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それからまた1年経って

たくさんのことがあって
いろんなことがあって
わたしはりゅうくんと結婚した。

龍さんとは今同じ職場で働いている。

今は、なんだか少し切ない気持ちを持って
前とはちょっと違う関係性に
少しだけ、ほんの少しだけ、不安を感じつつ
でもやっぱりあの時のあの気持ちを忘れられず
あの時感じていた気持ちはやっぱり
あの時は本物だったということを
私だけが知っていればいいと覚悟をしつつ
でもやっぱりお互いが通じ合っているということが
とても愛おしいことだったんだと感じながら
りゅうくんの日々の優しさに甘えている。


本当のことをここだけで言うのなら
多分まだ好きで、冷たくなってしまった
文字列を見るとどうしても胸が痛くて仕方なくて
どういう態度を取ったらいいのかもわからず、
違う人と知らない話をしてることが辛くて
よくわからない感情の毎日が続いている。

楽しかったなあ
あの楽しかった毎日の記憶があるせいで
こんなにも辛いのかと泣きたくなる。

あの辛かったことがどうでもよくなるくらい
一旦巻き戻しして欲しいと一瞬思う。

でも片方ではりゅうくんとの毎日は
新しい発見や違った世界への扉が
大きく開いている楽しさを感じる。

りゅうくんがこんなにも愛してくれていたのかと
毎日毎日心の底から幸せに感じる。

怖くて辛い日々はなくなった。
切なくてくるしい日々が始まった。
だけど毎日が幸せで充実している。

いつかnoteに書いた
36歳に自分の城を待つという夢を
忘れないでいようと思う。

きっとこの夢は叶う。

今までにもいろんな日記を書いてきたけど
やっぱり願いは全て叶っている。

私ってすごい!

その横で支えてくれるのは
きっとりゅうくんだろうなと感じるし、
またきっと龍さんとの関係性も
その頃には新しくなっているんだろうな。

みんなが変わった。
多分私も変わった。

せっかく変わったんだから
楽しい自分でいればいいじゃないか。

簡単なこと!
自分がご機嫌でいるだけ。
簡単!簡単!

さあ、部屋も整えて、
心も整えて。

今から私も出発だ!

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