世界4位の巨大な「ブルーモスク」の行き方や感想レビュー!【マレーシア観光】
マレーシアにはモスクという、イスラム教徒のための礼拝堂が数多くあります。
日本ではなかなか見かけないものなので、この間の休日にマレーシアの中でも有名なブルーモスクに行ってみました。今回はそちらのレビューをしていきたいと思います。
ピンクモスクのレビューはこちら!
普段はウェブサイトのほうで他にも観光情報や留学情報をまとめていますので、こちらも見てみてください👇
ブルーモスクの概要
スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク とも言うそうです。
マレーシアのスランゴール州のシャーアラムという場所にあります。
名前からも分かるように、青いタイルと装飾が特徴で、これがブルーモスクという名前の由来にもなっています。
1988年に建設された収容人数が最大で24,000人にもなる巨大なモスクで、マレーシアの中では最大らしいです。世界でも4番目に大きいモスクだとか。
アクセス
Grabというタクシーのような配車サービス(アプリをダウンロードする)かバスを利用して向かうことができます。
Grabの場合は「ブルーモスクまで!」と指定すれば到着するので、今回はバスでのアクセスをご紹介します。
まず、パサセニ(Pasar Seni)駅に向かいましょう。クアラルンプール市内の駅で、LRT路線かMRT路線で行くことができます。
例えばKL Central駅からだとMRTで一駅です。
パサセニ駅についたら、電車の改札を出てバス乗り場に向かいましょう。
バスターミナルは大きいので、すぐ場所は分かると思います。
Bホームから出ているシャーアラム(Ahah Alam)行きのバスに乗りましょう。バスには番号が振られていて、750番のバスになります。
乗車したら、シャーアラム シティバスターミナルで降りましょう。価格は3RMくらいだったと思います。まあまあ距離があるので、30分~1時間程度で到着しました。バス自体は1時間とかに一本くらい出ていたと思います。
バスターミナルを降りると、もう目でブルーモスクが見えるのでそちらの方向に歩いていきましょう。
写真を撮るのを忘れてしまったのですが、道沿いに歩いていくとモスクを囲む柵に突き当ります。その後、柵に沿って反時計回りにぐるっと歩きましょう。モスク全体の敷地を半周くらいすると、正面に入口があります👇
15分くらい歩くので、割とバス停からは遠いです。
ちなみに、この写真の場所に到着する少し手前に、親日の家みたいなものがあります。よく分かりませんが、なんか日本語でおじさんに話しかけられて小屋のような建物の中に招かれます。
なんだろうと思って入ってみると、おじさんがイスラムの教えについて英語で教えてくれました。結構丁寧に宗教のことについて教えてもらったので面白かったです。
見学時間や注意点
モスクはムスリムの礼拝施設でもあるので、見学時間が決まっています。
見学時間外には入れないので事前に確認しておきましょう。私は見学時間を調べないで行きましたが、たまたま入れました。
見学時間は他の方のサイトからの引用になりますが、以下の通りらしいです。
また、宗教施設なので露出の多い恰好は避けましょう。特にイスラム教は女性の肌の露出に厳しいですが、男性も半ズボンなどはやめたほうがいいと思います。
まあ、最悪忘れても無料で肌を覆うローブを貸してもらえるので大丈夫です。女性はどちらにしろ顔を隠さなくてはいけないので、ローブを借りることになります。
観光の流れ
👆の写真の入り口についたら、フロントの用紙に名前を記入します。人がいるので指示に従えば大丈夫です。国も書くところがあるのですが、この日は日本人ばかりでした。
椅子に座って待機することになりますが、ある程度人数が揃うと、モスクの案内係の人がツアーを開始してくれます。個人で勝手に回るのではなく、係の人の誘導に従ってモスクを一周する感じになります。
係の人は日本語も多少できますが、基本的には英語での説明になります。所要時間は60分くらいが相場らしいですが、私の時は他の観光客が係のおじさんに質問しまくっていたため時間がめっちゃ伸びました。
ちなみに、ぐるっとモスクを一周してツアーが終了した後には水が貰えます。無料で案内してもらえるだけでもありがたいのに、なんて太っ腹なんでしょう。
行ってみた感想
まず、モスクの係の人のイスラムの文化を伝えたいんだという気持ちが伝わってきて凄かったです。初めは建物を見るだけでいいやと思っていましたが、正しく宗教を理解してほしいんだ!という係の人の熱のこもった歴史や建物の説明についつい聞き入ってしまいました。
建物自体の迫力も凄くて、巨大な礼拝所の内部から外まで、全部が青!という感じでした(語彙力)。たまに街で見かけるモスクとは規模が違って驚きました。
ちなみに、コロナウイルスの流行が始まってからモスクにもソーシャルディスタンス的な概念が取り入れられたらしく、アルコール消毒の設置や礼拝者同士の間隔などが決められていました。
終わりに
こんな感じでレビューを終わります。なかなか日本にはない異文化を知るいい機会になりました。
ちなみに、パサセニ駅のバスの待ち時間が暇だったので、スリ マハ マリアマン寺院という駅から歩いて5分くらいの所にあるお寺も見てみました。
0.5RMの見学料がかかりましたが、面白かったです。チャイナタウンも近く見どころがたっぷりなので、こちらもぜひ!