何度でも恋に落ちよう。
私の周りには、素敵な友人がたくさんいる。
これだけは、昔から私の自慢できるところ。
前回書いた家出事件の時、いろんな友人が心配して声をかけてくれたり、
会って励ましてくれたり、一緒にお酒を飲んだり、、、
本当にありがたかったなあと思うと同時に、私は幸せ者だなと思った。
恋愛真っ最中の女の子は自分じゃ手がつけられないぐらいに感情が揺れ動く。
それは時にジェットコースターのように…上がったり下がったり捻くれたり。
そんな時、友人に話していくうちに自分の考えが整理されたりするから、
女の子って不思議だ。
そんな素敵な友人の中の1人と、彼についての話をしていた時のこと。
仲直りした後も相変わらず最近の彼は忙しくて、前みたいには会えていない。
会えていないから不安になって、ネガティブ妄想パラダイスなんだ…
と彼女に話していたら、
“もう1回最初から恋愛スタートだね!“と言われて拍子抜けした。
そんな捉え方があるの!?と思ったし正直意味がわからなかったのだけど
たしかにここ最近の私が感じている気持ちは、
彼と同棲を始める前…1年前ぐらいの気持ちによく似ていた。
あの頃は、1週間に1度会える日が何よりも嬉しかった。
同じ布団で眠ること、同じ時間に起きること、2人でコンビニに行くこと。
なんでもかんでも嬉しかった。
自分でも笑えるけど、まだ彼とグレーな関係だった時に
彼が私の大好きなコンビニのうどんを
“明日のお昼ご飯買ってきたよ!昼休みに食べて“って
コンビニで買ってきてくれたとき、めっちゃくちゃ嬉しかったことも。
(それだけ…?)
そんなことでめちゃくちゃ嬉しかった自分がいたこと。
毎日彼が帰ってくるのが当たり前になり、
何もかもが当たり前になっていく中で忘れていた気持ち。
あんまり会えなくて寂しいけど、
その分会えた時は死ぬほど嬉しくて彼との時間がとても貴重に感じる。
彼と居られる時間がとてもとても愛おしい。
そんな気持ちを、同棲してからもう長い間感じていなかったことに気付いて
彼女のその言葉の意味がよく分かり…なんて素敵な考えだろうと思った。
彼ととにかくもっと一緒に居たくて堪らなかったことを思えば
今こうして同棲していること、可愛い愛猫を一緒に飼っていること…
あれ、わたしめちゃくちゃ幸せじゃね???
そう思えてから、あんなに苦痛だった1人の時間も
楽しく過ごさなきゃ!と心から思えるようになった。
会えた時、可愛いと思って欲しいし
少しは成長したわたし、頑張ったわたしで居たいし
何度でも恋に落ちられるわたしでいたい。
わたしは現在進行形で、今日も彼に恋に落ちている。