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アルバム紹介 11 Order In Decline SUM41 「鳴り響く疾風の地獄の旋律」

新年、明けましておめでとう御座います!2020年、オリンピックイヤーがいよいよ始まりました!今年はどんなアーティストが売れて、どんな曲がヒットがくるのでしょうか?

さて、2020年最初のアルバム紹介は、、、

カナダ発、大人気パンクバンドSUM41のOrder In Declineをレビューしようと思います!

なんで今SUM41?  と言うと、私、1月8日にSUM41の来日公演に行ってくるからです!!!さあさあ、早速プロフィール紹介に移りますよー!


SUM41

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出身地   カナダ・オンタリオ州のエイジャックス

バンド名の由来                              夏休みの41日目にメンバーが行ったワープド・ツアーで感銘を受け、この日から活動を開始したこと

ジャンル    ポップ・パンク
       オルタナティヴ・ロック
       パンク・ロック
       スケート・パンク
       オルタナティヴ・メタル
       メロディック・ハードコア

メンバー   デリック・ウィブリー
      デイヴ・バクシュ
      ジェイソン・マクキャスリン
      トム・タッカー
      フランク・ズーモ

元メンバー スティーヴ・ジョクス等


代表曲   

In Too Deep           

Fatlip

Still Waiting



ヴォーカル デリックの苦難

SUM41のヴォーカル、デリックですが、実はアヴリルラヴィーンと結婚していました。が、この年にSUM 41の特徴でもあるメタル・サウンドを得意とするギターを務めていたデイヴ・バクシュが脱退を発表。彼らからメタル要素が抜けてしまいます。

不安に拍車をかけるように、2009年にデリックはアヴリルと離婚。そしてバンド活動もうまくいかなくなり、デリックはアルコールに溺れ始めます。そしてSUM 41の名物キャラであったドラマーのスティーヴ・ジョクスが脱退を発表。アルバムも2011年以降発表がなく、バンドはほとんど壊滅状態になってしまいます。

そして2014年ついにアルコールの過剰摂取によりデリックは意識を失い、病院に運ばれる事態に陥ります。意識不明の状態は1週間も続き、「あと一杯酒を飲むと死んでしまう」と医者から言われ、重体で一か月間入院するほどの事態となっていたデリック。

たくさんの仲間からのサポートを受け、デリックの命を助け、手厚いサポートを続けていたアリアナ・クーパーとついに結婚します。ここからバンド活動もペースを取り戻します。

そしてAlternative Press Music Awardsでの最新のライブには、2006年に脱退したデイヴ・バクシュが参加!デリックとデイヴがともにステージに上がっているファン待望の光景にオーディエンスの感性が響きます!

その後、僕の大好きなアルバム、13Voicesと今作のOrder In Declineをリリースし、順調に疾走感を取り戻します!


Order In Decline

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SUM41の3年ぶりの7枚目のフルアルバム。

Turning Away

前作あたりから激しさプラスで世界観も出せるようになったイメージのSUM。それがこのTurning Awayにもしっかり現れてますね。静と動の2つの顔を持ったミドルテンポナンバー。


Out For Blood

もうヘビロテしまくってます、めちゃくちゃかっこいいシングルカットされたナンバー。なんて言うのかな、特にこの楽器がすごいって言うわけでもないのにイントロからドラム、へヴィーなギターとベースが絡みつきます!


The New Sensation

ダークな世界観を持ちつつも、Hey、Hey!とシンガロングを入れてくるコーラス、どこかリズミカルなロックサウンドを持った、序盤のポジショニングがなされている3曲目。


A Death In The Family

低音リフから入るものの、ボーカルパートのスタートとともに疾走感を纏うナンバー。MV化もされている、SUM41節があふれた曲。


Heads Will Roll

古臭さを纏ったサウンドが特徴的。鼓膜にどっしりくる感じ。


45 (A Matter Of Time)

とにかく最初のギターサウンド、めちゃくちゃかっこいいです。跳ねるようなリズムで展開されていきます。最新のMVでは某大統領をオマージュしたやつをテーマに、リリックもラップ調で楽しいナンバー。


Never There

しっとりとしたバラードナンバー。ゴリゴリのパンクバンドが展開するバラードはこんな感じ!SUMはピアノサウンドも使いこなす!


Eat You Alive

Never Thereと繋がるサウンドで展開されるへヴィーなナンバー。デリックの声のエフェクトがいい感じ!


The People Vs…

西海岸パンクといえばこの疾走感でしょ!と言わんばかりのスピードで突き進みます。メロディー展開がビートルズの She Loves You に似てると思うのは僕だけでしょうか笑。けれど本当にかっこいい!


Catching Fire

今作のラストを飾るナンバー。Green DayのWhatsernameっぽいサウンドですかね。少しSUMにはない感じがして新鮮です!


余談

今年の初めにSUM41が来日したのは有名な話!そして私、東京公演に参加してきました!、、、

する予定でしたが、ライブ前日にインフルエンザと風邪を喰らい、41℃の熱でライブ参加を断念しました泣


本当に本当に悔しいので、Still Waitingでテンション上げて気持ち切り替えていきます!では、また次の記事を楽しみにしてください!

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