「外部の人から言ってください。」その言葉の持つ効果
岡山のキャリアコンサルタントMICHIKOです。
最近の仕事は、高校生に対してのキャリアガイダンスの打合せが多くなっています。
私が講師となる場合もありますが、内容に応じてその分野に強い講師にお願いする事にしています。
その打合せの中で、最近よく聞く言葉があります。
それは、
「是非、外部の人から言ってもらいたい。そうすれば、生徒も聞く耳を持つので。」
「外の人から言われると、実感できると思う。」など、「外部の人」という言葉です。
この「外部の人」という言葉、いつもこの言葉に引っ掛かります。
「専門の人」と言って頂ける場合もありますが、多くの場合は、「外部・外の人」です。
外部・外の人という表現
いろんな意味を含んでいるけど、私が注目しているのは、外部の人、力への期待です。
どうして、外部・外の力が必要なのでしょうか?
このことは、違う立場や違う視点、要するに客観的な視点・第三者の視点を伝えることの大切さにも匹敵するのではないかと思っています。
「第三者からの言葉の方が、信憑性や信頼が高まる。」という効果があります。ウィンザー効果と呼ぶそうです。
食べログの口コミが良い例ですよね。口コミに美味しい、雰囲気がいい、お店の対応がいいって書いてあると行ってみようかな?っておもうでしょ。
それと同じで、いつも身近にいる人、特に生徒にとって先生は、「また、言ってる。」という感じで流されていることも、外部の講師などから言われると「本当にそうなんだ!」と感じることも多いということらしいです。
キャリアを築く上でも、このウィンザー効果を活用してみてはいかがですか?
友達や家族との会話では得られない言葉を、外部の人、第三者に委ねてみるのもたまにはいいかもしれませんね。
きっと新しい発見があるかもしれませんね。
L&Lラボ
キャリアコンサルタントMICHIKO