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公務員から民間企業へ転職した29歳が180日で感じた3つのこと|job change

こんにちは。

先日、TJAR(トランス・ジャパン・アルプス・レース)という、日本海からアルプスを縦断して太平洋まで415kmを8日間以内に走破する競技の特集映像をみて心を奪われている中川です。

私は、2024年7月よりnoteをはじめ、毎週土曜日の夕方頃に記事を投稿しています。家づくりをされている方や、夢を追いかける若造を見守って下さる方は、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。

自己紹介はこちらの記事をご覧ください。

さて今回は、2024年の3月31日に公務員を退職し、翌日の4月1日から社員数人の民間企業で働き始めた私が、この半年で感じたことや気が付いたことを記事にしてみます。

同じような経歴の方は「あるある~」と思うかもしれません。
就職前の方は何かの参考になればと思います。





➊圧倒的に出会う人の数と濃さが違う

退職日の1枚
photo:NAKAGAWA Naoki


元々市役所の中でも市民の方と接する機会のない課で働いていたこともあり、毎日出会う人の多さに圧倒されました。

営業職ということもありますが、市役所4年間で頂戴した名刺の数を転職1ヶ月で上回りました

これがもう楽しくたまりません。出会う方々はいろんな方がいらっしゃいます。元々人間観察が大好きなので、人の細かい特徴や言動を捉えることが得意です。

また、読書やnoteが主たるインプット場所だった私にとって、志の高い方や闘う経営者の方とお話しすると学びの量が凄まじいです。すごく良くない表現をすると、『とてつもなく効率の良いインプット方法』です。

中国では、『1人の賢者と机を挟んで行うひとときの会話は、100冊の本を読むよりも価値がある』と言った諺もあるそうで、数多の書籍から重要なアンダーライン部分を話してくださる そんなイメージです。

例えば、呑み会。公務員の頃は公務員以外の方との呑み会は参加し辛い雰囲気がありました。しかし、転職後は仕事の話も、ざっくばらんな趣味の話もなんでもできるため、とても濃い時間を共有することが出来るようになりました。新しい出会いや、志の高い方とお話しする時間はかけがいのない時間なので大事に参加しています。




➋会社看板や広告に目がいく

REGAL SHOES 豊橋店
photo:NAKAGAWA Naoki


市役所で無縁だったもの、それは『広告』です。

公務員は公共の福祉を最優先に考えますが、民間企業は第一に会社を存続させ、大きくするための利益を最優先に考えます。

これは当たり前のことなので理解しているつもりでしたが、転職して改めて感じました。

そのため、民間企業にとって広告は切っても切り離せません。会社大きくするために集客をしたい、広告を打つ。しかし、ものよっては大きな経費がかかる。

誰に対して、どこに、どれだけの期間、どんな内容で広告を打てばいいのか。テストをして費用対効果が見込めればGOです。これはマーケティング、コピーライティングに関する分野なので、私は大好物です

ロードサイドの看板、自宅にポスティングされるチラシ、各種イベントのスポンサー、電車の吊り革広告…書いてある文章や、こんな会社もあるんだ などと気づきが多くあります。

特に自分がお金を出して購入したものやサービスについては、「なんで私はこれを買ったんだろう?値段?誰かのおすすめ?」などと自問自答することが多くなりました。




❸公務員の社会的地位

株式会社HARUKA はるか不動産
photo:NAKAGAWA Naoki


こちらは痛感という言葉が最適です。

仕事柄、お客様の住宅ローンをお手伝いさせていただことが多くなりました。その中で『属性』という言葉を知りました。

『お客様ご夫婦で公務員なので属性が強いですね』と言った具合で、属性=社会的信用のような使い方をされます。

こちらも分かっているつもりでした。しかし、実際に住宅ローン金額や、それに対する金利を見ると公務員は【最強】そのものです。

ご夫婦で公務員の方々は、パワーカップルなどと言われ、怖いものなしで凄まじい金額の住宅ローンを圧倒的な低金利で借入することができます。

この半年の間に、「借金も実力のうち」とおっしゃる経営者の方に出会いましたが、住宅ローンにもそれが当てはまるのだと感じます。

私はこれらを全て手放して転職したんだと身が引き締まるの同時に、不動産業界の方に「前職は市役所職員でした」と伝えた際に多くの方々が目を丸くされる理由も理解することができました。




いかがでしたでしょうか。

仕事の種類に上や下があるのではなく、転職してこのようなことを実感できることは、良い経験が出来ているのかなと感じています。

将来の独立に向けて、大企業と呼ばれる組織ではなく数人の民間企業に転職しましたが、利益や経費、売上に対するコミットメント力、圧倒的な熱量の中で日々働いています。

もちろん公務員の頃も仕事に誇りをもって働いていましたが、熱量の種類が少し違うと感じました。大企業でない分、試してみたいことを試したり、社長と議論したりと、少しですが自ら動かすドライブ感も出てきており充実しています。

こんなことを書いていると、「公務員の頃も好き勝手色々やってただろ!」と元同僚から突っ込まれそうですが…笑

私は毎週土曜日の夕方頃に、不動産業界のリアルや家づくりの疑問について更新していますので、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。みなさんの理想のお家、読んでみたい記事のテーマについてコメントで教えてください‼

お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた来週。




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