心の砂地 第4回『進撃のお便り、ときどきドカベン』(用語集)
※現在、音質が極悪なため非公開のエピソードになっております。どうしても聞きたいという方はお便りいただければと思います。
1.「1件の新着コメントがあります!」… mixi時代、自身の日記などにコメントがある場合、mixiのホーム画面に赤字で表示された文言。赤字で表示されており、twitterのリプライ等よりも嬉しかった記憶がありますよね。
2.mixi … 日本においてのSNSブームを起こした先駆け的な存在。一時は爆発的な人気を誇るが、招待制という制度がなくなるなどといった数々の仕様改悪や、新興のtwitter,facebookなどによって利用者が激減していく、という流れは実にUWF的な現象である。
3.mixiコミュニティ … コミュニティをチェックすることがmixi時代のネットストーキングの初歩。mixiの入っているコミュニティで自身をアピールする、という時代が確かにありました。現在だとtwitterのツイートではなくいいね欄を覗く、といった感覚が最も近い行動。
4.mantaschool(a.k.a MC.sirafu) … ミュージシャン。片想い、ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり、THREEMASÖNRY、抱擁家族、チークタイム温度、吋吋吋。『角打ちONTHECORNER』主催。 犬と角打ち愛好家。(※本人のtwitterプロフィールより)DJ シャークという呼称の名付け親。シャークさんとは格闘技話友達。
5.ヒプノシスマイク … 武力による戦争が根絶され、女性が覇権を握るようになったH歴。男性を完全排除した中王区(ちゅうおうく)と呼ばれる区画で、女性による政が行われるようになった。そこで定められたH法案により、人を殺傷するすべての武器の製造禁止、及び既存の武器の廃棄が命じられた。しかし、争いは無くならない。争いは武力ではなく、人の精神に干渉する「ヒプノシスマイク」にとって代わった。このマイクを通したリリックは、人の交感神経・副交感神経等に作用し、様々な状態にする力を持つ。男性は中王区外イケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、シンジュク・ディビジョン等の区画で生活をしている。各ディビジョン代表のMCグループは、争いに親和性のあるラップを使ってバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけたテリトリーバトルが始まる。
(※wikipediaより。引用してもさっぱり内容が分からなかったです。T-ladさんがハマっているらしい。)
6.明石だこ… T-ladさんの故郷に生息する蛸。弾力ある歯ごたえとうまみが特長。非常に美味しいですが、シャークさんは大学時代、明石ダコの取材に付き合ったことがあり、1日明石ダコを食べ続けた結果、顎を痛めたことがある。弾力ありすぎ。
7.「PRIDE.11における小川佐竹戦〜」…20年経ってももやもやする試合。オリンピック銀メダリスト、柔道王小川直也とK-1創世記を盛り上げた、空手王佐竹雅昭がプライドの舞台で対戦。「空手と柔道どっちが強いねん」という試合。どうやっても盛り上がるはずですが、開始の1ラウンドは何故か小川が不利な打撃戦のみで戦う姿勢を見せるなど、何回見ても変な試合!
8.進撃の巨人 … 諫山創による日本の漫画作品。作者の諫山氏は若かりし時、勝谷誠彦に影響を受け、ネット右翼的な思考を持っていた。勝谷も出演していたTBSラジオストリームにおいて、映画評論家の町山智浩が仕掛けた勝谷ディスに反応、結果として町山智浩のファンに転向、という流れがある(※吉田豪著:人間コク宝サブカル伝より)。自身の作品世界にも町山智浩の紹介する映画、映画評に大きく影響があると諌山氏も公言している。
9.アラバスタ止まり … 漫画作品『ONE PIECE』における序盤のエピソード『アラバスタ王国編』まで読んでそこから先の物語が分からない、という状態のこと。何故かここまでは分かる、という同世代(ゆとり世代)が多いイメージです。戦争編あたりですごいことになっているらしい、ということでまた読み返した、という人も。
10.ドカベン31巻 … 野球漫画史上最高のエピソード、と評される。明訓高校の主要人物たちの、今まで語られなかったエピソードが試合の進行とともに明かされる構成(しかも全てを知っているのは読者の私たちだけ!)。犬神のアンダーシャツの長さを変えることで腕が長く見える、といった場面なども妙に印象的。「ネットでちょっと前話題に〜」という記事は以下。2017年のものでした。
https://magazine.manba.co.jp/2017/08/11/special-maeda-dokaben/
11.浦沢直樹 … 生意気言って本当にすみません。
12.「フィンチャーのセブン」 …1995年作。デヴィッドフィンチャー監督作、『セブン』のこと。俺の最高のブラッドピッドと俺の最高のモーガンフリーマンが主演。浦沢直樹『MONSTER』は1994年連載開始。黒沢清『CURE』は1997年作。この辺りのムーブメントの始まり(たぶん)の『羊たちの沈黙』は1991年作、デヴィッドリンチ『ツインピークス』は1990年〜1991年作。シャークさんの生まれた年は1991年なのでサイコスリラーの申し子という見方もある。
13.Prefab sprout …世界で一番いいバンド。天才ソングライター、パディ・マクアルーンのソングライティングについては、松任谷由実ら日本のミュージシャンからの評価も高い。
14.天龍源一郎 … プロレスラー。ミスタープロレス。馬場・猪木にフォール勝ちをしたことのある唯一の人物。めちゃめちゃ偉大。相撲→全日本プロレスというキャリアから培われた、どんな会場でも、どんな相手でも全ての技を受けきる、という姿勢は「天龍イズム」と評される。65歳での現役引退試合は当時の新日本のトップレスラー、28歳のオカダ・カズチカを相手に指名。天龍はオカダのドロップキックもレインメーカーも全て受け切った。また、レジェンドレスラーたちに対して生意気な態度を撮り続けていたオカダが、試合終了後、天龍に深々とお辞儀をするシーンは何度見ても号泣。
次回予告(第五回)…90年代りぼんの傑作!
矢沢あい『天使なんかじゃない』特集
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