わったことを伝えるためにとりあえずLINEで要件だけ連絡し、その後しばらく眠りました。
途中喉が渇いて目が覚めましたが、16時まで飲んではいけなかったため少し辛かったです。

この日は深夜までほとんど身動きできず、ベッドの上で過ごしました。深夜に看護士さんにサポートしていただき尿の管を抜き、自分でトイレに何とか行きました。
このタイミングでは点滴と手術エリアから2本の管がついていたため、かなり移動するのが大変な状況でした。

3.手術翌日

手術前日に、「手術後はしばらく痛い」との説明が医師からあったのですが、その通り痛みを感じるようになりましたので、この日から痛み止めを服用することになりました。

この日は動く練習ができればと思っていましたが、動いたのはほとんどトイレとベッドへの移動のみで、家族とLINEで話すために電話がOKな共有スペースまで移動することもできませんでした。
ほぼベッドの上でぼーっとして過ごしたため、お腹も空かず、病院食もほとんど残してしまいました。
点滴はこの日の夕方に外しました。

4.術後2日目

少しずつ動けるようになりましたが、夜中に痛み止めが切れて目が覚めたため、痛み止めの量を増やしてもらいました。また手術箇所の痛みから寝返りが打てず、ずっと同じ体勢で過ごす必要があり、腰も痛くなってきました。

この日は洗濯をしたり、家族とLINE通話をするために共有スペースまで歩いたりしてこまめに歩いていました。前日と比べるとかなり普通に戻れた感じがしました。

日中は本を読んだり、動画を見たり、また仕事のメール等もチェックしたりして過ごしました。

この日の夕方、形成外科で傷口のガーゼの交換をしました。傷口の経過は順調と言われましたが、その際に胸がすっかりなくなっているのを見て、やはり衝撃を受けてしまいました。



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