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発達障害は生まれつき「マジシャン」である!?

 こんにちは、とまよこ りゃんシーです。

 僕達は、誰からも理解されないという特性を持っています。
 子供の頃は、自分をどのようにクラスに溶け込ませるのが一番いいのかと、そればかり考えていました。
 その結果身につけたのが「漫画家志望キャラ」でした。
 漫画家志望なら、多少おかしなことを言っても許されるし、僕らの特性である「こだわり」や「現実的ではない想像力」も生かせるからです。

 あのですね、僕は決して「嘘をつくべきです」と言っているわけではないのです。
 健常者の「感情」を、逆手に取る。つまり「いい誤解」のなかで成り立つ関係性を目指すことが、発達障害を生かす方法なんじゃないかと最近思うんですよ。
 つまり己をブラックボックス化してしまい、結果だけを報告すれば良いような仕事をしなさいと言っているわけです。プロセスを共有しようとするから叩かれるし、「タネ」がばれてしまう。現に、みんなと同じ勉強法をしなくてもテストの点を取ってしまう。むしろ自由なプロセスのなかでは我々は優れることが出来ます。そういう特性を生かすと、評価されやすいのではないかと思いました。もちろん単純作業の仕事をしても良いですけど、もし、「プロセス」で叱られているのなら、プロセスは隠して結論だけ伝えるようにしたら良いのかなと思ったのです。それが相手のためでもあるんですよ。

 つまり、「理解して欲しい」と泣きわめくのは家族相手だけにしろということです。そして、発達障害は発達障害らしく、開き直りつつ、開き直っていることを「隠す」という生き方をすると自分も雇用主もラクなんじゃないか、と思いました。もちろんトラブルには対応できませんけどね。そうやってさながらマジシャンのようにタネを隠しつつ、少しずつ上司の顔色を見ながら、カミングアウトできるようならして、どうしようもなくなったら次の職場に移る、というのが良いのかなと思う。もちろんいきなり全部カミングアウトしても良いが、それでも一応「隠す姿勢」「迷惑を掛けない姿勢」を見せることは大事かなと思いました。
 もしかしたら昔の発達障害者たちは、そうやって生きる術を身につけていたかもしれません。

 それでは、とまよこ りゃんシーでした。

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とまよこ りゃんシー@アイヌ子孫
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