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就職ではなくあえて、就社を選択。これからのキャリアでは⁉

岡山のキャリアコンサルタントMICHIKOです。

今回のテーマの「就職ではなく就社」を選択するということがこれからの時代のキャリア形成になるのではないでしょうか?

現在のキャリア形成の考え方に、「自分にあった仕事・適性・適職」ということが盛んで叫ばれています。

そのため、自分にあった仕事探しをする方が多くいらっしゃいます。

適性や適職ツールや、自分自身をしるためのツールを用いて、
「自分は、〇〇がむいている」
「自分は、〇〇な傾向がある」
ということを調べることに夢中になっている方がいらっしゃいます。

また、キャリアコンサルタント自身もそういったツールに頼った相談をされる方もいらっしゃいます。

しかし、今まで延べ10,000人以上のクライエントさんをみていてこの分析ツールで出た答え通りに就職・転職したはずなのに、
離職される方を多く見てきました。

どうしてなんでしょうか?
これの原因は、「木をみて森を見ず」ではないかと常々思っています。

「木」とは、個人。
「森」とは、会社などの働く環境。

どんなに素晴らしい「木」でも、存在している場所が違っていたら成長できませんよね。
逆に、全体の中に一体化している「木」であれば、周囲に溶け込んでいく。森の一員としてしっかりと成長できるからです。

この就職ということを意識するあまり、職種や仕事に関する自分軸を重視することばかりに注力していると、変化の激しい時代には、柔軟に対応できないのではないでしょうか?

やはり、就社によって、いろいろな可能性を広げることも必要ではないでしょうか?
また、個人の能力発揮には、周囲の環境が影響します。個人の能力を受け入れられる周囲の協力と周囲の環境・スキルが必要だからです。

そういった意味では、
どの会社を選択していくかは、重要なことです。

振り返って周囲を見渡すと、しっかり社会人としての教育を受けてきた人と受けていない人の差が年々激しくなってきていると思えるからです。

就職にこだわりすぎて、将来の選択肢を狭めるよりは、就社によって可能性をひろげていくこともこれからの時代には、必要なことです。

ただし、安定や知名度に頼るのではなく。

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