#マンガでわからない仮想通貨 第1話 「ビットコインピザ」 − コロナショックからの前日比 22.08%増。相場っておもしろ〜と思ったきっかけ
こんにちは。IT漫画家の湊川あいです。
普段はWeb技術を漫画で解説する『わかばちゃんと学ぶ』シリーズなどを描いています。
「なんで今さら、仮想通貨の漫画描いてんの?」と思われたかもしれませんが、コロナの影響などを受けての最近の仮想通貨の爆下りに興味を持ったからです。
ビットコインは2月中旬に1万500ドルを記録し、先週は12カ月ぶりの安値の4000ドル割れに。わずか4週間で63%も大幅下落しました。
つまり100万円ぶんのビットコインをそのまま持っていた人は、4週間で37万円まで下がったってこと。えげつない世界だ……。
すっご〜く昔に得たビットコインを放置していた
今回の漫画の話は半分実話です。
すっご〜く昔に得た少額のビットコインを、よく分からんままそのまま放置してたら、41.5倍の価値になってたんです。
2015年10月: 1ビットコインあたり 約40,000円
2017年12月: 1ビットコインあたり 約165,0000円
たった2500円が放置しておくだけで10万円になったわけです。
「そんなうまい話があるわけないだろ」と思ったらまぁその通りで、みなさんご存知のとおり、このあと爆下がりするわけですけれども。
ビットコインピザってなんだ
ビットコインピザとは、2010年5月にビットコインで初めて交換されたピザ伝説のことです。
2010年5月18日、ラズローさんというフロリダ在住のプログラマーが、ネット上に「10,000ビットコインをピザ2枚に交換してくれる人はいませんか」と書き込みました。
そこでロンドン在住の学生、ジェレミーさんがそれに応え、ピザと引き換えに 10,000ビットコインが支払われました。
今換算すると、10,000ビットコインってとんでもない額ですね!
2020年3月20日現在の終値が 738,000円ですから、ゼロを4つ足して……
73.8億円です。
ピザが73.8億円になるなんて、思ってもみなかったでしょうね。
そういう逸話があったので、エルマスさんからわかばちゃんにピザのかわりに2500円送る、というストーリーにしてみました。
相場を見るのが「おもしろい」と思うようになったきっかけ
ためしにビットコイン相場の全期間の推移を見てみることにしましょう。
「ナルホド〜」と興味深く眺める方もいれば「ふーん」と思う方もいるでしょう。
ぶっちゃけ、私は後者です(笑)
もともと、経済や株にまったくと言っていいほど無頓着だったので。ロウソクの見方とかもよくわかってませんでした。
ところが、少額でも仮想通貨を持つことによって、相場の上がり下がりが「自分ごと」になり、ドル高とか円安とか、NYダウとか日経平均株価の動きにも興味を持てるようになりました。
別にこの漫画読んでも儲からないよ
「この漫画を読めば儲かる!」みたいなコンテンツを描きたいと思ってるわけじゃないです。私自身、儲けるためにやってるんじゃなくて景気動向とブロックチェーンの技術動向見るためにやってるだけなので。
タイトルを「マンガでわかる」ではなく「マンガでわからない」にしたのもミソです。理由は2つ。まず、漫画で見てるだけじゃなくて実際に自分のお金使って触らないとわからないから。次に、自分がブロックチェーンや経済の仕組みを完全に理解できていないからです。「これが上がるから今のうちに買っとけ!」みたいな予言できませんし。
ただ、その「わからなさ」にお祭り感とか、おもしろみがあると思っています。
徒然と、日々の発見、失敗、ハプニング(!?)を漫画に描いていければいいかなと。
表現したいのは、単純に「経済っておもしろ〜」みたいな気持ちかな。
「さぁみんな、仮想通貨買おう!」とは言わないし言えないです。なんてったってリスクがあるものですから。
とはいえ、ドブに捨てても後悔しない程度の額(たとえば5000円とか)を入れたままにしておいて、ときどき動向をチェックするのは経済を身近に感じられるひとつの方法かもしれません。なお、それが5000円以上になる保証はしません。
今後のお話
仮想通貨界隈にはおもしろい用語があります。(株、FX界隈とも共通のものあり)
草コイン、ガチホ、ショート / ロング
などなど…
なんかそのへんも漫画にしていけたらおもしろいよね。
それでは仕事に戻ります。
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