<社員インタビュー>ジャパンパラアルペンスキー競技大会で優勝した髙橋選手にインタビューしました
こんにちは 。ラバブルマーケティンググループSDGs担当です。
本日は、今年3月に実施された「ジャパンパラアルペンスキー競技大会」で優勝した、当社子会社コムニコに所属する、パラアルペンスキー 髙橋 幸平選手へのインタビュー記事についてお届けいたします。
📝髙橋選手は、2024年3月、長野白馬八方尾根スキー場で行われた日本最高峰のパラアルペンスキー大会「FIS Para Alpine Skiing公認2024ジャパンパラアルペンスキー競技大会」の回転(立位)において、第2戦と第3戦それぞれで優勝いたしました。
「ジャパンパラアルペンスキー競技大会」での第2戦と第3戦の優勝おめでとうございます。 優勝した時の率直な気持ちを教えてください。
髙橋選手(以下、髙橋):
日本で行われる最高峰の大会だったので率直に嬉しいですし、パラリンピック選考に向けていいアピールができたのではないかと思っています。また、「この1年で大きな成長が見られたよ」と先輩方に言っていただけたことが嬉しかったです。
勝因は何だったと思いますか?
髙橋:
昨年に比べて練習量が圧倒的に増えたことだと思います。記録を見てみると、練習で15,000ターン以上滑っていて(1回の練習でおよそ40ターン)、その努力が勝因に繋がったと思っています。社会人2年目ですが、大学の頃は8,000ターンくらいでしたから倍近い練習量になっています。
大会を通して得られたものや課題感などはありますか?
髙橋:
やはり、練習量を増やすことと質を高めることが大事だなということを感じました。質を高めるということに関しては、暑さに負けない疲れにくい身体作りのため、陸上トレーニングを増やす予定です。また、ヨーロッパの選手たちの技術力が上がり、”レベルアップしているな”と大会を通して感じました。簡単に勝てなくなってきているため、雪上トレーニングでは練習量を増やし、私にとって大きな刺激となる健常者のスキー練習に交じり練習の質を高めていきたいと思っています。
応援してくれている皆様へメッセージをお願いします。
髙橋:
大学在学中に比べ、競技に対する向き合い方や責任感が大きく変わってきました。「成績を出さなきゃ!」という気持ちが強くなり、今シーズンの大会では緊張からコースアウトする結果が続いてしまいました。
競技を続けるためには、練習や大会への遠征費といった活動費を捻出しなければならず、今シーズンはクラウドファンディングを通じてたくさんの方にご支援、ご声援をいただきました。皆様本当にありがとうございました。
そういった皆様の期待に応えたいという想いが強く出てしまい、大会の前半では普段の力を発揮することができず、悔しい思いをしました。しかし、気持ちを切り替え優勝できたことは、皆様の応援があったからだと強く感じています。
この緊張感を切らすことなくトレーニングに励み、2026年に開催されるミラノ・コルティナダンペッツォパラリンピックの出場を目指していきたいと思います。
引き続き応援の程よろしくお願いいたします。
終わりに
髙橋選手のインタビューをお読みいただきありがとうございました。パラリンピックの選考・出場に向けて着実に努力を重ねている高橋選手を引き続き応援いただけますと幸いです。
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