いつも遊んでいたいあなたを花咲かせたい!研究室を乗り切る方法

こんにちは、かるぅとといいます。

つい先日修士論文(大学院生の卒業論文)を提出し終えました。
まだ発表が残ってはいますが提出できさえすればほぼ合格できたようなものなのでこれで晴れて大学院卒です。

大学院卒と書くと立派な人間のように見えますが実際は30ページ、9000字のカス修論しか出せないような研究しかしていませんし特に身についたスキルもありません。本当に。

自分はこの大学院での2年間の研究が嫌で嫌で仕方なく、スマブラとバイトしかしていませんでした。
毎週、進捗報告があるので進捗報告の前日にやったふりをするか、慌てて研究するかでどうやって乗り切るかを考える日々でした。

そんなに研究が嫌なのになぜ大学院に進学したのかというと就職したくなかった以外にありません。
こんな人、多いと思います。

そこで!

今回は特別に、研究はしたくないけど就職もしたくない人間が大学院を乗り切る方法をご紹介したいと思います。

私だって、怠惰に遊び呆けたいみんなを花咲かせたい・・・!!!


怠惰に遊び呆けたいみんなを花咲かせたい日野下花帆


なんて言ってますが、実際自分は研究をやりたくなさ過ぎたため、生活で言えば間違いなく社会人より楽な生活をしていた一方、精神はなかなか辛かったです。(社会人の方も精神は辛いと思います)
ターゲット層の少ない記事になってしまいますが今大学生で大学院に進むか悩んでいる方の参考に、学部、修士関わらず卒業できるか不安な方の救いになれば嬉しいです。

研究室を乗り切るポイントは以下です。したほうが良い行動を述べる行動編と病まないために持っておいたほうが良い心持ちを述べるメンタル編に分けて紹介します。

~行動編~
①ホワイト研究室に入ろう
②進捗報告はちゃんと出席して担当教員からの心証を悪くしないようにしよう

~メンタル編~
③他人と比べない
④学部・修士の卒業に求められるレベルを理解しよう
⑤自分がやりたいことはやろう

それではポイントごとに話していきます。

~行動編~

①ホワイト研究室に入ろう

すべてはこれにかかっています。

やりたい研究がない方はもちろんホワイト研究室を目指すべきなのですがやりたい研究がある方にも個人的にはホワイト研究室をおすすめします。理由は2つです。
1つ目は自分がやりたい研究をしている研究室でも教授によっては自由にテーマを選ばせてもらえない場合があり、やりたくない研究をブラック研究室でやり続けるという最悪なケースもあるからです。なんならやりたい研究でもブラックなせいでメンタルを壊す人もたまに聞くので。。。
2つ目は最初は興味のなかった研究でもやっているうちに興味が出てくる場合があるからです。自分も最初は自分の研究テーマへの興味は0%でしたが30~40%くらいにはなりました。興味というよりも愛着かもしれません。やりたい研究を持っている方なら、まず学問への関心は高いかと思われるので最初は興味がなくても興味が出てくるようになる可能性は高いと個人的に思います。
ただ最終的には自己判断なのでここはあくまでも参考程度にお願いします。それでもやりたい研究をしたい場合はブラックでもなんでも入るのはありだと思います。自分の中の”熱”に従いましょう!

ここでホワイト研究室とはなんなのかというのを説明しておくと
・コアタイム(絶対に研究室にいないといけない時間)が少ない、ない
・教授がおかしくない
この2点だと思います。
教授のおかしさについては学部時代の授業を参考にするとよいと思います。授業が厳しい教授は基本的に研究室も厳しい、授業が緩い教授は研究室も緩いです。
ただこれも傾向に過ぎないので先輩に聞いたり、聞ける先輩がいなければ研究室にいる人を捕まえて聞くなどリサーチは確実に行いましょう。

もうすでにブラック研究室入っちゃってるんですけど・・・と不安なそこのあなた!
学部の方は研究室を院進学の際に変更しましょう。
修士のあなた!🫵
先ほど修士で卒業できるか不安な方を救いたいと述べましたが僕ではあなたを花咲かせられないです。ごめんなさい。逆フラワー・・・
なのでここから先はブラック研究室ではないという前提で進めます。

②進捗報告はちゃんと出席して担当教員からの心証を悪くしないようにしよう

進捗報告で詰められるかどうか、研究で行き詰まった時に助けてくれるかどうかは普段の態度にかかっていると思います。教授も人間なので。
そのため、進捗があってもなくても進捗報告には出席しましょう。なかったらなかったでアドバイスとか貰えるはずです。
進捗報告にも参加せず研究も進めていない同期がいましたがその人は進捗報告に来た時は普段は自分にも優しい教授にすごい詰められていました。かわいそう。

~メンタル編~

③他人と比べない

研究室には優秀で勤勉な人が同期の人間にも1人は少なくともいます。優秀で勤勉な人はそもそもの知識量が多かったり研究のレベルが高く進捗もすごい早いです。そのような人と比べて自分の研究はしょぼい・・・などあまり考えないようにしましょう。研究室でメンタルを壊す原因として劣等感からもっと頑張らないと、と自分を追い詰めてしまうことが多いと聞きます。

ダメな例


優秀な人は毎週の進捗報告でスライド10数枚くらいありましたが僕は毎週2~5枚とかでした。しかし、堂々と発表してやりましょう。教授も「必死に頑張った結果のこのスライドの枚数なんかな…」と思ってくれるはずです。


スマブラの実力が簡単に伸びないのと同じで、研究が行き詰ることなんて珍しくないです。自分よりも優秀な人間の能力を基準として頑張るのではなく、自分の能力ではできないものはできない!と諦めちゃいましょう。
自分は研究が行き詰ったら諦めて好きなことをすることでデュフデュフしてました。そのうちふと別の解決策が思いついたりします。次の進捗報告までに何も思いつかなければそのことを報告しましょう。なにかしらアドバイスがもらえると思います。

④学部・修士の卒業に求められるレベルを理解しよう

よく卒業論文は参加賞、修士論文は努力賞と言われます。卒業論文は出せば通る、修士論文は2年間ある程度やってれば通る、ということですね。つまり、卒業論文、修士論文では明確な成果を出す必要はありません(ある程度のデータは必要ですけどね)。
なので学部なら1年間、修士なら2年間で研究を完成までする必要はないです。研究を進める→進捗報告で教授から意見をもらう→それに従って研究を進める→進捗報告で教授から意見をもらう→……を卒業までただただ脳死で繰り返しましょう。研究を完成させようと必要以上に頑張らず、省エネでやっていきましょう。

⑤自分がやりたいことはやろう

卒業できればなんでもいい!!!
ので、自分が好きなこと、楽しいと思えることをやりましょう。毎日は楽しいほうが良いので

毎日これになりたい



最後に

研究を頑張る以外の方法で研究室を乗り切る5つの方法を紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。
自分はよく進捗どころか研究時間0時間の週の、進捗報告の前夜には自分の不甲斐なさに涙を流しながら「大学院 卒業できない」、「大学院 進捗無い」とかでyahoo検索していました。そして、yahoo知恵袋の知らない人が知らない人に励まされているのを見たり、「こんな僕でも卒業できました」的なブログを読んで気持ちを落ち着かせ、朝9時に「体調不良なので今日の進捗報告は欠席します。よろしくお願いいたします。」とメールを送っていました。
こんな感じでも修士論文受け取ってもらえました。気負わずに学生生活を楽しみましょう♪

全くラブライブにもスマブラにも関係のない、かつ学生にしか刺さらない内容になってしまいましたがここまで読んでくださった方々、ありがとうございました!

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