難儀な問題

一年くらい前、地元の友達と遊ぼうと実家に帰省した時の話

当時コロナ禍だったんだけどちょうど感染者が少なくなってて緊急事態宣言もなんもでてなかったから久々に友人と遊ぼう話になったんだけど、コロナ云々色々あり予定が白紙になったのです

まぁそれは仕方がないし妥当だよねって感じで流れたんだけど、遠方から田舎に帰省してる訳でやることがまーーーーーーったくなくなってしまったんですよ

中途半端な田舎ってショッピングモールとかはあるけど寂れてて遊ぶに遊べない。仕方が無いのでTSUTAYAやらなんやらが色々入ってる雑貨店にぶらぶらとウィンドウショッピングしに行ったのです

その店の2階部分に小さなカードショップがあったのでショーケースのカードを眺めてました(何かあれば購入する予定でしたよ)

当日、カードショップでポケカの大会が開かれてまして、カードゲーマーが10数人＋子どもの親数人でデュエルスペースでカードバトルが繰り広げられてました

小さなお友達8割、大きなお友達2割位の割合だったと思います

まぁ覗きに行く訳にも行かず私は大人しく売り場にいたのですが、突然店員が2割の大きなお友達をレジに呼んで
「すみません。本当はこういうことしちゃいけないんですけど、このプロモカードあなた方に差し上げるので今回の大会辞退していただけませんか？」
と交渉していました

なんとなくだけど多分ガチデッキで子どもを爆殺してｷﾞｬｲｷﾞｬｲしてたんだろうなぁと

私は大会に出るほどのでは無いのですが一端のカードゲーマーなので(所謂エンジョイ勢)大会の大切さ、優勝の価値も分かります

しかし、コロナ禍が(一時的とはいえ)開けたばかり、子どもも少ない小遣いで作った自慢のデッキを大人気なくガチデッキで潰すのはどうかと思うという店の判断なのでしょう

どちらが悪いとかもない事案なので甲乙付け難く、店の対応としては100点満点だと思う。

大きなお友達の中にもプロモカードより優勝という肩書きが欲しかった人もいるかもしれない

カードショップとしても子どものお小遣いとはいえ立派な商売相手、ここで拗ねて引退されては困る

年齢制限のある大会が沢山開かれるといいなと思いました(ちなみにデュエルマスターズの年齢制限のある大会の入賞商品が「小学生にしか渡されないプロモカード」という理由で美品が少なく高騰したという過去談もあるそうです)

難しい問題です