永い夢 / Unblock

ここ最近よく聴いてる曲。自分にとって何もない平坦平凡な生活を善と見るか悪と見るかは人によって分かれる所で、自分は大抵の場合悪と見てしまう人間やから、この曲の歌詞が自分の感情を表しているようで聴くたびに不思議な感覚になる。

個人的にはこの曲は満足度が高い人生を送ってる人には刺さらないと思う。この曲が刺さるのは、多分、今の人生が右肩上がりか右肩下がりかは関係なく毎日が横向きに過ぎていく人か、たったの5度か10度ぐらい斜め上か斜め下に上下しながら毎日生活を送ってる人だと思うしそういう人に聴いてほしい。

誰もが憧れたり絶望したりするようなドラマチックな出来事はこの曲の歌詞では一切描かれてないけど、それが自分はすごい好きで、全曲聴けているわけではないけどUnblockというバンド自体がそんな風な雰囲気を帯びているような気がしてる。

最近辛くなった時はもっぱらこの曲に救われてるから早くまたライブで聴きたいなーって思ってる。