心の砂地 第3回『裏側の男、裏側の世界』(用語集)
※現在、音質が極悪なため非公開のエピソードになっております。どうしても聞きたいという方はお便りいただければと思います。
1.「たまちゃんのお父さん」…『ちびまる子ちゃん』に登場するキャラクター。たまちゃんの父。 フルネームは穂波真太郎(ほなみしんたろう)。
ライカのカメラを愛用し、ライカのカメラが良いものであるという概念をお茶の間に植え付けた一人として、近年では元祖インフルエンサーと評される。
2.ナゴムギャル… 現在は脚本家・演出家として知られるケラリーノ・サンドロヴィッチが主宰のレーベル『ナゴムレコード』を愛好する女性たちのこと。80年代文化の1つの象徴として、大槻ケンヂのエッセイ等でその生態などが描かれている。T-ladくんの母はナゴムギャルというわけではなかったらしいです。
3.筋肉少女帯…80年代後半から90年代後半にかけて活躍し、2006年に活動を本格再開した日本のロックバンド。大槻ケンヂらが所属。
4.Pharrell Williams『Happy』…2014年のヒットナンバー。この曲のヒット後しばしの間日本にはHappy歌謡曲が溢れました。NIGOによる日本版MVは2014年のワースト出来事。
5.ヴェルヴェッツ… The Velvet Underground。ジョンケイルによる実験性の高い音楽性とルーリードの美メロセンスが素晴らしいサイケデリックロックバンド。一般的にはバナナアルバムのジャケットでみなさんご存知かと。
6.DAIGO … メンタリストでも漫才師でもなく、竹下登の孫。姉は漫画家の影木栄貴。ガンダムSEEDに影響を受け、現在BL作家という経歴はあーあの頃の感じね、となりますよね。
7.のうえー… T-ladくんの親友。いのうえ、という苗字であるのにのうえーというあだ名であることに甘んじている人間。
8.オリックス時代の星野 … 星野伸之。後に阪神へ移籍。細身の身体から繰り出される70~90キロ代のスローカーブが代名詞。プロ入り後の山田太郎も苦手としていた。
9.手塚治虫 … ジャパニーズマンガレジェンド。力道山。聖人君子のイメージが一般的にはあるかもしれないが、不穏試合も多くある。直接の弟子といってもいい石森章太郎戦、自身の故郷の近くである大阪で湧き上がったムーブメントである劇画作家たちとのシリーズ戦、ニューウェーブブームの旗手、大友克洋に対してのセメントマッチなど名勝負製造機でもある。
10.スターシステム… 著作者が自身が生んだキャラクターを複数の作品に登場させること。日本の漫画界においては、手塚治虫が発明、導入した。松本零士、水島新司にもその傾向があるが時間軸や世界観の扱い方などに違いがある。
11.パワプロ … 野球ゲーム、『実況パワフルプロ野球』のこと。登場する選手は、すべて2頭身で脚や鼻、口も無く目だけの顔が特徴的である。『ファミスタ』にはなかったリアルな操作性で人気を博した。選手を育成する「サクセスモード」が看板となるが、このモードは同社コナミの作品で当時人気を博していた『ときめきメモリアル』が当時のパワプロ製作チームで流行していたことから誕生した。
12.矢部くん…パワプロにおける「サクセスモード」において、主人公の親友として常に登場する人物。矢部明雄。メガネが特徴的。俊足の外野手。
13.パワポケ …『パワプロクンポケット』。携帯ゲーム機におけるパワプロとして発売されたシリーズ。「野球バラエティ」と銘打っており、普通に野球を楽しむこともできるが、パワプロと打って変わった「サクセスモード」における暗い物語が特徴的。普通に野球だけをしていたらそうした要素には気づかないという構成になっているというところも面白い。彼女を作るイベントを進めると物語の全貌が明らかになるという要素から、野球より人生経験の方が大事だよというメッセージを私たちは受け取らざるを得ない。彼女を反社会組織から助けたり、彼女が実は鬼だったり、相手の組織から送られてきたサイボーグだったり、脳髄のみが培養液の中で管理されたり、自殺されたりとかもします。狂ってる!
14.ストレンジャーシングス …Netflix製作のテレビドラマシリーズ。80年代カルチャー好き必見。スピルバーグ他、SF、アメリカ青春もの映画の良いとこ取りです。
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