バービー人形の遊び方がわからない
我が家には10体のお人形がある。
一度売りに出したのだがなぜか手放し難くなって送り戻してもらった。
家にこんなに人形がある人は珍しいだろう。トランスジェンダーだからこその特権といえる。
とは言え、これでどう遊べばいいのか分からない。
前回、イマジナリーフレンドの話をしたが、要はイマジナリーフレンドとして遊べばいいのだろうか。
「着替えさせて遊ぶ」ということは理解しているのだが、着替えさせてどうするのかが分からない。正直着せるより脱がせる方が好きだ。
子供の頃はどうやって遊んでいたんだったか?思い出せない。服を作ってあげていたような気がする。既製のものがあるのに何故わざわざ下手な服を着せていたのかもよく覚えていない。独占欲だろうか。自分の手で作ったものを着て自分のものになって欲しかったような気がする。少なくとも「既製の服をコーディネートしておしゃれを楽しむ」と言う正規の遊び方をしたことがないのは確かだ。
服のコーディネートを楽しんだと言う覚えはない。生きているペットとして世話をするような感覚はあった気がする。どんな服を着せればいいか分からないからゼロから作ってあげてたのかなあ…。
せっかくこんなにいるんだから楽しもうかな。没入感を高めるために名前を付けてあげようか?と思ってたらなんとすでに名前があるらしいので調べてみた。
キューティーポーズ ハリケーンハニー
リオサンに似てるから一番お気に入り。天才レーサー。バイクの運転からジェットスキー、スカイダイビングなど、運動神経全般に長ける。(公式サイトより)
ジェニー
「リカちゃん人形」で有名なタカラトミーのもう一つのお人形シリーズで、17歳でリカちゃんの憧れという設定らしい。リカちゃんより若干お姉さんっぽい顔つきと言う事なんだけど。。子供にしか見えない(笑)
wikipediaの情報によると、
8月1日生まれ。ハイスクールに通う17歳。
身長165cm、体重45kg。
ロサンゼルス出身。父は映画のプロデューサー、母はデザイナー。
明るくて好奇心旺盛。少々負けず嫌い。将来の夢はファッションデザイナー。
2010年に復活した際に職業が「モデル」に。
好きな色は発売当時の公式プロフィールでは赤。2010年のプロフィールでは濃いピンクと黒。
なるほど。みんなファッションモデルになってしまうのか。
右の方が眉毛が若干濃い。右をジェシカにしようか。
エイティーンジェニー ミスジェニー
これは「18歳のジェニー」という設定で発売されたジェニーらしい…。相変わらずモデルをやっているようです。名前はジェニファーにしよう。
スイムジェニー
これは日焼けしたジェニー。経絡を書いた跡がある。「エリー」かと思ったら違った…。エリーで良いか。
バービー トロピカルスプラッシュ
同じく日焼けしたバービー。顔の線は腎経だね…。
テレサ
父が気に入ってた。これだけ父が保管してたので状態が良いです。wikipediaによるとバービーの友達で料理が上手で、マフィンを焼くのが趣味。36匹の野良動物も保護したことがあり有名人に関するゴシップ雑誌を読んだり、フリーマーケットで買い物をしたりして暇を過ごすのも好き。好きなことは「カップケーキを焼くこと、良いカルマ、ヴィンテージの洋服店、ビーチの大きな波、ビーチの背の高い男の子」らしい。ギャルだね。
キューティーポーズ エレガンスハニー
何の脈絡もなく、スモークとともにゴンドラで上空から現れ、敵を混乱させることも。(公式サイトより)
え?何その説明。
エンジェルズガーデン フェリス
横浜にあるエンジェルズガーデンインターナショナルスクール(AGIS)に通う生徒という設定らしい。なんで横浜?AGIS2年生17歳、アメリカ出身。パソコンが得意で、将来の夢はデザイナーらしい。アメリカ人多いな。。
キューティーハニー
その身に組み込まれた「空中元素固定装置」により、七変化の変身能力と無類の戦闘力を発揮する少女型アンドロイド。<愛>を武器に、パンサークローと戦う。ハニーと言うより草薙素子みたいな感じになってるな。。
靴はみんなどっか行った。
今までずっと漠然と遊んでいた人形にこんな設定があったとは…。どうしようかなあ。なんか設定を作って遊ぶか、この設定のままで遊ぶか。ボーカロイドをボーカロイドとして捉えるかキャラクターとして捉えるか悩むのと同じ事してる(笑)
とりあえず女の子だけいてもしょうがないので、没入できるように「自分」を用意したいと思います。それが・・・・・これだ!!!!
メルカリで800円で買った。
本当は「ファッショニスタ ケン」と言う名前だがお前の名前は今日からとまよこ りゃんシーだ!!!!!こいつが一番似てたんだもん。かっこいいけど許せ。
りゃんシー「あれ…?僕、お人形になってる!?」
???「くすくす…くすくす…」りゃんシー「だ、誰!?」
ジェニー「あなたも人形になってしまったのね」
ジェシカ「お人形になってしまった人は永遠にここに住まなければならないのよ」
りゃんシー「そ、そんな……永遠だなんて……元に戻る方法はないのかい!?」
ジェニー「ジェニファーに聞いてみるといいわ」
ジェシカ「彼女がみんなのリーダーだから…」
ジェニファー「初めまして、りゃんシーくん。私がこのキャッスルのリーダー、ジェニファーよ」
りゃんシー「は、初めまして……」
ジェニファー「あら、あなた、『ついてない』のね。なら安心だわ」
りゃんシー「ちょ、ちょっと…!」
ジェニファー「りゃんシーくん、早速だけどあなたには『お仕事』をして貰うわ」
りゃんシー「し、仕事ですか?僕に出来るでしょうか?」
ジェニファー「りゃんシーくんの仕事は……『お人形の着せ替え』よ!」
りゃんシー「き、着せ替え~ッ!?」
★続(きません)
今回服を着せ替えてるときに女性の肌に触れる一種の興奮があり、子供時代にもこの感覚があったことを思い出しました。僕はやっぱり昔から普通の女の子とは違う遊び方、違う捉え方をして遊んでいたんだな…と今回よく分かりました。そういうことをみんなも感じているのだろうと言う小さな「誤解」が積み重なって今の生きづらさがあるんだなあ…。
もしかしたらこの頃お人形遊びを強いられたから今でもイマジナリーフレンドに依存する癖が抜けないのかもしれない。最初から遊び方を間違えていた件。
この頃から少しずつ女性に対するそう言う欲を刺激して暮らしていたのか…。自作した服もセクシーなのばっかりだしな。。そういう服を着せて布団の中で脱がせてムフフしてた記憶はあるよ。それを買い与えたのは親だからな、知ーらね!
それでは、昔秘密基地にして遊んでた近所の栗林がマンションになって寂しいとまよこ りゃんシーでした。