「櫻井翔 未来への言葉展」に行ってきたレポ【5/19】
2023年5月28日に別サイトで公開した記事を、このnoteで改めて公開しています。
タイトルの通り、5月19日(金)に「櫻井翔 未来への言葉展 SHO SAKURAI:WORDS FOR THE FUTURE」へ行ってきました。
それのレポート的なものです。
「未来への言葉展」に行けなかった・会場の雰囲気を少しでも知りたいという人向けにお届けできたらと思っています。
会期が終了していることもあり、ネタバレだらけです。
それでもいいよーという方は読み進めてもらえるとうれしいです。ついでに言うと結構長くなってしまいました…。
また、公式グッズの「ことばの箱」を持っていたり、news zeroなどで放送していた展示会の特集を録画していれば、一緒に見ていくとおもしろいかも(「ことばの箱」については後に触れますが本当に必携)。
news zeroに関してはTikTokでも見れます。
展示室に入る前からワクワクさせてくれる
会場図(私調べ。合ってる保証なし)
まず会場に着いたらこのグラフィックがお出迎えしてくれます。これだけで高まりますね。
ひと通り写真を撮り終わったら、入場時間の確認をしてもらい会場内へ。
会場図はたぶんこんな感じ(私調べ。誰にも確認はとっていないので間違っていても許して)。
とあるように大きく7つに分けてありますが、その前から展示は始まっているので順に紹介していきます。
まずは②の左隣の待機スペースに作ってある列に並びます。
待機スペースは櫻井翔だらけ
ここと待機スペース上のチケットカウンター・展示室入口までは撮影可です。
例の翔潤ジャンケンを再現している方もたくさん。櫻井さんのみ映してもよし、幾何学模様と一緒に、自分と櫻井さんでツーショットもよし。
ソロ曲のインストが流れていることも退屈しないポイントかもしれないです。
スタンプを押してもらい、いざ入場
チケットカウンターへ到着すると、本人確認書類とFC申込であればFC会員証の提示をして、マスクを取り本人確認、その後電子チケットの提示をします。
ここでまたワクワク。チケットを表示したスマホ画面にスタンプ型の端末を押し付けると、実際にスタンプを押したかのように、赤色のロゴが表示されます(電子スタンプでググると分かりやすい)。かわいーーー!
また、入場特典のコースター?とブース利用券が貰えます。こちらもかわいーーー(今回の幾何学模様が好みなのでどれも素敵ー!ってなる)!
コースターとブース利用券。コースターは両面紹介したかったので写真を合成しました。右側(裏面?)のロゴはシルバーの箔押しがされています。
展示室に入る前からワクワクが止まりません。
①オトノハ
あなたに向けて書いてきた
これからも書いていく。
※各インスタレーションに入るときに、グラフィックと共に“言葉”があったので載せていきます。以下同です。
圧巻の言葉、言葉、言葉
ついに展示室へ入場。6人ずつ案内されます。
全235篇のオトノハが印刷され貼られているという室内に圧倒されつつも、まずはA.ウェルカムメッセージ(ことばの箱が手元にある方は赤い冊子のP6・7を見てね。以降は「ことばの箱P●」って表記します)。
会場ではスクリーンに投影された映像と音声で楽しめます。
ここが「素敵なこと言ってる!」って思える直後に、ふふっと笑える感じが個人的には櫻井さんらしいなぁなんて思いました。
メッセージが終わると後は自由に見てねという案内が(この先もアルファベットなどを使ってレポしていきますが、どれも私が設定したもので、公式に順序は設定されていませんでした)。
レシートのような長い白い紙に青い文字でオトノハが印刷されています。ビットマップ系のフォントが使われていてガラケー時代から続いていることを表現しているのかなぁと思いました。
やぐら部分に貼られているものは大きめの紙。順番にどの回のオトノハだったか残していきます(ここには15篇あったみたいですが1つメモし忘れるという痛恨のミスを犯しています)。
B.2009/3/20 vol.29 元気の源
2012/2/10 vol.98 いざ(ことばの箱P8・9)
2010/3/10 vol.52 バンクーバー2
C.2014/11/15 vol.132 愛息
2013/5/15 vol.114 事件(ことばの箱P10・11)
2017/9/15 vol.166 伝える(ことばの箱P12・13)
2018/3/15 vol.172 平昌後記(ことばの箱P14・15)
2016/2/15 vol.147 土産話
2008/7/10 vol.10 洞爺湖サミット
D.2021/3/15 vol.209 Newsweek誌への寄稿によせて
2021/12/15 vol.220 年末によせて
2009/8/10 vol.38 そして、いま
2020/10/15 vol.204 夢のその先から夢へ
2019/11/15 vol.193 to you(ことばの箱P16・17)
②SHO ROOM
言葉と音楽と“伝えること”は、
いつも自分のそばに
オトノハや歌詞
ここでは言葉を紡いだり伝えるための道具を、スノードームのような半円のショーケースに入れて展示しています。
Aでは「オトノハ」や歌詞を書いていたというガラケーとノートパソコン(ことばの箱P22・23)。
実際に展示してあるノートパソコンは左下(ナイキのステッカーの下)あたりに今回の展示会のステッカー(オンライン限定の公式グッズ)が貼ってありました。
オリンピック
Bはオリンピックの取材ノートとプレスパス(ことばの箱P24〜26)。
ノートは基本的には黒で書いて、重要な部分は赤で線を引いたり囲ったりしているようでした。
ラップにまつわるビデオ、カセット
Cはビデオテープ、カセットテープ、リリックノートなど(ことばの箱P27〜33)。
PIKA★★NCHI DOUBLEやLa tormenta 2004などの手書きの歌詞、Zeebraさん・m-floさんなどの出演番組を録画したと思われるビデオテープがありました。
僕です。①
会場の至るところに箸休め的に言葉や写真が散りばめられています。
Dが1つ目。オトノハ 2009/1/10 vol.24 言い間違い(ことばの箱P75)
③NO MORE WAR
あの人は何のために亡くなったのか。
亡くならなければならなかったのか。
櫻井さんのナレーション
Newsweekに掲載された特集『櫻井翔と「戦争」戦没した家族の記憶』の寄稿をするために使用した資料の展示がされています。
この空間ではその特集を再編集したもの(ことばの箱P37〜41)をナレーションしてくれています。
特にBGMなどはなく、櫻井さんの低いトーンでざらっとしたような質感の声。
「戦死」の2文字
Aでは櫻井さんの大伯父・次男(つぎお)さんが乗っていたという船の写真などが展示されています。
弾が撃ち込まれている瞬間を写したその写真を見ていると、苦しく涙が出そうになりました(A〜Cはそうなってしまう)。
BはNewsweekにも載っていた次男さんの写真や巻物にして残した手紙、奉職履歴などの展示。
“なんで亡くなった日に昇進しているんだ”
“どんな肩書も真っ赤な字で書かれた「戦死」の2文字にはかすんでしまう”
その通りであった。「戦死」の文字が異様に浮き上がって見えました。
CではNewsweek寄稿時に使用した資料やその時に撮影された櫻井さんの写真の展示。
詳しい展示位置をメモし忘れてしまっていたのですが、取材後日談の展示がありました(ことばの箱P48〜51)。
僕です。②
D:オトノハ 2021/2/15 僕まだ産まれていません!(ことばの箱P78)
E:オトノハ 2020/2/15 予定外の告白(ことばの箱P76)
F:なぜかローソクが6本(ことばの箱P82)
G:オトノハ 2019/2/15 off to LA(ことばの箱P77)
ここでは2月15日のオトノハ、というか誕生日だったり「血の繋がり」みたいなことが集められていると思いました。
戦争の記録から今生きている人の記録までを一緒に展示することで過去を知り未来へつなぐってことを表現している?なんて感じたり。
④サクラップサウナ
君が忘れがちなのであれば
いちいち記憶に残る種蒔く
オリジナルリミックスがよい
次は、事前の情報で一番楽しみにしていたA.サクラップサウナ。
サクラップを浴びるように聞けるとのこと。
4,5人まとめて入れるようで、ここでも若干の待機列を作ります。
カゴにヘッドホンとスマホが入っていて、それを受け取り、好きなところに座り音楽を再生します。音楽+次は水風呂へ〜的な案内で6分程。
360 Reality Audioというシステムが採用されていて右から左からよい音が降ってくる。
COOL&SOUL、Re(mark)able、Attack it!……
リラックスして浴びてたのでメモがまともに残ってないのですが、Attack it!の“上空から下界までの全体 皆の衆 say loud”の前?に確か楽器の音もない完全ソロがあってそこがすごくかっこよかったと思います。
もう一度聴きたい…!(スタッフさんに一度だけしか聞けません、リピートはしないでくださいと言われているのでちゃんと従って1回だけ聴きました…)
水風呂はサクラ咲ケのピアノと写真
高まってほてった体に水風呂。
サクラ咲ケ(ピアノインスト)が流れる空間に櫻井さんが旅先で撮影をしたという写真が映されている(Bの上の湾曲した四角がスクリーンになっています)ので、ここで落ち着きを取り戻します(ことばの箱P56〜59)。
僕です。③
C:あのキャップ(ことばの箱P86)
ラブシチュの「あのキャップ」。ことばの箱に載っている写真はきれいに白く写っていますが、実物はほんのすこーし黄ばんでいて「本物」感がありました。
D:オトノハ 2011/9/10 フレグランスキャンドルの行方(ことばの箱P79)E:香水(ことばの箱P85)
ビンには展示会のロゴステッカーが貼ってあります。液体は若干白っぽく、香りは柑橘系に感じました。何回も嗅げばよかったと後悔中。展示期間中開けっぱなしだと思うので、色も香りも変化してる可能性を考えるとこれだけをヒントに同じものを見つけるのは難しそう(笑)
F:未来の自分へ 24時間テレビ35 2012/8/25,26(ことばの箱P88)
このFと次の「⑤来年も再来年も」エリアのBの位置は逆だったり間違えているかもしれないです。メモし忘れてました。
⑤来年も再来年も
私は、伝え続けたいと思います。
映像で振り返る
2011年の東日本大震災から取材を重ねてきた被災地に関連した展示です。
Aではnews zeroでの取材の映像をまとめたものが映されています(Aの上の四角がスクリーン)。
こうやって伝え続けてくれるから、私も受け取り続けたいと思います。
僕です。④
B:オトノハ 2008/8/20 「金の斧、銀の斧」的な…(ことばの箱P74)
C:好きだけど書きたくない(ことばの箱P80)
D:オトノハ 2012/7/15 大満喫シンガポール(ことばの箱P87)
工事中のマーライオンと同じく緑色の網で覆った展示法がおもしろかったです。
⑥ありがとうの交換。的な。
イラストの展示
アーティストのAYAKA FUKANOさんとコラボレーションしてできた絵本(公式グッズの「絵と言葉の本」)の展示。
Aでは挿絵が展示されていました。
アナログ原画は黒色の部分はペン、もしくは絵の具だと思うのですが、他の色はセロファン(もしくは、のようなもの)を貼り付けているようでした。
絵本から抜粋した2本
Bでは絵本型のスクリーンに「絵と言葉の本」から、「おばあちゃん」と「騒げば騒ぐほど」の2本がスライドショーとして投影されます(音声はなし)。
スクリーンの前にあるイスに座ってゆったりと見ることができます。
「騒げば騒ぐほど」では、あの方はそういうことには慣れてしまっている、なんていつの間にか思っていた自分自身に気付いて反省したりとか。
私も嵐さんのファンだと周りの人に言っていたりすると、色々な人が、色々なことを言ってきたり、見ちゃったりするな、とか。
突然の嵐さんエピソードに泣きそうになったり。していました。
僕です。⑤
C:『How’s it going?』の顔が腫れている理由(ことばの箱P84)
D:お子さんをほめてあげてください(ことばの箱P81)
また、おそらくここまでの間に、ことばの箱P83にもある「穴はふさがっています」というへそピの話がどこかにあったのだと思うのですが、再びの痛恨のミス。見落としたようです。
⑦オトノハみくじ(+グッズ)
てなわけで。
“れっつげのん”を
御礼の言葉と代えさせて頂きたいと思います。
おみくじをれっつげのん
1人1回おみくじを引いてオトノハのエピソードを持ち帰ることができます。私はvol.24を引きました。
『ことばの箱』は必携。は本当にそれ
グッズはミントタブレットが売り切れ。他のグッズは買うことができました。
また、今までレポしてきて分かってもらえると思いますが、
とあるように、『櫻井翔 ことばの箱』は今回の展示の内容が見事にぎゅっと詰め込まれています。
会期や定員の関係で、参加したい人全員が参加できるわけじゃないってことを理解した上で作られているという感じがします。この冊子はすごい。確かに必携。
私はその中に入っている架空のチケットも好きです。ミシン目の加工がしてあって、もぎったあとの感じがしっかり再現されています。グッズの写真を見ただけだと分からなかったのですが、実物を見て高まりました。
⑧未来の自分に手紙を出そう
1年後の自分に手紙を出す
とはいえ、私は手紙を出さなかったのですが、参加している人は多そうでした。
矢印に沿って列を作り、はがきを購入。
周りにいくつかテーブルとペンが置いてあるので、その場で手紙を書いて専用のポストに投函するという手順でした(矢印の下にある丸がポスト)。
私はこういうのは深く考えすぎてしまって書き終える気がしないので…。グッズ感覚で、はがきだけ購入しました。
⑨フォトスポット
モデルのスキルが求められる(笑)
フォトスポットはマイページのQRコードを読み取るとAR櫻井さんが現れて(ランダム。何種類かあるようです)、一緒に写真が撮れるというものでした。
ブースは3つに分かれていますが、全て一緒です。回転率が高い。1組1回撮影可能。
唯一、左上のブースに通されると並んでる人から撮っている様子が見られてしまいます。
ですが、10秒くらいでAR櫻井さんの位置把握・自分の位置決め・ポーズ・表情作り…とモデル並みのスキルを求められるので、あたふたしていたら周りの目が気になる前に撮影は終了しました(写真に慣れていない私の場合)。
自分の位置決めに関しては、「そのままもう少し奥に行ってみましょうか〜」などと慣れたスタッフさんが言ってくれるのでどんなに焦っても、櫻井さんと被ってしまうということはなさそうでした。
まとめ
ということで、以上でレポは終了です。
嵐さんの旅する展覧会のように何かが、何かがね?あればいいよねぇ?(私もまたサクラップサウナ浴びたいし)と思いつつ、自分の記憶定着のためにもアウトプットしてみました。
さらに言うと、「知れてよかった」「ありがてぇ〜」なんて誰かに思ってもらえる記事になっていたらうれしいなと思います。