【夏のSDGs投稿カレンダー】愛されるSNS投稿に使えるSDGs関連の「○○の日」を集めてみた🍉
SNSを見ない日ってありますか?
ネットの視聴時間が増え、若年層を中心にSNSの活用が広がっていることは皆さんご存知のことかと思います。
(私の場合、1日4時間以上SNSを触っていることが多いです。iPhoneによると)
というわけで……
企業アカウントを運用しているみなさーん!
どうせ投稿するなら、愛され投稿してみませんか?
地球に優しい投稿は、私たちにとっても優しいメッセージを届けてくれます。
SNS投稿でSDGs関連を取り扱って欲しいワケ
SNSを使っている人口がどれくらいいるかご存知でしょうか?
日本の全人口は、2021年5月時点で1億2536万人。
そのうち、人気SNSのユーザー数はこのようになっています。(アクティブユーザー数は各社発表時点)
10代、20代においては、Twitter・Instagramの利用者が6割を超え非常に影響力の高い媒体となっています。
そのため、企業のSNSマーケティング活動でも利用されることが多くなっています。
私が所属する株式会社コムニコでは、大手企業を中心にSNSマーケティングの戦略策定からアカウントの運用代行、効果測定などの支援を行っています。
TwitterやInstagram、Facebookなどの運用支援を普段から行っているからこそ、SNSを活用して自社のイメージアップにつながる投稿をおすすめしたいのです。
「せっかく買うなら環境にいいものを」という考えを持つ人が増え、「ミレニアル世代では、約9割が社会課題解決に取り組んでいるブランドから商品を購入することを望む」という調査結果があります。
(出処:Cone Communication社、「ミレニアル世代のCSR研究」,2015)
社会課題に対するブランドの姿勢を重視する傾向は、若年層ほど高まっていることを示し、いまや「知らない」では済まされない存在になっています。
SDGsへの取り組みは地球のためならず、自社のブランディングや実売にもつながることだと思いませんか?
SDGsのおさらい
「名前はよく聞くけど、正直詳しくない」という方も多くいらっしゃると思います。
SDGsとは「地球上のみんなの幸せ」のために世界が合意した17の目標と、それに紐づく169のターゲットを指します。
これは2030年までに、持続可能な世界の実現を目指すというものです。
「地球上の誰一人として取り残さない」を誓っており、開発途上国だけでなく先進国も取り組まなければならない共通の課題となっています。
難しく感じますか?
実はわたしたちの生活にすごく密着したものなんです。
ここから、Twitterでトレンド入りしやすい記念日「○○の日」を投稿例と合わせてご紹介します。
【6月】SDGs投稿カレンダー
6月は環境月間ということもあり、国連が発表する国際デーがずらり。
特に6月5日は「世界環境デー」「環境の日」ということもあり、環境への取り組みが注目されそうです。
昨年、#環境の日 で投稿された企業投稿を確認してみます。
■エトヴォス
スキンケア用品を提供するエトヴォスは、すはだにも環境にも優しい日焼け止め製品を紹介。
日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤は珊瑚への悪影響があるとされており、世界中で使用停止が求められています。
エトヴォスが #エトヴォスと海を守ろう とはじめたこのキャンペーン。
①製品写真の投稿②キャンペーン投稿のシェア③キャンペーン投稿へのいいねのいずれかを対象として、2020年は2020件以上のシェアを集め、実際に珊瑚保護を行う団体へ珊瑚の苗を寄付しています。
「環境に優しいこと」を伝えるという内容でユーザーに製品写真投稿を行ってもらうことで、自社のブランディング、UGC創出につながるすてきなキャンペーンです🌏
投稿ユーザーにとっても「環境問題に関心がある」というブランディングにつながりそうですね✨
2021年もキャンペーンが行われているようです。
さて、本題。
会社として環境問題を解決できることは思い当たらない。
困ったな。
そんな企業さまに向けて考えてみました。
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【BtoC 日用品メーカーの投稿案】
今日は #環境の日 🌏✨
ひとくちに「環境」といってもいろいろなものがあります。
エコバッグやマイボトルを持つことや、フードロスをなくすこと。
ゴミを分別してリサイクルすることもそうです。
みなさんがやっている小さなエコ活動、おしえてください!
#ラップの芯をリメイクしてペン立てに
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無骨なペン立てリメイクの写真とともに、「おしえてください」の問いかけをしています。
前段で環境のためにできることを記載し、ハードルを下げる工夫をしているのがポイントです。
教えたい欲って誰しもありますよね。
「私はこんなことをしている」というコメントが集まったら、それぞれにコメントできるとユーザーとのコミュニケーションにもなりそうです。
普段ゴミにしているような容器を使った工作をコンテンツとして発信している企業もあります。
■#MOWで作ろう(森永乳業株式会社)
■ロッテおりがみ部(株式会社ロッテ)
【7月】SDGs投稿カレンダー
7月といえば、毎年トレンド入りするのが「海の日」。
2021年の今年は「海の日」と「スポーツの日」が移動しているので注意が必要です。
昨年末にスケジュール帳やカレンダーを買った方は日にちが合っているか確認してくださいね。
7月22日が海の日、7月23日がスポーツの日ですよー!!
どちらも祝日です☺
昨年このnoteで「海の日」を題材にしたので、今回は「波の日」をお題に早速投稿を考えていきたいと思います。
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【水産業の投稿案】
🌊7月3日は #波の日 🌊
美味しい魚を食卓に届ける●●水産は
#ONEHANDBEACHCLEANUP キャンペーンを応援しています🌴
ビーチでゴミを拾ってシェア。
美しい海を守りましょう。
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#ONEHANDBEACHCLEANUP キャンペーンとは、実在のキャンペーンです。
海洋プラスチックゴミを減らすため、サーファーを中心に「海に行ったらゴミを拾ってシェアしよう」という呼びかけを行っています。
サーファー2名が開発した、海洋プラスチックゴミを減らす「魔法のバケツ」も広く知られているところかと思います。
豊かで美しい海を守るために、できることから始めたいですね。
だれかの #ONEHANDBEACHCLEANUP 投稿に「いいね!」をすることも第一歩なのかも。
【8月】SDGs投稿カレンダー
8月は投稿注意日があります。
広島、長崎の原爆投下の日や終戦記念日はセンシティブな思いを持たれる方も多く、投稿には注意が必要です。
ほかに、過去地震や災害などがあった日も注意すべきでしょう。
様々な人が見るSNS投稿は、そういった日に批判的なコメントや拡散が起こる、炎上状態になることがあります。
くわしくはこちらの記事もご覧ください。
参考:SNS時代の炎上対策!すべての企業が気をつけるべきこととは
8月は唯一の祝日「山の日」でSDGs投稿を考えてみましょう。
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【BtoC 建築会社】
🌲ひのき造りの●●建設🌲
木のぬくもり感じる住宅を提供し続けてはや●年。
毎年、役員総出で植林を続けています。
木が大きく育つように、●●建設もみなさまと共に歩んでいきます。
#山の日
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健やかな山は私たちにきれいな水をもたらしてくれるほか、広く張った根は土砂災害をも防いでくれます。
これは、「11.住み続けられるまちづくりを」にもつながってくるものではないでしょうか。
どうして投稿カレンダーなの?
じつは、企業のSNS担当者さまから多く寄せられるのが「投稿ネタがない」「なにを書けばいいのかわからない」というご相談。
このマガジンでは夏・秋・冬・春とSDGs関連の「○○の日」を集めた投稿カレンダー記事を作成してきました。
(なんと1年分作成してしまいました…時の流れは早いものです)
🌴夏のSDGs投稿カレンダー
🍁秋のSDGs投稿カレンダー
☃️冬のSDGs投稿カレンダー
🌸春のSDGs投稿カレンダー
事前に投稿内容を決めておくことで計画的な運用ができるようになり、PDCAが回しやすくなるだけではなく、「○○の日」として投稿しやすい記念日はトレンド入りしやすくなっています。
トレンド入りしやすい投稿=リーチが増える
つまり、露出が増えるので積極的に使っていきたいところです。
ここではSDGsに関連した内容を取り上げましたが、コムニコではTwitterモーメントカレンダーと自社ツールを組み合わせ、実績値を元に作成した独自のカレンダーを作成しています。
▶︎メルマガ登録でカレンダーを配布中📅
予約投稿ってどうやるの?
【Twitter投稿予約方法はこちら】
【Instagram投稿予約方法はこちら】
プロアカウントに変更し、クリエイタースタジオを使って投稿日時を指定します。参考:クリエイタースタジオの使い方
ちなみに「予約承認をしたい」「数値を確認したい」というご希望がありましたら、弊社ツール「コムニコ マーケティングスイート」がおすすめです。無料トライアルもあるのでお気軽に❣️
マーケティングとSDGs
“愛用し続け、他者におすすめしてもらえる”ブランドのファンづくり。
そのために今、伝えることは「自社本位ではない」ということではないでしょうか。
たとえば、「海を汚さない」ことだったり「ゴミを出さない」ことだったり。
「動物実験をしない」ことも製品を比較検討する際のポイントになるかもしれません。
SDGsの認知は着実に広まってきています。
「せっかく買うなら環境にいいものを」と考える人が多いというのは先に述べたとおりです。
SNSマーケティングを支援する私たちも企業のSDGsへの取り組みを伝えるSNS投稿企画を作成しています。
一人ひとりの小さな一歩が持続可能な地球環境を守ることにつながると、私は信じています。
皆さまのマーケティング活動も「地球からも顧客からも愛される」ものにするために、ご活用いただけたら嬉しいです。
次回の #SDGsChallenge もお楽しみに🌍