
VARIETYを結成して①
前回は、LMAになった経緯を話したので、ここからはバンド「VARIETY」を結成したことについて話していきます。
とても長いので、飽きたらごくせんでも観てください。
まずソロからバンドに移った理由。
元々バンドはやりたかったのですが、大きな変化としてコロナがありました。
コロナによって2年くらいライブをしなくて、色々と考える時間が増えました。
結果、「やっぱりバンドをしたい」って思ったのが2022年5~6月くらい。
深く考えもせずに、バンド募集サイトに自主制作MV「エルマさんが転んだ」を貼り付けて、呼びかけました。
そのとき一番思っていたのは、「自分が作った曲をバンドでやりたい」でした。
2022年7月、ある方から最初に連絡が来ました。
それが「VARIETY」ギタリストの斑鳩。
募集サイトでのユーザー名が「アイジ」だったので、今でも私はアイジさんと呼んでいます。
早速会うことになったのですが、色んな意味で怖かった。
まず募集サイトで高評価0で低評価8だったこと。
そして詳しく言えませんが、年齢が違いすぎること。
不安でしたが大通駅前で待ち合わせ、近くのDOUTORでバンド活動についての話や音源を聴かせたりしました。
今思えばよく加入してくれたなと思いますが、斑鳩はVARIETYに加入してギターを始めた初心者でしたが、コードもぐちゃぐちゃなLMAの音源を聴いて「とりあえずやってみようか。」と即答してくれました。
多分、斑鳩でなければこんなに早く活動を始められなかったと思います。
こうして斑鳩が加入しました。
その数日後、今度はドラマーから連絡が来ました。
それが「VARIETY」ドラムの希。
これまたすぐ会うことになったのですが、またまた怖かった。
まず住んでる場所が旭川。遠くて一緒にできるのか?
そして詳しく言えませんが、年齢が違いすぎること。
ただ斑鳩で耐性はついていたので、札幌駅で待ち合わせ、近くのサイゼリヤに行って話しました。
バンド活動の話や音源を聴かせ、一緒にやることに。
希が加入しました。
希さん曰く、「断られたらどうしようと思いました。」とのことでした。
「こちらこそ」という気持ちでした。
こうしてLMAと斑鳩と希の3人でバンドが結成されました。
まだバンド名は決まっていなかったはず。
練習を開始し、並行してベーシストも募集しました。
初めての練習場所はマグナム。
以降、VARIETYの定番スタジオになりました。
3人で音を出したときの感動は今でも覚えています。
「エルマさんが転んだ」だった気がする。
「自分の曲をバンドでやるんだ!」って、ニヤニヤが止まりませんでした。
斑鳩は初心者だし、LMAはそこまで上手くないし、希さんは既にバッチリって感じでしたが、最高でした。
練習後にはご飯へ行くのが初期の定番でした。
場所は苗穂のイオン。
私は「聖地」と呼んでいます。
聖地で今後のバンド活動について話したり、他愛もない話をしたり、ベーシストをサイトで探したり、色々しました。
ベーシストは50人くらいは声をかけた気がする。
全然見つからなかった。
スタジオでセッションしたベーシストも何人かいますが、音信不通になったりタイミングの関係で断ったり。
最近解散発表したバンドのベーシストも、実はいたりしました。
結成してからしばらく3人で練習する日々が続いたのですが、個人的にはすぐにライブがしたかった。
そこでライブさせてくれそうなライブハウスに連絡しました。
それが札幌ローランドゴリラ。
快くブッキングライブを組んでくださり、11月26日にライブをすることになりました。
練習を始めたのが8月くらいだったので、約3ヶ月で仕上げることになりました。
ライブ日程は決めたのものの、いくつか不安なことがありました。
斑鳩がギター初心者なこと、ベースが決まっていないこと、そして何より持ち曲が4曲しかなかったこと。
30分の尺をいただくのに、4曲だと半分の15分にもならない。
どんなライブにしよう?
そればかり考える日々でした。
結果的にこの初ライブによって、後々のVARIETYのスタイルが出来上がっていくのですが。
もしかしたらライブが決まったときはまだ、バンド名も決まっていなかったかもしれません。
決めたのは私エルマですが、英語の名前にしたかった。
アルファベットの頭文字で、まだあまり使われてなさそうなものにしよう、というところから考え始めました。
その結果、Vから始まる言葉にしよう!と決め、語呂のよさや響き、インパクトがあって覚えやすくて、意味がバンドに合ってる言葉を考えに考えました。
そして生まれたのが、「VARIETY(バラエティ)」。最高のバンド名が決まりました。
バンド名も決まり、宣伝していくためにXのアカウントを作り、VARIETYが動き出しました。
せっかくやるなら多くの人に知ってもらいたい!
そう思った私は、ライブ前にステージに立てる機会を探しました。
そこで見つけたのが、ノルベサのコスプレイベント。
VARIETY3人で出場し、100人くらいいる前でレッドカーペットを歩き、宣伝させていただきました。
なのでVARIETYの初ステージはライブハウスではなく、ノルベサです。
バンドって楽しいなと、思いました。
そしていよいよ迎えた2022年11月26日(土)、初ライブの日。
結局ベースは見つからず(正確には音信不通)、3人でステージに立つことになりました。
初ライブは今でも鮮明に覚えています。
まず初っぱなから斑鳩のギターが鳴らなかった。
ようやく音が出たのに、無駄に手伝おうとした私のせいでもう1回音が出なくなった気がします。
あと斑鳩はネックにカンペでコード進行を貼ってたり、希は打ち込み曲(昔1曲あったんです)の無音40秒くらいを叩いてくれたり、LMAは変なMCをしたり(今もですが)色々ありました。
結局MCがライブの半分を占めるステージパフォーマンスになり、イロモノなコミックバンド感の強い初ステージだったと思います。
だけど楽しかった。
やってよかった。
そう思える初ライブでした。
この後も一度だけ3人でライブをしましたが、その後からKUMAが加入します。
KUMAやヤマハの加入については、次の記事でお話します。
それでは、よいお年を!