ただ、待っていたはずだった【#シャニマス我儘なnote連作】
キミにたどり着いたから
このルートはきっとアンサー
未来でただ
待っていたはずだったんだけどな
【この記事は月岡恋鐘コミュの多くのネタバレ、感想や考察、自己解釈が含まれています。】
はじめに
Lです。
こちらの記事はDiscordサーバー「SHINY CORD」内で企画していただいた「我儘なまま」へ向けてのソロ曲noteの連作の一つとなります。(俺は恋鐘以外に灯織を担当させていただいております。よければ。)
企画してくださったベンプさんの記事と、企画の記事まとめも載せておきます。皆さんとても素敵な記事を書かれていますのでぜひ。
もうすでに灯織を書いている私ですが、恋鐘となるとまた話が違ってきます。もちろんシャニマスはアイドル全員に魅力があり、そんなアイドル全員が大好きなのですが、担当としてきたのは「風野灯織」と「SHHis」。
基本コミュは全員読んでいますが、やはり恋鐘と灯織ではそもそもの「理解度」が根本的に違うんじゃないかと思っています。
とりあえず恋鐘のWING〜STEP、全部見てきました。2周目。
所持しているカードの恋鐘コミュもすべて読み、「アポイント・シグナル」もたくさん聞いて。
それでもまだ、私は恋鐘を完璧に理解できていません。
そこで気が付きました。
私はおそらく一生彼女のことを理解できないんだと。
でも、もしそうだったとしても、そんな恋鐘を理解するために、ずっとプロデュースを続けていきたい。
今回の記事は
①『長崎生まれの無敵ガール』、連れてって
②『アポイント・シグナル』の恋焦がれ
③キミの笑顔とアポイント!
〜『アポイント・シグナル』ここ好きポイント〜
の三本立てです。
『長崎生まれの無敵ガール』、連れてって
彼女のはじめの印象はやはり『長崎っ子』。
聞き手が左手で19歳、B型。アンティーカ。
他のアイドルとそう変わりない情報しか、私は恋鐘を知りませんでした。
目がまんまるで笑顔いっぱいで。
かわいくて、人を惹き付ける魅力がある。
恋鐘のコミュを読むと大抵はにこにこしてしまう。
幸せな気持ちになる事が多いし、彼女の笑顔につられるようにして笑ってしまう。
そんなとき、ある一つの恋鐘のコミュに出会いました。
それがこちら、【あなたと、月の満ちる頃】。
月岡恋鐘は強いな、と思いました。
強くて優しくて、まっすぐで。
わかっていたはずなのに、また想ってしまいました。
このなんともいえない感情をうまく言葉に出来ないのが本当にもどかしいし、なんとかして表現したい!と思うのですがなかなか難しくて……これって恋?
彼女が太陽ではなく月であるのは間違いなく照らしてくれる存在(あたたかい、恋鐘にとって大切な存在)がいるからこそなんだろうし、そんな月をみて『綺麗』と言ってくれる存在がいるからなんだと思います。
アポイント・シグナルでは『待っていて!』とあるのに、気づけば彼女に連れて行ってもらっている自分がいる。
いつの間にかずっと前で輝いていて、ずっと笑顔で、時に転びそうになって。それでも彼女は本当に、人を惹き付ける天性のアイドルなんだと思います。
『アポイント・シグナル』の恋焦がれ
『アポイント・シグナル』には『恋』に関する言葉が出てきます。
それはもちろん「恋」鐘の「恋」なのでしょう。
ただ、恋というとやはり恋愛感情の恋が思い浮かびます。
恋鐘の「恋」が一体何なのか、少し考えてみました。
彼女は色々な方面への「恋」を持っています。
ではそもそも恋とは?
①の方。なんということだ……
私はてっきり②の方の意味が「恋」の本質だと思い込んでいました。
1 プロデューサーやアンティーカへの「恋」
2 長崎やそこにいる両親、友達、親戚、知り合いなど、応援してくれる様々な仲間たちへの「恋」
3 ファンのみんなへ向けた「恋」
恋鐘にとって、恋というのは心の奥底にずっと持っているもので、そこに特別な感情はないんじゃないかと考えました。
この歌詞は、「思い慕うことに間違いなんてなくて、キミに届けば正解」なんだということを歌っているように思います。
キミの笑顔とアポイント!
〜『アポイント・シグナル』ここ好きポイント〜
この曲の破壊力エグいです。
明るい曲調なのにサビで盛り上がりすぎるわけでもなく、ぎゅっと魅力が凝縮されてるんですよね……やべぇ
ここからは歌詞に沿ってここ好きポイントをまとめていこうと思います。
※丸数字は好きなポイント
①アイドルらしい明るい曲調でスタート。
『その理由は単純 行かなくちゃ』という恋鐘らしい突っ走り方が本当にいい……曲の出だしにぴったりすぎる。
②『通せんぼストリート』とかいうゴロ良すぎなパワーワード(天才)
③『運命』……アンティーカ……
恋鐘は『アンティーカ』でいることで何もかもを諦めずにいられるし、そのままの恋鐘でいることができるんじゃないかとも思います。偉大。
④少し落ち着いたサビ。走って走ってステージにたどり着いて、ようやく彼女は歌い始めます。
※Wonderful distance→素晴らしい道のり
Wonderful freestyle→素晴らしい自由
⑤ここでタイトル回収。
『アポイント・シグナル』とは『会う約束』。
もしかしたらここの一節は恋鐘が長崎から上京する際の心境を表しているのかもしれません。
まだ見ぬ『アイドル』への一歩を踏み出す恋鐘の『!』がつくほどの感情を、今こうしてアイドルとして歌っている……エモすぎか
⑥『都会』への思い。すべてポジティブに変えて、すべて受け止めて、すべてを持ったまま走り抜ける恋鐘の心の強さが感じられます。
⑦前のめりアクティブ……ゴロ良すぎか(天才)(2回目)
⑧ここに出てくる『恋していくだけ』はやっぱり『思い慕う気持ちを持つだけ』という意味が正しいんじゃないかと思います。エモ
⑨『最短距離じゃなくてもいい 目的地まで ざわめく想いのまま!』
ここの歌詞めちゃくちゃ刺さりました。
はじめの頃はオーディションだってたくさん落ちてきたし、正直な想いを話すことは少なからずアイドルになるための最短距離ではなかったのだと思います。
ただ、恋鐘がずっと恋鐘でいることで、ざわめくような『わくわく』を捨てることのないまま今に至ったのではないでしょうか。
⑩『心まっすぐに射止めてみたら
キミはどんな表情してくれるかなクエスチョン』
『キミ』というのはこれまで恋鐘を『アイドル』として応援してくれた人たちでしょうか。
⑪『片思いの毎日』は恋鐘がずっと『アイドル』に恋い焦がれていた日々。エモ
※I'll be more charming→もっと魅力的になる
I'll be more smiling→もっと笑顔になる
⑫『自信は特技』というあたり、恋鐘が心の底から自信を持って生きているんじゃなくて、一抹の不安とかちょっとした心配とかを抱えながら、それでもなお『自信を持ち続ける』自信があるということなんじゃないでしょうか。
⑬『一番のデートスポット』というのは個人的には『ステージ』と考えていますが、これについては個々いろんな考えがあると思っています。
自分なりの道の先で、恋鐘のことを待っていた……はずなのに、いつの間にかずっと前で輝いていた、というのは前述です。
おわりに
いやぁ………
最強すぎんだろ恋鐘さんよぉ………
とんでもねぇなアポイント・シグナル。
今回はあなたと、月の満ちる頃周辺から「アポイント・シグナル」を中心にお話させていただきました。
灯織書いたときにも思ったけど結局俺は何を言おうとしてたんだろう。
灯織のときと同様、おまけ程度にはなりますが「我儘なまま」のグッズで出ていた、ソロイメージのロゴも少し見ていきます。
月や「心をまっすぐに射止める」様子、鐘、波等々……恋鐘の要素がぎゅっと詰まったいいロゴ。
どうにかしてこれが長崎の形に見えないか探ってみたんですけど、どうあがいても長崎には見えなかった……別の形を表しているんでしょうか。
なにかお気づきになられたら教えていただけると……
長い間オタクの戯言にお付き合いありがとうございました。
「我儘」ではありますが、どうか月岡恋鐘「アポイント・シグナル」、および風野灯織「スローモーション」をよろしくお願い致します。
灯織の記事↓