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【Vol.5】アイビスペイントではじめる謎制作ライフ「キャンバスサイズはどう決める?」

今日は実質コラムみたいなもんです。嵐の前の静けさ
ゴールとかは特に決めず軽くやってくよ~


キャンバスサイズ、意識したことある?

Vol.1で、キャンバスを作るときは「1:1」か「3:4」か「9:16」を使えば良いと書きました。
キャンバスサイズ、意識したことありますか?

これまでのゴール作品は3:4か9:16で作っていました

これ、実はX(旧Twitter)に画像投稿するのに適切なサイズなんです。
今回は、おそらく一度はするであろう「SNS(X)上に謎を投稿する」という部分に焦点をおいて説明していきます。

ということで、Xに画像投稿するときの仕組みを知って偉くなりましょう。
Conscious Expansion

Xで画像投稿するときの仕組み

Xでは、画像を投稿するときに、自動で「サムネイル」をある縦横比率にして、そこに入らない部分を隠してしまいます。

Xのタイムラインでの表示
ポストをタップした後(詳細表示)の表示

たまにこれを利用した謎を見かけますが、意図せずタイムラインの表示が見切れてしまったら困りますね。そうならないように、適切なキャンパスサイズを選ぶ必要があるわけです。

そのキャンバスサイズについては、Xで分かりやすくまとめている方がいるので、その方の投稿をそのまま拝借します。

まとめると、

  • 画像1枚のとき 16:9 or 3:4 or 1:1

  • 画像2枚のとき 8:9 を2枚

  • 画像3枚のとき 8:9 を1枚、16:9 を2枚

  • 画像4枚のとき 16:9 を4枚

です。比率が合っていればpxを気にする必要はないです!
ただpxが低すぎるとぼやけて見えるので、少なくとも長いほうが1000px以上あった方が良さそうです。
(4000px程度以上のサイズだと画像のデータ量が多くなって読み込みが遅くなることがあります!ご注意ください)

サムネイルの画像より細長いと切れることを逆に利用することもできます。画像一枚の場合、横長では16:9、縦長では3:4を超えて細長いとその部分が途切れる(上記「サムネのテスト」写真を参照)ので、ここに隠したい内容を入れたりできます。画像をタップする前と後で情報量を変えられるのがメリットです。

カスタムサイズでのキャンバス作成は、キャンバスサイズを決める画面の「写真読み込み」の下からできます。(横幅) × (縦幅) とあるので、pxを指定して「OK」を押すとそのサイズで作れます。「B5」の下では縦横の「印刷時の長さ」からキャンバスを作れるので、印刷するときの参考にどうぞ。

最近変わった新しい仕組み

最近の仕様変更で、ブラウザ版Xの「メディア」欄がインスタグラムの投稿欄と似た表示になりました。

正方形のグリッド表示です。

ここでは画像のサイズにかかわらず正方形で表示されます。

TL上で注目してもらえるようにするには?

前になぞのデザイナーさんが画像サイズについて言及されていましたが、「目に留まりやすくする」という目的を重視すれば、最も画像が大きく表示される「3:4の縦長画像」が良いとされてきました。

ですが、上記したメディア欄の仕様変更が行われる前の話だったので、
「TLに流れたときに大きく表示される」
「メディア欄を見たときに謎がきちんと見える」
ことを考えて下のようなレイアウトを提案します。

この画像をダウンロードしてアイビスに取り込むのもアリです

例えば、

① 1536×1536pxで正方形キャンバスを作り、謎だけを作る
② 謎を画像として保存する
③ 1536×2048pxで長方形キャンバスを作る
④ ②を③に取り込み、正方形の外側を飾ったりして完成!

みたいな作り方なんてどうでしょうか。

その他いろいろなキャンバスサイズ

アイビスペイントを触っていると、Xのヘッダーやアイコンなども自分で描きたくなってくると思います。ここでは、思いつく限り役立ちそうなキャンバスサイズを使用例と共にピックアップしておきます。

  • 1:1(1280×1280など、正方形)
    多くのSNSのアイコン、インスタの投稿サムネイル

  • 9:16(720×1280など、縦長)
    インスタのストーリーなど、一般的な縦長の写真・動画、一部携帯の画面サイズ

  • 4:3(1600×1200など、横長)
    YouTubeのサムネイル、一部タブレットの画面サイズ

  • 3:1(1500×500など、横長)
    Xのヘッダー

  • 1.91:1(1280×670など、横長)
    noteのサムネイル
    (マガジンではヘッダーとして1280×中央の216が使用される)

  • suzuriのアイテム別入稿画像サイズ→こちらのページを参照


今回の記事は特にアイビスの機能については触れませんでしたが、謎をXで出そうと思っていた人にとっては有益だったのではないでしょうか?たまにはこんな記事もコラムで書いたりしようと思います。
(割とアイビスの機能が多すぎるので説明順を考えるのが難しいです…… 理解しきれていない機能も多々あるので、私もまだまだ勉強がいりますね)

次回予告

粗方の機能がわかってきたあなたは、とうとう先に続く千里の道を見渡すことになるのです。
たくさんの機能を備えた最大にして最強の装備「フィルター」を突破できるのか?

次回「フィルターを学ぶ千里の道 パート1」


リクエスト募集

「こんなことを教えてほしい」「ここがわからない」など、知りたいことを書いていただけると(本当に)今後の記事の参考になります!

リクエストはgoogle formから→https://forms.gle/QdTbCywH9Uy9Y18V6

まだあまり集まっていないので、どんどんお待ちしております!

また、X(旧Twitter)のDMにて記事に関する質問を送ってもらうと答えられる範囲で答えます。わからない内容がありましたらこちらまで