じゃんたま三麻頂上決戦10番勝負牌譜検討⑥
こんばんは。いもーけんです。
先日発表がありまして、noteでは三麻のことばかり書いていますが、次のシーズンより東空荘の公式大会の管理者となります。よろしくお願いします。
運営は初なので、多少のやらかしはご容赦くださいませ。東空荘の来シーズン以降ついては、後日別のnoteにて発表する予定です。
さて、本記事は牌譜検討を通した、いもーけんの考え方、打ち方紹介の第6弾です。(今回は結構ボリュームあったのでおまけなし)
内容は前回の検討の続きです。(引き続き敬称略)
5回戦終了時のスコアがこちら。
🍠+2.0(いもーけん
🐯+1.0(とらふく
🐷-3.0(みな豚
(ルールや面子の詳細については牌譜検討①をご覧ください。)
・6回戦
雀魂牌譜: https://game.mahjongsoul.com/?paipu=230513-0bf42433-5ba0-4e3d-bf4c-47c80cb93b13_a469468806
・東1.0
安い愚形ですが、先制役なしなので自分も曲げます。待ち選択はペン3pではなく1p6sシャンポンとしています。
基本的に枚数差のない19字牌を含んだシャンポンとペンチャンの比較はシャンポン有利だと思います。19字牌のほうが出やすい+最高でも相手に2枚しか持たれていないので、先制リーチに暗刻を押す人はあまりいませんが、トイツを落として迂回する人は結構いるという説があります。
自分は愚形でもブンブン曲げますが、3~7のシャンポンであれば、カンチャンに受けるほかに、リャンメン変化をみるパターンもたまにやります。
その後、みな豚がツモって1300-2600
・東2.0
みな豚の西をポンして打5pのとらふく。
自分は牌譜検討をする際に、「萬子と字牌から切りましょう」という話をしがちなのですが、ターツが足りていて、機能していない余剰牌があれば安全度を優先します。
こういう場面で、スリムに構えすぎるクセがついてしまうよりは東切ってる方が三麻伸びやすい気はします。ここでは2度受けとなっていて、二人の両無筋となり得る打5pとできるとバランスが良いですね。
これは感覚的な話ですが、三麻強い人はブクブクにしている割に、絶妙なタイミングで456を処理してくるイメージがありませんか?
おそらく、相手の捨て牌から進行具合を予測したり、データから切る巡目を決めていると思うのですが、実際にやられまくると結構しんどいですよね。
その後いもーけんが白をポンしてみな豚から2000点の和了。
・東3.0
チートイ嫌いのとらふくも、さすがにまともなターツがないのでチートイ固定?
自分は結構チートイ2シャンテン以上の場合は両天秤にしがちですが、1シャンテンになるとわりと固定します。
また、2シャンテン戻しとなるポンは基本的にしません。たぶん弱いです。
1シャンテン→1シャンテンのポンはたまにやります。これは打点が向上するパターンと、受けが広くなるパターンがありますね。
1シャンテン→聴牌のポンはだいたいポンします。聴牌は偉いです。
その後、全員ノーテンで流局。(珍しい)
・南1.1
銅~金の間とかだとこっから三元役狙う人もいなくはなさそうですが、聴牌にとります。
これは例としては微妙ですが、強者との三麻において、強引なドリブル打点寄せは致命傷になりやすいです。打点はあくまでも自然に高まるもので、南場の親が流れるまでは、無理やり高打点を狙う必要は少ないです。先ほども書きましたが、だいたいのケースにおいて聴牌は偉いです。
これも先程の話と似ていますが、打点は自然に高まるもので、強引な四暗刻は見てませんね。親満~親ハネあれば十分ですので、広く受けます。
強者は夢をみません。手役の好き嫌いもホントは無いはず?。
9m2切れなのでカンチャン受けでリーチ。
これは賛否ありそうですが、いもーけんは平場~ビハインドでは、役なしで追いついたらだいたい曲げます。リード時~縦長2着などでは、状況によってはダマります。
これは現物待ちなんでダマですね。後手現物待ちはダマ強いです。
とはいえ、王座民はリーチの押し返しはきっちりチェックしているので、押してるのがバレバレな時はリーチするケースもあります。
ただし、このケースだと、2副露しているみな豚(超攻撃型)が相手ということで、リーチでもいいような気もします。・・・たぶんオリないです。
ついでに書いておくと、段位戦と違い、おじleagueのような面子がある程度限定されている卓では、それなりに人読みは有効だと思います。
自分がチームに入ったら、対戦相手にクセの強い人がいるかのスカウティングも取り入れていきたいですね。
その後みな豚が3sを掴みとらふくに満貫放銃。
・南1.2
9種9牌で流局
・南1.3
打点11600なのでダマ。とらふく相手はダマ警戒できないとキツイですね。これは12巡目のドラ切りなので「むむっ」となる場面です。
9pプッシュは7枚目の6-9pだったので危なかったかもしれないですね。自分がノーテンなら打たなかったと思います。
・南1.4
これはさっき書いたチートイ1シャンテン→聴牌のポンなんで自分はポンします。
親のとらふくが筒子をバラバラと切って染め気配+索子3枚余りなので索子の上は切れず。
自分は染め手に対しては1枚余ったら無理しません。実際は0枚余りでも聴牌されていることはあるのですが、毎回考えるのは疲れるので、1枚余ったら警戒するシステムを採用しています。
ラス目とはいえ、とらふくのこの捨て牌に対して4s→8sプッシュできるのはさすがです。振ったら飛びますからね、弱気になると押せなさそうです。
その後みな豚一人聴牌で流局。
・南2.5
みな豚先制リーチ後、いもーけんが追っかけるも流局。
・南2.6
これ打5pとしたのですが、振り返ると8sでよかった気がします。
自分はこういう時に厚く持ってる牌で放銃しないように打つのですが、よく見たら5-8pも4枚目なので、シンプルに両無筋じゃない分8sでした。
その後みな豚が3900オールツモ。
・南2.7
いもーけんが先制リーチし、1人聴牌で流局
・南3.8
トータルトップのいもーけんの親番で、自分目線だとトップ維持しながら2着をコントロールしにいく打牌・・・?と思っていたんですが、索子がすべていもーけんの危険牌なので、普通の放銃にも見えます。
2枚目のドラ9m見てからなので、跳満はなさそうですが、8本場なのでみな豚が赤5pやドラヘッドで7700~8000の場合は西入りしてしまい、難しいですね。※本場の点数を300点で間違えて計算してました。訂正します。8000でも40100残りでOKなので、サシコミいけましたね。失礼しました。
4pが刺さらずに次巡危険牌を掴んだらどうしていたのか気になるところです。
というわけで、とらふくがきっちり並びを作ってトップ。
6回戦終了時スコア
🐯+2.0
🍠+1.0
🐷-3.0
・・・ここで記録は途切れている