科属:シソ科ラベンダー属
原産:地中海沿岸、インド、カナリヤ諸島、北アフリカ、中東など
産地:フランス、スペイン、ハンガリー、アルゼンチンなど
②ラベンダー精油に含まれる成分
主成分はリナロールや酢酸リナリルで、カンファー、1,8-シネオールを含む。皮膚アレルギーの原因になり得るが、比較的安全とされる。
上記の効能は、伝統的にこのような効能があると言われてきたもの なので、科学的に根拠があるか、定かではない。
③リナロールって何?
特有の芳香がある揮発性の油、テルペンの一種。
ラベンダー類の精油に良く含まれており、何かが欠けたラベンダーの香りがする。
④リナロールの抗不安作用
⑤考察
リナロールの匂いには抗不安作用がある。しかし、この実験にはオスの成体マウスしか用いていないので、この研究成果は「リナロールの匂いによる抗不安作用は成体の雄マウスにのみ認められた」と表現される。
オスしか実験に用いないのは、メスを動物実験に使うと、外れ値が出やすく、統計的な有意さを出しにくい みたいなテクニカルな理由だったと記憶している(定かでは無い)。理由を知ってる方がいたらコメント等でお知らせください。
今回は触れていないが、リナロールがGABA系という哺乳類に共通したシステムで抗不安作用をもたらす という結果を考えると、メスにおいても抗不安作用はあると思う。
⑦ラベンダー精油を使用したヤードム商品
ラベンダー精油を用いて、ヤードム(紫🟣)を開発しました。
その他ヤードムに含まれる精油の効能は、以下のマガジンをご覧ください