子供と一緒に楽しくおもちゃを手放す方法
こんにちは。セトナツキです。
気がつくと増えていく一方の子供のおもちゃ。我が家は一人っ子のため、子供が成長する過程で、もう遊ばなくなったおもちゃは色んな方法で手放してきました。
乳幼児期は親が主導でおもちゃの出番をコントロールしていましたが、小学生となった今、子供と一緒に楽しくおもちゃを手放せるようになりました。
今回は、我が家の手放し方についてまとめてみました。
1.手放すおもちゃの決め方
手放すおもちゃは、一旦おもちゃを全部出してみて、「好きor嫌い」と「使うor使わない」のマトリクスで選べたらベストですが、子供にはちょっと難しいようですし、時間もかかります。
なので、シンプルに「いるorいらない」で分けています。
この時、買ったばっかりだったり、祖父母からのプレゼントだったりすると、「いらない」と言いにくいみたいなので、「いらない」=「捨てる」ではなく、友達にお下がりしたり、もっと別の方に使ってもらうという選択肢もあるのだと伝えています。
子供に忖度させることなく、思ったままで手放すおもちゃを決めています。
ただ、私の方が思い入れがあり残しておきたいと思ったものは、こっそり思い出のものとして取っておくこともあります(笑)。
2.メルカリで手放す(大きなもの向け)
我が家は夫婦ともにメルカリで色んなものを出品しています。
子供が手放すと選択したおもちゃは、私のアカウントで子供と一緒に出品します。価格決定から発送までを(私のサポートのもと)子供に担当してもらい、販売利益のうち100円程度を子供のお小遣いにしています。
メルカリで手放すことは、良い社会勉強になると思っています。
おもちゃそのものがメルカリで売れそうかどうかを考えたり、メルカリ内で相場をチェックして出品価格を決定したり、またその価格を時間と共に値下げしたり、更に季節性のあるものであれば出品時期を考えたり。経済の基礎を学べます。
また購入者とのやり取りや、発送時の梱包の仕方を工夫したり等、コミュニケーションについても学べると思っています。
完全にゲーム感覚で我が子は「売れた?」と楽しそうに聞いてきます(笑)が、
手放したおもちゃで得た利益を今必要なものに充当するという、循環経済を回しているのだと思うと気分が良いです。
3.キッズフリマで手放す(小物向け)
キッズフリマとは、NPO法人キッズフリマが運営する、「出店するのも買い物するのも子供」というフリーマーケットです。子供が今年学校でもらってきたプリントからその存在を知りました。
全国の色んな場所で開催されていて、そのスケジュールは2ヶ月くらい先まで公表されています。
キッズフリマは、出品額の上限は500円で、手作りのものや食べ物は販売できません。午前と午後の2回あり、各回は1時間弱です。何気なく興味を持った私が出店に応募し、友達と一緒に出店しました。
当日は受付順に出店ブースが割り当てられ、持ち込んだ商品を陳列します。何度も出店されている方は、店名や値段のプラカードを作ったりしてとても慣れている感じでした。出店準備が終わると保護者はエリア外に退出し、その様子を見守ります。エリアの入口には、お客さんとして参加予定の子供達が長い行列になっていて、そんなに有名だったのかと驚きました。
フリマがスタートすると、子供たちがブースを回って欲しいものを買っていきます。お小遣いを持った子供たちが購入するということもあり、大きなおもちゃよりも、1点100円くらいまでの文房具や、マンガ、キラキラした石(トップの画像のようなもの)、スーパーボールなんかがよく売れている感じでした。縁日の屋台の景品に近いものが人気があるようです。
我が家は、初めてだったこともあり、出品した商品がキッズフリマ向けではなくかなり売れ残ってしまいましたが、小さい頃遊んだチェーンリングやベネッセの通信教育でもらった時計等、合計で1500円程度の売り上げで子供は大満足のようでした。
キッズフリマに参加してから、我が家では「キッズフリマ行き」ボックスを用意しています。縁日でとったスーパーボールやファミレスでもらうおもちゃ、ファーストフードの景品など、親としては捨てて欲しい(というかもらってきて欲しくない)ものを、「もう捨てたら?」と言ってしまう前に「キッズフリマ用にする?」と言ってこの箱に入れたりしています。
4.その他
手放し方としては珍しくないですが、たまにお下がりもしています。我が子は一人っ子なので、2歳年下の幼馴染の子どもに引き取ってもらっています。子ども同士も仲良しなので、サイズアウトした服などは「○○ちゃんに譲ってあげて」と言ってきます。そして送る時には、子供が書いた手紙も添えています。
ただ、事前に写真を送り、いるかどうかを必ず確認するようにしています。
また、マクドナルドのハッピーセットのおもちゃは、店頭の回収ボックスに入れることもあります。店員さんに「ありがとうございました!」と言われるのが嬉しいのか、ハッピーセットを買いに行く口実にしたいのか、たまにこの回収ボックスでも手放しています。
以上、我が家のおもちゃの手放し方でした!
おもちゃが家に溢れて困ってるという方の少しでもお役に立てば嬉しいです。