【FaB】新月のエニグマ カラクリ解体新書【Hero紹介】
はじめまして、まぐなすという名前でインターネットに生息しています。
(よく行くカードショップではエニグマ田中呼ばわりされています)
noteはオタクの風俗レポかカードゲーム有識者の記事を読む位でしたが、アウトプットの風潮の高まりに便乗しようと思います。
オタクは軽率に風俗レポを書いて下さい。
今回は、自分が最初に握ったBlitz Heroである新月のエニグマについて、知らない人に向けた特徴やレシピなど説明出来ればと思います。
というのも、初心者の方と対戦した際に幻術師特有の訳の分からない動きをしながら、新月のエニグマの事を説明し、安い!と勧めるのですが、
早口オタク…としか思われていない可能性があるので、この記事を押し付けようと思います。
記事内に登場する値段は基本的にGoAgain調べになります。
(2024/11/15現在)
いつもお世話になっております
https://goagaingoagain.shop/
急にセールが始まったので今ならもっと安いかも。
https://x.com/goagain55/status/1857668344801014047
デッキリストだけ見たいオタクは目次から飛んでくれ!
・おすすめポイント
安い!(ヒーローカードは何とかしてください)
・新月のエニグマの特徴
装備品が全て秘匿(裏向きで装備され、場に無いものとして扱われる。強制ブロックなどの対象にもならない。)
で装備される事で、超越しなければ能力も装備も無いというヒーローです。
超越し、ヒーロー能力を起動すると装備を表に出来て(これはメリット…?)、それが結界を持っていれば霊気の盾トークンを3つ生成できます。
最大で結界を21打点分張る事が出来、リアクションタイミングでこれらを起動する事で相手の計算を狂わせたり、霊気の盾トークンで攻撃しつつ結界で身を固める等幅広い動きが出来ます。
多分。
能力の都合上、「結界」を持たない装備品が採用候補から外れやすく、
よく見聞きする高価な装備品などを採用しない明確な理由付け(言い訳)が出来ます。最初にこのヒーローを選んだ理由です。
通常のエニグマとはまずルールとして、
若者しか存在しない(CCで新月のエニグマはプレイできない)点、
装備品の秘匿の有無、ヒーロー能力が攻撃的、防御的という点で差別化されています。
CCへの参入がまだだよ!という方などは、お手持ちのデッキをCC用にチューニングしつつ、
安く組めてBlitz専用Heroである新月のエニグマをBlitz用に持っておくなどのプランも取れると思います(?)
・サンプルデッキ(財布に優しい)
新月のエニグマは武器によって大きくデッキ構築が変わるのですが、
今回は武器「現実の虹彩」を使用したリストについてご紹介します。
新月のエニグマの能力と分かりやすく嚙み合ってくれる武器だと思います。
今回紹介するリストは霧隠の秘境とアーカイブパックに収録されたカードで組んでおり、全て日本語で遊べます。群青に沈む/Sink belowの青に日本語版がありませんでした。
値段はGoAgain通販調べで12760円でした。(ヒーローカード除く)
店頭やストレージで買えばもっと安く組めると思います。
少し妥協しているカードもあるのですが、そちらを加えても20000で収まりますし、FaBのデッキを組んだことがある方なら安く見える金額だと思います()
「先祖綴れ織りの巻物、小宇宙」を使用したリストは今回取り扱いませんが、通常のエニグマの互換の様な内容になるので、Blitz エニグマの記事を探して参考にしていただければと思います。(ぶんなげ)
個人的には今回の「現実の虹彩」の方が新月特有の動きができて好きです(CCを祖先の記録者 エニグマで遊ぶ事が多いので差別化したい)。
・その他のデッキ(優しくない)
1つめは小宇宙型との両立を目指したリスト、現実の虹彩が苦手なアグロ用に小宇宙を採用したものの、リストが中途半端になり結局しんどいので現実の虹彩に全振りしてサイドでごまかしたのが2つめ、ラストは先鋒戦シーズン10で使用した最新のものです。(人が少なくて3回戦だったのは内緒だぞ)
https://x.com/cardbox_osaka/status/1865315614056943940?s=46
https://fabrary.net/decks/01JCTBW5QESTYGNRV6M4PE5WAJ
・使い方/サンプルデッキ解説
うまいことやれ!!!!!!!!
手札で一番強い動きをしろ!!!!!!!!!!!!!
FaBのプレイ方針は言語化をサボるとこうなると思います。
具体的には一枚当たり3点以上のバリューを出せると良いです。
↓いつもの参考記事
自分からとれる強い行動は少なく、相手の動きに合わせて対応する事が強いヒーローになるので、基本的な考え方とカードの組み合わせを紹介できればと思います。
基本的な考え方
どのヒーローが相手でも先手でOK
ミッドレンジ~コントロール手前が強いデッキなので、
アグロは基本不利対面になります。
・最初に考えることは以下の4つくらいだと思います。
①各種光彩を置きつつ、武器の能力を使ってオーラで殴る
②ヒーロー能力で出てきた霊気の盾で殴る
③幻の海獣を育てる
④後半に強い青のカードをピッチしてデッキの下に送っておく
①各種光彩を置きつつ、武器の能力を使って殴る
・「現実の虹彩」型特有の動きその1
上記の4枚は自分の場に設置して効果を発揮し続けるオーラのカードになります。本来これだけでは打点になりませんが、武器「現実の虹彩」の能力でこのオーラ達で殴る事ができ、基本の攻撃方法その1になります。
「小宇宙」は結界を持ったオーラでしか攻撃出来ないので構築からガラッと変わることになります。
対戦相手は各光彩のオーラを攻撃対象に取ることで除去できますが、続行をあまり持たず、ターンに一度しか攻撃できないコントロールデッキなどはこのオーラを出し続けるだけで苦しんでくれます。逆に、アグロ対面では容易に処理されてしまうので、こちらが苦しみます。
また、光彩を持つオーラはアクションカードなので場に出すためにAP(アクションポイント)を消費してしまうのですが、以下の二枚でインスタント扱いで設置することができ、APをちょろまかせます。
②ヒーロー能力で出てきた霊気の盾で殴る
・「現実の虹彩」型特有の動きその2
ヒーロー能力を防御だけでなく、積極的に攻撃に使えるのがこちらの武器を選択する大きなメリットです。
「小宇宙」は+カウンターが乗っていなければ続行が付かない為、霊気の盾は概ね防御のみに使用する事になります。
例えば自ターンに超越カードを二枚使用し、
内なる気が2枚、青のカードが2枚の手札であれば、
1,内なる気でヒーロー能力を起動
2,霊気の盾で攻撃!続行!×3
これだけで霊気の盾の結界1×3、4点の攻撃×3(+α装備品が表になる)
15点分の価値を4枚で生み出したことになります。1枚当たり3.75⁉
③幻の海獣を育てる
実質、新月のエニグマ Specialization である幻の海獣の説明
必須Mレアカードその1
日本語訳可愛いね
超越カードと幻の怪獣が手札や格納庫にある時に3点の攻撃に対して
幻の海獣プレイ
ヒーロー能力起動、出てきた霊気の盾の結界1×3で攻撃を防ぐ
幻の怪獣に+カウンターが3つ
といった様子で、幻術師のカード(トークンや装備品も含む)を多く生み出す都合上モリモリと海獣を育てることができます。
海獣くんも結界を持っているので、自分のヒーローがダメージを受けると壊れてしまいます。多めの防御リアクションや、インスタント、ヒーロー能力で優しく守ってあげて下さい。
手札をすべて使って守れないと負けに繋がるので、相手が続行持ちの攻撃からスタートするなど、防ぎきれない打点の予感がしたら大人しく壊れてもらいましょう。
幻影という攻撃値6以上のカードでブロックされると自壊してしまうデメリット効果があるので、攻撃値が高い守護者や野人のヒーローには弱いのですが、彼らは続行が少ないので
①各種光彩を置きつつ、武器の能力を使って殴る
で何とかしてください。
「過ぎ去る蜃気楼」があるか、大きくなったところで「安息なき合体」にカウンターを移すと安心して攻撃出来ます。
④後半に強い青のカードをピッチしてデッキの下に送っておく
神秘タレントのヒーローは超越ギミックの特性上後半は攻撃にも防御にも使えない「内なる気」が増えて息切れをおこしますが、それを有効に使えるカードを合わせてデッキの底に仕込んでおくと、コントロール対面などに対して後半も息切れせずに戦えます。
具体的には下記の3カードで、左2枚は手札が嚙み合えばいつ出しても大丈夫ですが、中々噛み合わないのでアーセナルで寝かせるよりはピッチの方が安定するかと思います。
宇宙の目覚めを打つターンはカードを4枚使う都合上ダメージを多く受けることになるので、そこまでライフを高く保ってね♡
入れ替え候補カード解説
サンプルデッキリストの一番下、サイドボードとmaybeの欄に入っているカードについて説明しようと思います。
準必須カード
maybeの欄に入れています。
値段の都合で一旦外したカードたち、お財布に余裕があれば買って下さい。
・Diadem of Dreamstate
頭装備「再話の真実/Truths Retold」との入れ替え
ごちゃごちゃ書いてありますが、
頭装備が現状の結界1から結界2になり、一点防御値を増やせます。
上の効果はほとんど使いませんが、このカードか他のトークンではない結界を持つカードが壊れた時に、1リソース払うと「熟考/Ponder」トークンを作れます。
・Phantasmaclasm
「フィエンダルの戦意/Fyendal's Fighting Spirit」との入れ替え
3コストの攻撃アクションは、攻撃値7防御値3が基本スペックですが、
このカードは3,9,3、2枚のカードで9点の価値を生み出せます。
※海獣と同じ幻影/Phantasmのデメリットあり
しかも攻撃時に相手の手札を確認し、1枚デッキの一番下に戻して1枚ドローさせる効果が付いているので、
・攻撃値6以上のカードを戻して幻影のデメリットを回避
・青いカードを戻してコスト事故を起こさせる
・強いアクションを戻して次のターンの動きを制限する
・手札を見て次のターンの動きを予測する
等々コスト論以上の価値を生み出せます。
・白銀の煌めき
「現実への浸食/Pierce Reality」との入れ替え
上の方で説明した光彩三銃士の1枚
自分のオーラが攻撃する時に、ターンに1度+カウンターを1つ稼いでくれます。
武器「現実の虹彩」を使って攻撃する全てのオーラに誘発します(白銀の煌めき本体でも問題なし)、つよい。
サイドボードのカード達
我らがどくいろ先生の記事をよろしくおねがいします。
一応少しだけ解説します…
・コスト3のカード
・蒼白
ヒットしたヒーローの色を失わせる能力
色を参照するヒーロー
ドロマイ/プリズム/ボルティン/エニグマ/ヌゥ/ゼン等に刺さります。
中でもドロマイとプリズムは幻術師ですので、幻影のデメリットを多く持っている為、より有効です。
(幻影は攻撃値6以上の幻術師ではないカードでブロックされた時に誘発するため、Phantasmaclasmでは誘発できない)
・外観の貫き
オーラで防御されず、ヒットしたらオーラを破壊するメタカード
引き続き幻術師とオーラを使用するルーン剣士に刺さるらしい(未検証)
・コスト2のカード
よく見る高額カードの集い
上記の2枚と入れ替えでサイドに採用したりしなかったり
どれもヒット時の効果の為、ヒットしなければ青いカードとの組み合わせで2枚で6点のバリュー、1コストの余りが出ますが、「現実の虹彩」型の新月では1コストを使う手段が乏しいです。
対してサンプルリストの「最前線の稜堡」「フィエンダルの戦意」はヒット関係なく2枚で7点のバリューが出る為、無理して採用するカードではないと思います。持っていたら入れてみて下さい。
・おわりに
お読みいただきありがとうございました。
思いついたことを徐々に書いていった記事なので違法建築になっている可能性があります、すいません。
新月のエニグマに関して、パッと思いつくことは大体書いたと思うのですが、もしあれもこれも分からない等あったらTwitterかカードショップでお会いした際にでも聞いて下さい。