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第32回『最高級のフルコース』

・『Free!』……京都アニメーション制作による日本のテレビアニメシリーズ。第1期『Free!』が2013年7月から同年9月まで、第2期『Free!-Eternal Summer-』が2014年7月から同年9月まで、第3期『Free!-Dive to the Future-』(フリー ダイブ・トゥ・ザ・フューチャー)が2018年7月から同年9月まで放送され、劇場版も5作(テレビアニメシリーズを再構成した作品も含む)公開された。
wikipediaより引用


・《「鉛筆と消しゴムの関係性」を教えてください。》……BL(ボーイズラブ)的な妄想(パロディ同人誌的な)について語られるとき、例題として挙げられる一節。16年に発売された『俺たちのBL論』(サンキュータツオ、春日太一共著、18年、文庫化の際に『ボクたちのBL論』に改題)でも紹介されている。


NewJeans……2021年11月にHYBEが設立したミン・ヒジンによる新レーベル『ADOR』から初めて輩出される韓国人3人、オーストラリア系韓国人1人、ベトナ厶系オーストラリア人1人の多国籍女性アイドルグループである。
23年3月現在、日本においての90sリバイバル(Zipper、SPEED、矢沢あい、岩井俊二)的なビジュアルイメージを展開している。

・ミン・ヒジン민희진……79年生まれのアートディレクター。02年から18年まで、SMエンターテインメントに所属。東方神起、SHINee、少女時代、EXO、f(x)、Red Velvet、NCTなどの制作に関わる。日本では『リンダリンダリンダ』(05)、『空気人形』(09)に出演しているペ・ドゥナも79年生の同い年である。

・《98年に韓国で日本文化解禁》……韓国では、一般映画館公開第1号の日本映画として、98年に北野武『HANABI』が公開された。翌年99年に公開された岩井俊二『Love Letter』は大ヒット。日本の映画としては初めて観客動員数140万人を記録してブームを巻き起こし、作中での台詞「お元気ですか」は韓国国内で流行語にもなった。

また、週刊少年ジャンプにて連載されていた樋口大輔『ホイッスル!』では、第17巻(01年7月発売)にて、東京選抜とU-14 ソウル市選抜の親善試合が行われる展開がある(翌年02年の日韓ワールドカップ開催に影響を受けたものと予想される)。その中で、東京選抜に所属の郭英士が、U-14 ソウル市選抜、母方の従兄弟である李潤慶に「SPEED、安室奈美恵、モーニング娘。」(コマにはタンポポ、鈴木亜美などCDも描かれている)など、日本で購入してきたアイドルのCDを渡す場面がある。『解禁されてないから』という台詞が印象的な名シーンである。


ソフィア・コッポラ『ヴァージン・スーサイズ』(99)……ソフィア・コッポラの初監督作品。原作はアメリカの作家、ジェフリー・ユージェニデスが1993年に発表した『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』(早川書房刊)。70年代半ばの郊外の街を舞台に、ソフトフォーカスが印象的な、繊細で美しく映し出された美少女たちのイメージに、若者たちは熱狂した。
23年3月現在、ユニクロUTにて「セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT」としてソフィア・コッポラ監督作品としてコラボレーションアイテムが販売中。

・TLC……アメリカ合衆国の女性R&Bグループ。セカンド・アルバムである『CrazySexyCool』(94)からのシングル「Waterfalls」はミュージック・ビデオでも大きな話題を呼び、全米チャート7週連続1位という大ヒットを記録。クラシックとして、いまだにずっとかかってる。
《Don't go chasing waterfalls
Please stick to the rivers and the lakes that you're used to
I know that you're gonna have it your way or nothing at all
But I think you're moving too fast》
という名ラインは、(スピードが速すぎない?)という「チル」的なモード、日本のヒップホップへの具体的な影響としてはS.L.A.C.K.(5lack) 『NEXT』(09)での「適当にいけよ」といったリリックにも影響を与えたと考えられる。心の砂地#第26回『恥を捨てるより、ずっとはやい!!』のインスピレーションでもある。次作である『FanMail』(99)は日本でも100万枚以上のミリオンセールスを記録している。


・《心の砂地『ご近所物語』回(20年6月)》……心の砂地第15回『ご近所物語のゆくえ』を指す。


て:ツトムがサンバイザーつけてきた時ちょっと笑っちゃった
鮫:いまサンバイザーしてるのは掟ポルシェさんぐらい
心の砂地第15回『ご近所物語のゆくえ』(20年6月配信)より

というくだりがある。3年の月日は全てを変えてしまった。

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シャーク鮫くん
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