なぜバンドをやるのか
音楽で世界を変えるため
あなたを救いたい!
なんて壮大な目標は身の丈に合わなすぎる
音楽が誰かの生活の一部を少しでも明るいものに、
この土地に住んでてよかった、
明日も頑張ろう、とか
そんなふうに思える日になれたなら小さいことだけど世界を変えたことになるし
そこに私の音が一音でも入っているのなら本当に尊いことを成し遂げてる、素晴らしいと思います
でもそういったことはわたしにとっては幸運なことに後から付いてきたものなので、なんとなく他人事に感じます。
なんで音楽を、バンドをやりたいかって
どこまで突き詰めて考えても
カッケーしワクワクするからやりたい
に尽きる ただそれだけでエネルギー湧いてくる
ちょっとかっこつけて書くと
好きなコと好きなコトやれる
組織が私にとってのバンドかなあ(え、カッコついてるか心配なんやが)
それだけでやっていたのに、時間が経てば有難いことに関わる人が増えていったり、音楽関係の活動が金銭的にも精神的にも圧迫されたり、無意識にプレッシャーを感じる機会が増えて
なんでバンドやってるんだろう
てかどんなのがかっこいいかもわかんなってきたし、最早なんでもいいな(最悪マインドすぎるな)
いくら好きだからってここまで生活切り詰めて、精神すり減らして
これやってて意味あるのかな?なくない?ないねー!!!
なーんて、捻くれて、音楽が楽しくなくなっちゃうことは私だけじゃなくて、周りを見てると結構あるあるなんだなーと最近になって実感した
俺らの音楽で世界を、あなたを救う!!あなたに届け!!!なんて
アツいMCに冷めてしまうのは
馬鹿の一つ覚えのようにただ楽しんでやりたいタイプのわたしとはスタンスがまるっきり違うのかも
逆に音楽で食っていきたいと思うならそれぐらいのアツい想いがないと続かないのかもね
同じ音楽でもやはり棲み分けは必要だ
自分の好きなスタイルを突き詰めていけば刺さるタイプなんてこの世にいなくて皆何かしらと葛藤してきてる
知らんけど
まあなんか色々書いたけど
死ぬまで楽しめる趣味見つけられて幸せかも
まとまってなさそう
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