この時期に就職先が内定していない学生達の今年の特徴
岡山のキャリアコンサルタントMICHIKOです。
某大学で今年の就職活動に大きな変化があります。
それは、卒業を前にしたこの時期に、まだ就職が決まっていない学生の
焦りが感じられないことです。
例年であれは、秋以降は内定がもらえていないことに対しての焦りからか
多くの学生さんがキャリアセンターに相談にやってきます。
しかし、今年は、誰も来ない日々が続いています。
キャリアセンターでは、卒業後の進路調査もしているため、
就職が決定している学生からは進路調査票が届きます。
しかし、今の時期にも関わらず、まだ提出数が少ないのが現状です。
まだ進路調査票を提出できていない学生に状況確認すると、
「まだ活動中です!」という学生が多くいます。
にも関わらずキャリアセンターにはやってきません。
また、どこかに相談しているとかの何か行動している様子も特に感じられません。
「特に、困っていません!」っていう返事だけ。
なぜ、キャリアセンターに相談に来ないのか?
一つの理由には、SNSなどを活用した就職活動を行っていることが考えられます。
自分が希望している企業に合格した先輩の声を頼りに活動していたり、
ある調査からは、就職アドバイスなどをしているYoutubeを活用しているというデータも出ているそうです。
また、今の時代の学生にとって、キャリアセンターの職員は、見ず知らずの大人です。
そんな見ず知らずの大人に相談って、かなりハードルが高いのかも?
大学の職員の方々は、学生と話しをする場合にはかなりフレンドリーに話しかけているものの、学生の反応を見る限りは、かなり距離を取られているように感じるそうです。
社会人基礎力の一つに、前に踏み出す力として「働きかけ力」があります。
自分で考えた方法が上手く行かないときなどに、周囲の力を借りたり協力や教えを乞うことができる力です。
最近の学生は、何事も自分ひとりで完結してしまうのかも?
職場でよく聞く「最近の新人は、話しかけてこない」という言葉を聞きますが、大学内のキャリアセンターにもその傾向がすでに入ってきているのかもしれません。
進路が決定しないで卒業する学生の未来は、どうなるんだろう?
人に相談すること、大人と話をすること、自分自身と向き合うこと
など、人生の節目にこそ、キャリアの発達ってあるのに!
なんて、今日も勝手に心配しています。
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